『AI以後 変貌するテクノロジーの危機と希望』を読んで

『AI以後 変貌するテクノロジーの危機と希望』を読んで 本の感想
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丸山俊一(まるやましゅんいち)さんの『AI以後 変貌するテクノロジーの危機と希望』を読みました。

 

個人的に気になったのが、マックス・テグマークさんの考えです。簡単にまとめると、

  • AIやロボットが人の仕事を奪うんだから、AIやロボットが生み出すお金は分配しようぜ!
  • で、仕事がなくても目的が持てるような社会を築いていこうぜ!

とのことが書かれていました。

 

私たちには「目的」が必要です。なぜかというと、生きる意味をなくしてしまうと「ワイ、生きる意味あるんけ?」みたいな状態になってしまうからです。

社会人になると、多くの人は仕事に目的を見出します。仕事以外でいうと子育てでしょうか。でも子育ても20年間くらいしかできませんから、人生100年時代において、『仕事をする』というのは重要になってきそうなんですね。

 

ですが、AIやロボットが仕事を奪ってくるわけです。仮に、AIやロボットが代わりに仕事をやってくれ、収入面に心配がいらなくなった時代が来たとして、私たちは何を目的に生きればいいのでしょうか?

 

マックス・テグマークさんは子どもを例に取ります。ほとんどの子どもは仕事をしていませんが、目的に満ちた生活を送っている、と。

 

「確かになー」と私は思いました。あの頃はいつもやりたいこと、楽しいことがありました。でもいつからか、子どもの頃の気持ちを忘れ、『生きがい』みたいなものを求めるようになってしまいました。

 

AIやロボットが進化する今、必要なのは子どもの頃の感性なのかもしれませんね。仕事に生きがいなどを求めるのは、古いパラダイムなのでしょう。

 

読書メモとして簡単に動画にしています↓↓↓

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