Apple純正のMagic KeyboardからHHKB Pro2(墨 US配列)へ替えたときは、「これが高級キーボードか!」となにやら誇らしげに使っていました。タイピングする時の音は心地が良いし、「作業やってる感」もいつもより出ている感じがします。
ところが、約半年使ったあとの結論は違います。期待していた疲労軽減は、ほとんど感じていません。
結論から言うと、2万円近く払って買い替える必要がなかったと思います。以下ではそのことについてもう少し具体的に書いていきます。
Apple純正キーボードからHHKB Pro2へ替えた理由
HHKBを購入する前は、Magic Keyboardを使っていました。Apple純正キーボードでも十分に使えていましたが、たくさんタイピングするなら、HHKBへ替えることで手の疲れが減るのではないかと期待しました。ネット上のレビューがやたら高いですし。
ただ、購入直後から「Apple純正からわざわざ替えるほど、大きなメリットはあるのか」と迷いもありました。打鍵感も音もとてもいい。でもそんなに手の疲れが楽になってる感じはありませんでした。
Bluetoothではなく有線Pro2を選んだ
購入当時はBluetooth対応モデルもありましたが、私が選んだのは有線のPro2です。当時は、Bluetoothモデルは3万円近く、Pro2は2万円以内だったので、初めてのHHKBということもあり安い方を選びました。
Bluetoothモデルの単三電池や、起動時に電源ボタンを押す操作にも少し抵抗がありました。また、外へ持ち出すなら、HHKBより軽いApple純正キーボードの方が便利だとも考えていました。
そこで、自宅で使う前提で有線のPro2を選びました。
購入直後に感じたHHKB Pro2のよさ
墨モデルの外観は気に入ったが、刻印は見づらかった

購入した墨モデルは、黒いキーに黒い文字が刻印されています。Mac mini 2018と並べた外観がよく、かなり気に入っていました。
一方、暗い場所では刻印が見えません。JIS配列からUS配列へ替えた直後だったこともあり、キーを確認できずに何度も入力を間違えました。かっこよさと使いやすさは両立しませんね。
音と深いストロークが自分には合った
購入直後に強く気に入ったのが、キーを打ったときの音です。
タイピングしてるうぅーって感じ。
Magic Keyboardとは違う音と深いストロークが、私には心地よく感じられました。軽いタッチでも反応しますが、キーをしっかり押す感覚を楽しめます。
私が小学生のころに触っていた学校のキーボードは、深いストロークのものでした。その後、ノートパソコンやAppleの薄いキーボードを使い始めたときには、浅さに違和感がありました。HHKBの打鍵感は、私にとって懐かしく、なじみやすいものだったのです。
ただし、音は周囲の人にとってはうるさいかもしれません。半年後に子どもへ感想を聞いたときも、「そんなに好きじゃない」と言われました。本人が好きな音と、周りが心地よいと感じる音は同じではありません。
→HHKBとMagic Keyboardの音はどちらがいい音なのか?子ども2人に聞いてみた
パームレストは必須だと感じた
HHKB Pro2には厚みがあります。手首を持ち上げたまま長時間入力すると疲れそうだったため、私はパームレストが必要だと感じました。
本体だけでもMagic Keyboardよりずっしり感じられ、パームレストまで含めると持ち運びには向きません。自宅用として有線Pro2を選んだ判断とは合っていましたが、身軽に外へ持ち出せるキーボードではありませんでした。
半年使って分かったこと
音の好みは変わらなかった
約半年使っても、HHKBの音は好きでした。薄いキーボードでは出ない、カチャカチャした感覚は、使い続けてもよいと思えた部分です。
刻印の見えづらさは半年後も残った
購入直後は、US配列に慣れてキーを覚えれば、刻印の見えづらさは気にならなくなると思っていました。
しかし、半年後も数字を入力するときに間違えていました。照明をつけなくても過ごせる朝や夕方の明るさでは、墨の刻印を確認できません。(電気をつけろって話ですが)
墨モデルめっちゃかっこいいのですが、打ち間違いはどうしても増えちゃうと思います。
有線接続は少し煩わしかった
Magic KeyboardはBluetooth接続でした。そこから有線のPro2へ替えると、ケーブルが気になり、USBポートを1つ使うことも小さな不満になりました。
購入時には価格や電池を考えて有線を選びましたが、半年使うと、有線を選んだことによる不便もはっきりしてきました。
疲労軽減への評価は変わった
購入直後は、1日の終わりにMagic Keyboardを使っていたときより、手が若干楽だと感じました。たぶん高級キーボードを使っているからというメンタル的な要因が大きいと思います。でも、たくさん文字を入力する人にとっては、その小さな差にも価値があるかもしれないと考えていました。
ところが、約半年使ったあとの感想は「本当に楽になったのだろうか」というものでした。たくさん入力した日にはなにか違うような気がする…?のかもしれませんっていう程度です。
購入直後には若干楽だと感じていましたが、半年使った時点では「疲労感に1%の差もない」という評価に変わっていました。
半年使った時点での結論
半年使った結論は、「2万円近く払って買い換える必要はなかった」というものでした。購入の最大の目的だった疲労軽減で、期待していたほどの差を感じなかったためです。
それでも、Apple純正へすぐ戻すつもりはありませんでした。せっかく購入したHHKBですから、ある程度は使い続けるぞ!という気持ちです。
その後、Magic Keyboard USと比べたことで、HHKBのよさを改めて感じています。さらに2019年12月には、MacとiPadの両方で使うためにHHKB Professional HYBRID Type-Sを購入しました。


コメント