iPadを購入したら、iPad Proがほしくなる。11インチを使えば、12.9インチを試してみたくなる。
そんなアップルマジック商法にまんまとはめられております。お金を使わせていただいております。
で、2020年iPad Pro 11インチから2020年iPad Pro 12.9インチに変えてみて5ヶ月ほど使ってみました。。「騙されてるのかな…?」と疑心暗鬼のまま買い替えてみました。
結果…大正解でした。最高です。12.9インチめちゃくちゃいいです。雑誌読み放題サービスに加入している人には超おすすめです。
以下では具体的に、iPad Pro 11インチから12.9インチに買い替えてみての感想を書いていきます。
ちなみに12.9インチにしたのはM1 iPad Proが発売されるよりも前です。なぜ新型のiPad Pro(M1 iPad Pro)を待たなかったのかと言いますと、「iPadで画像編集やら動画編集しないので、そこまでの性能は求めてない!」からです。
iPad Pro 11インチをやめて12.9インチにした理由
まず、11インチから12.9インチにした理由について書いていきます。
サイズ変更の大きな理由の1つが、iPad Air 第4世代が発売されたからです。正直ビビりました。だって、iPad Air 第4世代って、
- まさかのA14という最新チップが搭載
- まさかのディスプレイサイズが10.9インチ
- Touch IDが横につく
と、超絶グレートアップしたのですよね。
まだiPhoneにも搭載されていないA14チップがついて、ディスプレイサイズもデカくなって、Face IDじゃなくてTouch IDが進化して…これ、iPad Pro11インチのメリットってなんなの?というくらいの衝撃をiPad Pro 11インチユーザーに与えました。
iPad Pro 11インチに残されたメリットと言えば、
- プロモーションテクノロジーでアップルペンシルの描き心地がいい
- スピーカーがステレオなので音質がいい
くらいなんですよ。
Face IDなんかどうでもいいし、サイズが0.1インチでかいといっても誤差範囲です。iPad Air 第4世代の登場により、iPad Pro 11インチの立場がかなーりやばくなりました。
2021年8月現在ですと、iPad Pro 11インチはM1チップという強力なチップが搭載されたのでProとして立場を戻しましたが、iPad Air 第4世代が発表された当時は、2020年 iPad Pro 11インチさんの存在意義はかき消されそうな勢いでした。
そのため、「このまま2021年iPad Proが発売されると、2020年iPad Pro 11インチの価格が暴落するかも」と考え、買い替えに至ったのでした。
そもそも2020年iPad Proは2018年iPad Proからちょびっとしか進化していません。ということは、次のiPad Proの進化が予想されます。
となると、2020年iPad Pro 11インチちゃんはiPad Air第4世代と2021年iPad Proに挟まれて、「2021年iPad Proすげー!でも予算的にはiPad Air 第4世代やな。え?2020年iPad Proもある?いや、A14チップのAirでええやん。わざわざ旧世代のA12Zに金出さないわ。」と判断されそうなのです。(実際2021年iPad Proには、Macに使われ世界に衝撃を与えたM1チップが搭載されました。)
というわけで、中古価格が下落しないうちにとiPad Pro 11インチを売却してiPad Pro 12.9インチを購入したのでした。
それと、12.9インチという大画面を使ってみたいという欲求もありました。
iPad Pro 12.9インチを使ってみて思うこと
では実際に11インチから12.9インチにしてみて、思うことを書いていきます。まず一番大事なことを言っておきますと、「1ミリも後悔していない!」ということです。
12.9インチはデカすぎるというイメージがあったのですが、それはTouch ID搭載のiPad Proの印象が大きかったように思います。iPad Proは2018年以降、Touch IDが廃止されFace IDになり、かつベゼルが狭くなり小型化しています。12.9インチといえど、2018年より前のiPad Proより断然小さくなっているのです。
漫画、雑誌のサービスが最高になった
私のタブレット用途で大きなウェイトを占めるのが、漫画と雑誌です。
11インチでは縦向きに使う分には文句ないのですが、見開きなど横向きにしたときにちょっと見辛さ感じていました。その点、12.9インチは最高です。文句なしです。
タブレットで漫画や雑誌を楽しみたいのであれば、11インチより12.9インチですよ。ただし、手が小さい方や握力が弱い方は筋トレ時間になると思うので、そこは覚悟しておいてください。
メモ帳がでかいのは正義
メモ帳のサイズって気にします?
