本日も「Gallagher Note」をお読みいただきありがとうございます。
こんにちは、福山です。
2016年11月28日の橋下×羽鳥は「道徳論」をテーマにして議論がされていました。その中で、音楽アーティストの転売の問題についての議論があり、橋下さんの考えが世の中的とは違うけど、「なるほどー」と思わされたので、備忘録的に記事に残します。
転売は資本主義の基本
チケットの転売をやめてくれ!と言うのが今の音楽業界の流れであります。
過去記事を参考にしてくださ→サザン、ミスチル、嵐も 賛同のチケット高額転売取引の 防止表明を読んで
転売する人がファンクラブに入り、チケットの買占めを行なって、オークションサイトなどで定価の数倍の値段で売ることが問題になっています。
この問題に対して今回の番組での論題が「娘が、ファンのバンドの解散ライブの転売チケットを買って!」とお父さんが娘に頼まれたらどうする?と言うことでした。
これに対し、橋下さんは買うといっていました。
と言うのも、そもそも転売行為自体が社会的に批判されること自体がおかしいと。ものを転売するというのは、資本主義の大原則で、チケットが発行された時点でそれに価値があれば高く売られ、価値がなければ低く売られるのは当然だと橋下さんはいいます。
「物価を一定に維持するのは社会主義のやること、だから私は今これが問題になっていることがさっぱりわからない。」
橋下さんらしいですね〜。でもこの考えを聞いて私はスッキリしました。だって世の中のほとんどのものが転売ですもん。株、不動産、中古製品などなど、安く買って高く売るが商売の基本ですもんね。
転売をされたくなければ、それ相応のやり方があるだろってのが橋下さんの意見です。
ここで石原良純さんが「ダフ屋行為は禁止されてるでしょ?なんで?」
という、すっごく気になる意見を言ってくれました。
橋下さん「ダフ屋の転売行為を禁止してるのではなくて、公共の場で転売目的でウロウロしたりする迷惑行為を禁止しているのです。」
*一部の条例などでは一定の場所における転売目的でのチケット購入自体も近侍されています
あと、厚切りジェイソンさんが超面白いことを言ってました。
「起業家精神を育てるなら、チケットを10枚買って9枚転売すれば無料で行けるよ!」
と。
いや〜この考え方はなかったですわ笑。これからの時代にぴったりのような考え方もしますね。転売はいやらしい行為だからダメ!と思考停止して考えるよりは、厚切りジェイソンさんのような他の視点から物事を見てみると、転売問題もある意味面白いです。
ちなみに、この転売チケットの議論に関して街中で300人にインタビューをしてみると、買うが34人、買わないが266人です。まぁそりゃそうだよね。
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