カル・ニューポートさんの『デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する』を読みました。
この本に書かれていることをざっくり言ってしまいますと、
- 不要なデジタルデバイス・アプリは削除せよ!
- 自分にとって超必要なものだけを使え!
- 定期的にスマホを置いて外にでよ!
という感じです。
で、個人的にこの本を読んでいて面白いなと思ったところがありまして、それが孤独について書かれていた箇所です。デジタルデバイスの普及で常にスマホを見ていたり、音楽を聴いていたりするから、孤独な時間がなくなっていると著者は言います。ここでいう孤独とは、自分の内面と対話することです。
デジタルデバイスがない時代は、孤独が好きだとか好きじゃないとかにかかわらず、生活の中に孤独の時間がありました。その時に自分と対話する時間があったのですね。しかし今ではありません。わずかな時間があれば、友達と連絡をしあい、画像をアップしあい、いいねを押し合わなければなりません。
1995年以降のデジタルネイティブたちは、不安障害を訴える人が多いそうです。自分とは?と向き合う時間を持てず、他者とつながりつづけ合うことを強制されたことの弊害なのかもしれません。
だから著者は「孤独の時間をつくれ!」と言います。孤独があるからこそ、つながりの大切さにも気がつけるのですね。
読書メモとして簡単に動画にしています↓↓↓
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