【無料】「重いPDFでブラウザが固まる」を解決。WASM搭載の「安定版・強力圧縮ツール」を自作しました

重たいPDFをWASM搭載の圧縮ツールを使って軽量化しているイラスト。 アプリ・Webサービス
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「PDFの圧縮ボタンを押した瞬間、ブラウザが固まってしまった…」

「ページ数が多い資料を処理しようとしたら、途中で止まってしまった…」

以前紹介した圧縮ツール(通常版)は手軽で便利ですが、数百ページあるマニュアルや、高解像度のスキャンデータなど、「巨大なPDF」を相手にすると、どうしても処理が追いつかないことがありました。

「もっとタフで、どんなに重いファイルでも最後までやり切るツールが欲しい」

そんな業務レベルの要望に応えるために、Web技術の最先端「WebAssembly (WASM)」を搭載した、プロ仕様の「安定版」圧縮ツールを自作しました。

👉 WASM版・強力圧縮ツールを使ってみる


普通の圧縮ツールと何が違うの?

一言でいうと、「エンジンの馬力」が違います。

圧縮する仕組み(PDFを画像化して削る)自体は、通常版と同じです。しかし、裏側で動いているエンジンが別物です。

通常版(非WASM)WASM版(本ツール)
エンジンJavaScript (標準)WebAssembly (高性能)
得意なこと小〜中規模ファイルの高速処理大容量・多ページファイルの安定処理
安定性重いと止まることがある粘り強く処理し切る
テキスト画像化(消える)画像化(消える)

通常版が「軽自動車」だとすれば、このWASM版は「大型トラック」です。

ちょっとした移動(軽いPDF)なら軽自動車の方が早いですが、重い荷物(巨大なPDF)を運ぶならトラックの出番です。


そもそも「WASM(WebAssembly)」って何?

「WASM」とは、本来ブラウザでは動かないような「重厚なプログラム」を、Web上で高速・安全に動かすための最新技術です。

Google Earthや、ブラウザ版の動画編集ソフトなど、「重い処理」が必要なサービスで使われています。

このツールは、そのWASM技術をPDF圧縮に応用することで、「ブラウザ完結なのに、デスクトップアプリ並みの安定感」を実現しました。

WASMの詳細についてはこちらの記事を参考にしてください↓

非エンジニアのワイが、なぜ最先端技術「WASM」を使うことになったのか?【FlashからiPhone、Web30年の歴史】
「Flashの更新」にイライラした記憶はありませんか?非エンジニアの私がAIと出会った「WASM」。それはFlashの熱狂、ジョブズによる抹殺、そして10年の暗黒時代を経て蘇った「Webの奇跡」でした。

⚠️ 利用前の重要なお知らせ(PC推奨)

このツールは「高性能なエンジン」をあなたのブラウザ内で動かすため、以下の点にご注意ください。

  1. パソコン(PC)での利用を推奨します
    非常に高い負荷がかかる処理を行うため、会社のPCや、自宅のPCでの利用を強くおすすめします。スマホでも利用できますが、処理負荷が高くなるとブラウザが一時的に不安定になる場合があります。軽いファイルなら非WASM版をお使いください。
  2. 端末の性能に依存します
    CPUやメモリ性能が高いほど、安定して処理できます。
  3. 初回の起動に数秒かかります
    最初に高性能なエンジンを読み込むため、ページを開いてから準備が整うまで少し時間がかかることがあります。「Loading…」と表示されている間は、そのままお待ちください。
  4. ファンの音が大きくなることがあります
    あなたのPCのパワーをフル活用して圧縮するため、処理中はPCのファンが回ることがあります(故障ではありません)。

できること / できないこと

このツールは「万能」ではありません。特性をよく理解して使い分けてください。

✅ できること

  • 大容量PDFの処理:ページ数が多い、ファイルサイズが大きいPDFでも安定して圧縮できます。
  • 強力な軽量化:中身を強制的に画像化するため、劇的にファイルサイズが落ちます。
  • 完全ブラウザ完結:WASM技術により、外部サーバーへの送信は一切ありません。

❌ できないこと(重要)

  • テキストは残りません:通常版と同じく、文字情報はすべて「画像」になります(検索・コピペ不可)。
  • 画質が良くなる魔法ではありません:あくまで「処理が安定する」ツールであり、圧縮の仕上がり自体は通常版と似た傾向(画像化)になります。

どんな人に向いているか

  • 数百ページある自炊書籍(スキャンPDF)を軽くしたい
  • 通常版ツールだと「エラー」や「フリーズ」が起きてしまう
  • 仕事で大量の重い資料を扱う必要がある

こういう「ハードな使い方」をする方には、間違いなくこのWASM版が救世主になります。

逆に、「A4一枚の軽い見積書」などを圧縮するだけなら、起動が早い非WASMの圧縮ツールの方がサクサク動くでしょう。


安全性について(WASMでも安心)

「高性能なプログラムなんて、勝手に通信するんじゃないの?」と心配になるかもしれませんが、ご安心ください。

このツールも私のポリシー通り、処理はすべてあなたの端末(ブラウザ)内で完結します。クライアントサイド技術です。

WASMはあくまで「ブラウザの中で動く計算エンジン」であり、ファイルを外部に持ち出す機能はありません。

機密性の高い業務資料でも、安心して放り込んでください。


使い方

  1. PCからアクセスする(推奨)
  2. ファイルをドロップ:重たいPDFでも遠慮なくどうぞ。
  3. 待つ:WASMエンジンの読み込みと処理に、少し時間がかかる場合があります。
  4. ダウンロード

まとめ:重いPDFには「WASM」のパワーを

普段は非WASMの圧縮ツールで十分です。

しかし、「あれ、このファイル重すぎて動かないぞ?」という壁にぶつかった時は、このWASM版を思い出してください。

その重たいPDFを、PCのパワーを使って粘り強く圧縮してくれるはずです。

👉 WASM版・強力圧縮ツールを使ってみる


補足:他のPDFツールとの違い

  • PDF強力圧縮ツール(通常版)→ 手軽・軽量PDF向け(スマホOK)
  • WASM版・強力圧縮ツール(本ツール)→ 大容量・業務向け(PC推奨)
  • PDF構造最適化ツール→ テキスト・画質を維持したい人向け

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