漫画マギを読み直したらアリババ無双に不愉快になった話

マギ アリババ 残念マンガの感想
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漫画マギを読み直していました。

ファンタジー系のストーリーで始まるのですが、最終的に「争いが起こらない平和な国を存続するためには、どうしたらいいのか?」という難解な方向に向かいます。そりゃ話が難しくなって、オチが難しくなるわけです。だっていまだに世界は、この問題について答えを出せていないのですから。

 

で、シンドバットと呼ばれる、この漫画のもう一人の主人公ともいえるべき存在は、「スッゲー優秀な人が世界を支配するべきだ」との結論に至ります(その考えで自分が世界を支配しようとするけれども、シンドバットは国民を一番に思う超人だし、多くの人から最も王に近い存在だと言われている)。哲学者プラトンでいう「哲人王が統治すれば理想国家になる」という思想を、シンドバットは実現しようとするのでした。シンドバットの背景にある想いは、「2度と戦争なんて起こしたくない」という体験からきています。

 

そのシンドバットの考えに対して、主人公であるアリババは「そんなんじゃダメだ!」と、シンドバットに立ち向かいます。さて、アリババはシンドバットの考えを否定し、どうやって戦争が起きない世界を目指そうとするのでしょうか。

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アリババの考えとは・・・

漫画マギを読み直したらアリババに不愉快になった話

「そんなの関係ない!」と小島よしおばりの宣言をします。

漫画マギを読み直したらアリババに不愉快になった話

続けて、脳内お花畑の宣言をします。シンドバットのような超人が世界を安定させるよりも、「人間にクズなんかいなくて、人間って素晴らしいのだから、みんなで考えていけば平和な世界をつくれるぜ!」ということです。

 

漫画マギを読み直したらアリババに不愉快になった話

で、一同アリババさんの主張に胸を打たれて、納得しちゃうわけです。

 

いやいや、君たちなんのために今まで戦ってきたのよ。この世にクズがいなければ、戦争なんかも起きないわけでして。アリババは歴史を学ばず、「人って考えられる人間だから!ちゃんと考えたら、みんな正しい選択をするから!」という脳内お花畑の考えのもと、世界のあり方を決めたのでした。

 

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。ビスマルク

 

マギは途中まではおもしろいマンガでした。しかし大風呂敷を広げて、回収できなかったため、一気に残念な終わり方を迎えてしまいました。いやはや、ストーリーを作るって本当に難しいですね。それでは!

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