私、でかいノートが好きなんです。大学時代の実験ノートの名残りなのか、でかいノートにガンガン書き込んでいくスタイルが好きなんです。
となると、私的にはやはり11インチより12.9インチの方が好みです。大きい方がメモ帳として最適なんです。
パッとみた時の情報量も増えますし、11インチよりはるかにスペースがあるのでドシドシ書き込めます。
Split Viewは12.9インチのための機能なのでは?
11インチiPad Proで、Split Viewを使ったことのある人なら分かると思います。Split Viewを使うと、ウィンドウが小さくなるので一気に見づらくなりますよね?
ですから11インチiPad ProではSplit Viewはあんまり使っていませんでした。ところが12.9インチでは普通に使っています。12.9インチレベルでようやく使える(見るのに苦労しない)レベルになっています。
「2画面で作業したいぜ!」という方は、間違いなく12.9インチを選んで置くべきでしょう。『画面を見るストレス』というのが全然違うと思います。
ドラマや映画がさらにおもしろくなる
映像作品を見るという点においても、でかいは正義ですね。私はよくタブレットアームでiPadを固定して寝転びながら映像を見ているのですが、12.9インチになってさらに最高になりました。
>iPadの映画視聴を快適にする道具【タブレットアーム&Bluetoothスピーカー】
人間やめますか?というレベルで、ゴロゴロしながら映像作品を見るのが楽しめます。危険です。危ないです。この一点のみで、やっぱり12.9インチにしない方がいいかもです。お気をつけください。
バッテリーが1日持つ
11インチiPad Proでも十分すぎるほどバッテリーは持っていました。これが12.9インチになると、さらに持ちます。驚くレベルです。
もちろん使い方にもよりますが、フル充電にしておくと1日は余裕で持つはずです。ネットサーフィンやブログ書くくらいのレベルだと「あー、結構使ったなー」と思っても20%くらいしか減っていません。
12.9インチはデカくて重いというデメリットはあるものの、そもそも11インチもデカくて重い
11インチに比べて12.9インチiPad Proはデカくて重いです。12.9インチiPad Proの大きなデメリットでしょう。
でもね。そもそもの話なんですけど、iPad Pro11インチも小さくて軽いとは言えないんです。女性からしたら11インチだろうと12.9インチだろうとデカくて重いはずです。
どちらも手軽に持ち運べるかと言ったら微妙でして、たぶん家で使うのがメインになるはずです。お手軽さを求めるならiPad miniなのですよ。というか、そうなるとiPhoneでもいいかも…みたいな話になってきたりもしますが。
ですから「iPad Pro12.9インチはデカくて重い!使いづらい!」という考えは、家メインで使う人にとってはそこまでのデメリットにならないような気がします。というかむしろ家メインだからこそ、11インチよりも大きな画面の12.9インチがいいのですよね。
iPad Pro12.9インチを選んだ方がいい人
というわけで、iPad Pro12.9インチはこんな使い方の人におすすめです↓
- 家メインで使う人
- 漫画を読む人
- 雑誌を読む人
- 映画を観る人
- 動画編集・画像編集・イラストをやる人
- Split Viewを使って作業をしたい人
- 握力と手首を鍛えたい人(オリンピックでスポーツクライミング盛り上がりましたね!)
おわりに
iPad Pro 12.9インチ、想像以上によかったです。もう11インチには戻れません。というか、11インチってiPad Airに食われるんじゃないかな。Pro性能を存分に発揮するなら11インチってすごく微妙な立場になっちゃったなーと。
というわけで、12.9インチどうしようかなーと思う方、次のiPadは12.9インチにしてみましょうや。いいですぜ。「デカいし重いしなー」と迷われるかもしれませんが、どうせiPadって家メインで使うでしょ?デカくて重くても、持ち運ばないし疲れたら置けばいいんですし、タブレットアームやスタンドを導入すればいいんです。
参考までに。それでは!
M1 iPad Pro↓
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