「契約書の文面を勝手にコピペされたくない」
「見積書の数字を書き換えられるリスクをなくしたい」
「社外秘の資料だから、閲覧専用にして渡したい」
PDFを仕事で使っていると、こうした「セキュリティ」の悩みは尽きません。
パスワードをかけるのも一つの手ですが、パスワードを教えた相手にはコピーされてしまう可能性があります。
そこで、「物理的にテキストを消滅させる(画像化する)」ことで、強力な改ざん防止を実現するツールを自作しました。
このツールの仕組み(なぜ安全か?)
このツールは、PDFの全ページを一度「画像(写真)」として描き出し、それを束ねて再びPDFに戻すという処理を行います。
いわば、「デジタルデータを、一度スキャナーで読み込んだ紙の状態に戻す」ようなものです。
これによるメリットは明確です。
- テキスト選択が不可能になる文字情報が完全に「絵」になるため、マウスでドラッグしてコピーすることが(基本的には)できなくなります。
- 編集・書き換えが困難になるWordやPDF編集ソフトで開いても、ただの「画像」として認識されるため、文字を打ち替えることができません。
- 見た目はそのまま適切な解像度で画像化するため、人間の目には普通のPDFと同じように読めます。
⚠️ 知っておいてほしい「限界」(iPhone等のOCRについて)
このツールを使う上で、一つだけ正直にお伝えしておくべきことがあります。
「最新のスマホやAIの『文字認識機能』までは防げません」
最近のiPhone(Live Text機能)やGoogleレンズ、最新のOSには、「画像の中にある文字を無理やり読み取る機能(OCR)」が標準搭載されています。
そのため、このツールで画像化したとしても、それらの最新機器を使えばテキストを抽出できてしまう場合があります。
では、何のために使うのか?
このツールの目的は、「手軽なコピペや、文書の改ざん(数字の書き換えなど)を防ぐこと」です。
「うっかり書き換えてしまった」「安易にコピペ流用された」という事故を防ぐための「抑止力」として、非常に強力な効果を発揮します。
こだわったのは「ブラウザ完結」
セキュリティのためのツールが、情報漏洩の原因になってはいけません。
世の中のPDF変換サイトの多くは、ファイルを一度サーバーにアップロードする必要がありますが、このツールは違います。
クライアントサイド技術(JavaScript)を使い、すべての処理をあなたのパソコン(ブラウザ)の中だけで行います。
外部サーバーへの通信は一切発生しません。
つまり、「社外秘の契約書」や「個人情報入りの名簿」でも、ネットの向こう側に漏れるリスク・ゼロで加工できるのです。
使い方(3ステップ)
- ファイルをドロップ
- 設定を選ぶ(任意):通常はそのままでOKですが、用途に応じて白黒化などの簡易設定も選べます
- 変換開始 → ダウンロード
これだけで、「コピペ禁止・編集禁止」の堅牢なPDFができあがります。
まとめ
「見せるけど、簡単には触らせない」
この絶妙なセキュリティを、完全無料で、しかも安全なブラウザ完結環境で提供します。
今日から、大切な書類を送る前の「ひと手間」として、ぜひご活用ください。

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