AirPods Proのすごさはなんといってもノイズキャンセリング機能。あれだけのサイズの小ささで、ソニーと同じくらいのノイズキャンセリング性能です。「そりゃ売り切れるわな」と納得のいく製品です。
で、ノイズキャンセリング機能とは逆の『外部音取り込みモード』もあるのですが、これもすごいのです。このモードを使った瞬間に「あ、いつかアップルは補聴器もつくるわ」と直感しました。
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1 AirPods Proの外音取り込みモードが優秀すぎる
AirPods Proの外部音取り込みモードが優秀すぎます。外の音がほとんど違和感なく聞こえるのですね。
以前使っていたソニーのノイズキャンセリングヘッドホンMDR1000Xにも、外部音取り込みモードはありましたが、違和感しかありませんでした。周りの音がやたら雑な音に強調される感です。(ホワイトノイズがすごい)
その『雑さ』がAirPods Proの外部音取り込みモードにはありません。周りの音が「ちょっと大きくなったな」くらいの変化しかありません。また、音楽を流しながら外部音取り込みモードにすると、AirPods Proを耳につけているのを忘れてしまうくらいに、自然と音楽と外部音が耳に入ってきます。まさに「魔法」。
2 AirPods Proの進化系は既存の補聴器を一蹴しそう
外部音取り込みモードがさらに進化し、
- 人の声だけ大きく
- 雑音は小さく
できるようになれば、既存の補聴器を余裕で超えていくでしょう。
祖父母とコミュニケーションをとっていない人は感じないことかもしれませんが、歳を取ると聴力が弱まり大変そうです。会話ができなくなりますからね。つまりコミュニケーションに問題が出てくるということです。
ですから、ウチのばーちゃんもうまく会話ができなくなって辛そうなのですよ。若い頃にはできていた会話のキャッチボールが、できなくなるのですね。もちろん補聴器をつけております。それでもうまく聞き取れないみたいです。(90歳を超えてるから仕方ないとも言えますが)
で、補聴器の値段って知ってます?普通に片方10万円くらいするので、両耳で20万円くらいします。ばーちゃんも20万円くらいの補聴器を使っていたのですが、うまく聞き取れなくなり、2年ほど前にいいやつに買い換えていました。片方で30万円くらいです。だから両耳で60万円くらいするんですね。(ちなみに買い替えたけれど、前と変わったのかな?というくらいの性能差なので、会話が成立しません😢)
ヘルスケアを強化しているアップルは、いつかここにも参入してくるでしょう。既存の補聴器の性能と価格を破壊してくるはずです。AirPods Proを装着して、私はそう思いました。今現在のAirPods Proの値段は3万円ほど。数年後にはさらに性能が上がり、かつ安いモデルも登場するでしょう。楽しみです。
AirPods Proをつけて数日過ごすと、耳がアップデートしたように感じます。感圧センサーを1秒間押すだけで、
- 周囲のノイズをカット
- 周囲の音を取り込む
を切り替えられるからです。単純な動作で切り替えられるので、本当に耳がアップデートしたように感じられます。
ということで、AirPods Proスゲーぜ!という記事でした。早いところアップルが補聴器分野に進出し、聴力の衰えで困っている方々のための製品を作ってくれないかなーと願うばかりなのです。それでは!
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