【非エンジニア向け】バイブコーディングで「React」を無視できなくなった話。AI指示が激変する3つの概念

非エンジニアが知っておきたいReactの3つの概念を示している図 アプリ・Webサービス
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非エンジニアの私ですが、AIと対話しながらノリとバイブスでコードを書く「Vibe Coding(バイブコーディング)」を楽しんでいます。

でも最近、どうしても無視できないことがあります。AIが必ず「React(リアクト)」を推してくるんです。

  • 「タスク管理アプリ作りたい」→ AI「Reactで作りましょう」
  • 「ポートフォリオサイト作って」→ またReact
  • 「簡単なゲーム作って」→ やっぱりReact

正直、最初は「なんか難しそうだし、プロの話でしょ?」と思って無視していました。

でも、あまりにもAIが推してくるので仕方なく調べてみたら、「あ、これ概念だけでも知っておくと、AIへの指示が10倍上手くなるやつだ」と気づいたんです。

この記事では、私と同じVibe Coderに向けて、「Reactって何?」「なぜ知っておくとバイブコーディングが捗るのか?」をまとめます。


1. React(リアクト)とは?

一言で言うと、Meta社(旧Facebook)が作った「Webサイトをスマホアプリのようにサクサク動かすための技術」です。

「紙芝居」ではなく「レゴブロック」

従来のWebサイト作りが、ページごとに一枚の絵を描く「紙芝居」だとしたら、Reactは「レゴブロック」です。

  • ヘッダーというブロック
  • ボタンというブロック
  • 商品カードというブロック

これらをあらかじめ作っておき、ガチャンと組み合わせてページを作ります。

また、普通のサイトはリンクを押すと画面全体が読み込まれますが、Reactは「変わったブロックだけを差し替える」動きをします。だから、InstagramやNetflixのように、画面が白くならずに「ヌルサク」動くのです。


2. なぜAIはそんなに「React」を使いたがるのか?

私たちが頼んでいないのに、なぜAIはReactを使おうとするのでしょうか? 理由はシンプルに2つです。

① AIにとっての「教科書」が一番多いから

Reactは世界で一番人気のある技術です。つまり、ネット上に正解データや教科書が山のようにあります。

AIはそれらを大量に学習しているので、Reactのコードを書かせると、他の技術よりもミスが少なく、圧倒的に優秀なコードを書けるのです。

② 「動き」のある複雑なアプリに強いから

「いいねボタンを押したら数字が増える」
「カートに商品を追加したら合計金額が変わる」
「チャットがリアルタイムで届く」

こういう動きを普通のやり方で作るとコードがぐちゃぐちゃになりがちですが、Reactならブロック単位で整理して書けます。バイブコーディングで「ちょっと凝ったもの」を作ろうとすると、自然とReactが必要になってきます。

AIにとっても、「Reactで書いたほうがバグを出しにくい」という事情があるのです。


3. 知っておくと「指示出し」が劇的に変わる3つの概念

「自分でコードを書くわけじゃないし……」と思うかもしれませんが、Reactの仕組みを少し知るだけで、AIへの指示(プロンプト)の解像度が爆上がりします。

明日から使える「3つの魔法の概念」を紹介します。

① コンポーネント = 「部品ごとに指示できる」

Reactはサイトを「コンポーネント(部品)」の集まりとして扱います。これを知っていると、修正指示が具体的になります。

  • 今までの指示:「画面の右上のあたりを青くして」→ AI「どこ?全体?」と迷う
  • React的な指示:「ヘッダーコンポーネントの背景色を青にして。他の部分には影響させないで」→ AI「了解。ヘッダーの部品だけ直します」

「コンポーネント」という言葉を使うだけで、修正による「全体のデザイン崩れ」が激減します。

② State(ステート) = 「変化するデータの名前」

「いいね数」「カートの中身」「ログイン状態」など、変化するデータをReactでは「State(ステート)」と呼びます。

  • 今までの指示:「なんかボタン押しても数字が変わらないんだけど?」→ AIは何が原因か総当たりで探す
  • React的な指示:「ボタンを押した時に、カウントのState(ステート)が更新されていないみたい。useStateの処理を確認して」→ AI「一発で理解しました。データの更新処理を直します」

State や useState という単語は、AIにとっての「特効薬」です。動かない時のツッコミが鋭くなります。

③ 再利用 = 「一度作ったものは使い回せる」

レゴブロックは何度でも使えますよね。Reactも同じです。

  • React的な指示:「さっき作った『商品カードコンポーネント』を、トップページでも再利用して」

こう伝えるだけで、AIは無駄なコードを書かず、同じデザイン・同じ動きのカードを量産してくれます。


4. 実際のバイブコーディングでの違い

「TODOアプリにチェックボックスを追加したい」という場面で比較してみましょう。

  • ❌ Reactを知らない指示「タスクの左側にチェックボックスつけて。押したら色が変わるようにして」(AIは「HTMLを書き換える?JavaScriptで制御する?」と迷い、コードが複雑になる)
  • ⭕️ React的な指示「TodoItemコンポーネントにチェックボックスを追加して。完了状態をStateで管理して、完了ならスタイルを変更して」(AIは一発で意図を理解し、完璧なコードを返す)

この差が、開発スピードの差になります。


5. 結論:私たちはReactを書けなくていい

調べてみてわかったのは、「非エンジニアがReactをイチから勉強して書けるようになる必要はない」ということです。書くのはあくまでAIの仕事。

ただ、「監督(私たち)」が「役者(React)」の特徴を知っていれば、もっと良い映画が撮れるのと同じこと。

  1. コンポーネント(部品)
  2. State(変化するデータ)
  3. 再利用(使い回し)

この3つを覚えるだけで、バイブコーディングが「なんとなく動いた」から「狙い通りに作れた」に変わります。

次にAIが「Reactで作りますか?」と聞いてきたら

食わず嫌いせずに、こう答えてみてください。

「OK、Reactで行こう。コンポーネント構成を先に提案して」

きっと、今までとは違うレベルのアウトプットが返ってくるはずです。

そして、動かないときは「このコンポーネントのStateがおかしい」、デザインを変えたいときは「このコンポーネントだけ修正して」と、具体的に指示してみてください。

AIとの会話が、まるでエンジニアと仕事をしているかのようにスムーズになりますよ。AIという優秀なエンジニアと、Reactという共通言語で、最高のバイブコーディングを楽しんでいきましょう!

参考までに。それでは!

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