左ききのエレンの第49話が超おもしろかった!『人生のピークについて』

左ききのエレン 第49話 マンガの感想
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第49話は朝倉光一と岸あかりの回。才能なしの人と、才能ありの人の回。

 

才能ありの岸あかり(モデル)が、才能なしの朝倉光一(クリエイター)に話をします。

 

「人生のピークっていつだと思う?」と。

 

岸あかりは現在18歳。自分のピークが27歳の頃だと予想しているので、それまでに“死にたい”と言うのです。つまり、輝きを放ったまま消えたいということです。

 

それに対して朝倉光一はこう言います。「オレだって待ってんだよ!いつか死んでもいいって思えはないくらいの日を!それが本当に来るのかどうか関係なくとにかく待ってんだよ!」と。だからそれまで死ねないので、何歳になっても頑張るということです。

 

私は圧倒的に朝倉光一思考。野球のイチロー選手もこっちでしょうな。進歩主義とでもいいましょうか。

 

それに対して圧倒的な才能やら美貌やらを持っている人は岸あかり思考になるのでしょうか。研究とかスポーツとかと違って、モデルさんやらは“すごく若いとき”にピークがきます。自分のピーク時を把握できる力がある人は、そういう考えになってしまうんでしょうかねぇ。興味深いです。

 

そして岸あかりは49話の後半でこう言います。

「私は誰かの
“最初の女”とか
“最後の女”とか
なりたいなんて思わない

私は“最高の女”になりたい
二度と手に入らないのに
ふと思い出し悶絶し
発狂する様な

私がこの世界から消えても
一番美しい私は
男の記憶の中で生き続ける

永遠に」

この言葉には痺れましたわ。そういう考えの女の人もいるんでしょうな。私には完全にない視点でした。

 

自分のまったく知らない世界を描く漫画。最高ですわ!ということで左ききのエレンオススメです〜。

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