アルゼンチンの大統領が、政府機関が「無償」という言葉を使うことを禁止したそうな。
なぜかって?
そりゃ、実際は国民負担が増えるからですよね。
アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は、政府機関が地方自治体が行政サービスを宣伝するために「無料」という言葉を使うことを禁止しました。ミレイ大統領は、「無料」という言葉の使用は国民に対して嘘をつくことになると考えているそうです。
https://agora-web.jp/archives/231229090733.html
なにかを無料にするためには、誰かが負担しなければなりません。政治や行政で使われる「無料化」とか「無償化」ってのは、つまり国民が納めなければならない税金が増えるってことなんですわな。
「増税」って言葉には敏感に反応する人でも、「無償化」にははあんまり反応しないどころかなんなら「ヤッター」みたいな反応をしたりする人もいるから困ったもんです。
同じように公費負担とか補助金も禁止して納税者負担にしてほしい
納税者の負担が増えるひびきのいい言葉は他にもあります。
公費負担とか補助金ですね。
どちらも無償化と同じように、
- 公費負担=納税者負担
- 補助金=納税者負担
なのです。
ですから、
- 公費負担を増やします=納税者負担が増えます
- 補助金を増やします=納税者負担が増えます
ってなわけです。
無償化とか公費負担とか補助金とかひびきのよい言葉なのですが、実際は一部の人たちが得するだけで、多くの国民は負担が増えるだけなのですよね。
ってことで、これらの使い勝手のいい単語は禁止、もしくは「無償化(納税者の負担が増えますので、これからも納税よろしくお願いします)」みたいな表記にしてほしいもんですな。
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