AirPods Proのバッテリー交換を郵送でやってみた

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2年前に購入したAirPods Pro。ここ数年で購入したものの中で一番気に入っていたりします。

んで、AirPods Proを購入する際にアップルケア(正確にいうとAppleCare+ for Headphones)をつけていましたので、アップルケアが切れる前にバッテリー交換の申請をしてみました。

アップル製品のバッテリー交換は、バッテリー容量が80%未満になっていれば無償で交換してもらえます。(製品を購入してから1年以内か、アップルケアが切れるまで)

AirPods ProはiPhoneと違ってバッテリー容量を調べられませんので、はっきりとした基準がありません。じゃあどうしたらいいのか?ってな話なのですが、「自己申告」です笑。

私のAirPods Proのバッテリーは80%ギリギリラインでした。「無償交換できないかも」と不安ながら修理に出したのですが、結論からいうと無償交換されました。ヨカッタです。

そんな話を以下ではもう少し具体的に書いていきます。

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AirPods Proのバッテリー容量がギリ80%くらいだけれど、無償交換してもらえた

Twitterで「AirPods Pro バッテリー交換」などで調べていますと、こんなのが出てきます↓


AirPods Proのバッテリー容量は、「満充電でどれくらい再生できるのか?」がポイントになります。

AirPods Proのバッテリー駆動時間は公式によると↓

AirPods Pro は 1 回の充電で最大 4.5 時間の再生、または最大 3.5 時間の連続通話が可能です。

https://support.apple.com/ja-jp/HT207012

つまり、4.5時間の80%を切っていればバッテリーの無償交換の対象になります。ですから、AirPods Proで音楽などを再生させ、3時間36分を切ればOKなのです。

私のAirPods Pro場合ですと3時間40分くらいでした…ちょっとだけ足りん!でもアップルケアがもう少しで切れる!

そんな葛藤をしながらアップルのサポートに連絡を入れたのでした。

アップルのサポートとはチャットで1時間くらい

アップルサポートには、

  • 電話
  • チャット
  • 持ち込み

の、どれかで連絡を入れる必要があります。

AirPods の修理サービス - Apple サポート (日本)
AirPods の修理サービス情報ページ。修理サービスオプションや保証タイプ別の料金などについてご案内します。

私は『チャット』を選びました。

チャットでは次のようなことが質問されました↓

  • バッテリーを満充電してから、何時間くらい再生できる?
  • ノイキャンとかどーゆー感じで使ってる?
  • 片方のバッテリーが早く減るとかある?
  • ファームウェアのバージョンを教えてちょ?
  • 連絡する前にご自身で改善に向けて試したことある?
  • 水濡れや破損はない?

「3時間30分より短い!」という若干の嘘とも言えない嘘をつきつつ、答えていきました。

すると「交換プログラムの対象でっせ」となりましたので、これらの質問に答えた後に「どうやって修理するの?」みたいな話に移っていきました。

で、修理には次の3つの方法があるよ、と選択肢を提示されました↓

  1. 配送修理(左右のAirPods Proと充電ケースを集荷し、工場で検証)
  2. 部品交換修理サービス(玄関先で左右のAirPods Proを交換。ケースは交換しない。)
  3. 持ち込み修理

ネットの情報によると、充電ケースは80%未満になっていないことが多く修理されずに返却されるそうなので、私は2の部品交換修理サービスを選びました。(それに充電ケースのバッテリー持ちの悪さは感じたことがないため)

部品交換修理サービスを使うと3日くらいで新品のAirPods Proが届く

部品交換修理サービスを利用するためには、クレジットカードが必要になります。

上記の値段分がクレジットカードの枠からおさえられます。もしAirPods Proが壊れていたり(自損)、返却されなかった場合のためにこのような手続きがいるそうな。

もちろんちゃんと返却すれば、お金はかかりません。

で、この手続きをした2日後くらいには新品のAirPods Proが届きました。

左右別々に入っております。

交換用の新品のAirPods Proを受け取ったら、この箱に古いAirPods Proを入れて宅急便のお方に渡すだけです。簡単っすな。(イヤーチップは外してください)

交換品のAirPods ProをiPhoneに接続する方法

交換品のAirPods Proをケースに入れたらすぐに使えるように…はなりません!

一度初期化して再度ペアリングする必要があります。

  1. 充電ケースにAirPods Proを入れてケースの蓋を閉じる
  2. 30秒待つ
  3. 充電ケースの蓋を開ける
  4. iPhoneから設定>Bluetooth>AirPods Proの「i」をタップ>このデバイスの登録解除をタップ
  5. 充電ケースの蓋を開いた状態で、充電ケースの背面にあるボタンを15秒間長押しする
  6. ステータスランプがオレンジ色になり、そこから白く点滅するまで長押しする
  7. iPhoneの画面に接続画面が表示されるので、接続する

これで交換品のAirPods Proが使えるようになります。

AirPods や AirPods Pro をリセットする方法
AirPods が充電されない場合や、その他の問題を解決するために、AirPods をリセットしなければならない局面が訪れることがあります。

おわりに:AppleCare+ for HeadphonesはAirPods Proにはお得

そういうわけで、AppleCare+ for Headphonesのおかげで2年使ったAirPods Proは新品になりました。(ケースは古いまま)

もちろんAppleCare+ for Headphonesに入ってない場合でもバッテリーを交換することができますが、左右で1万円を超えます。AppleCare+ for Headphonesは3730円なので、めちゃくちゃお得なのです。

いやー、AppleCare+ for Headphonesは素晴らしいですわ。AirPods Proには必須ですわ。

と、言いたいところなのですが、「自己申告で交換してくれる」というのは初代AirPods Proまでな気がしています。今後発売されるであろうAirPods Pro2からは、Appleさんはきっと対策してくるんじゃないでしょうかね。自己申告でばんばん交換されたらたまったもんじゃないですから。

というわけで、初代AirPods ProにはAppleCare+ for Headphonesをオススメしますが、今後発売されるであろうAirPods Pro2はまだなんとも言えません。1日に2時間くらいしかAirPods Proを利用しないのであれば、たぶん2年使ってもバッテリーが80%未満にはなりませんので、それくらいしか使わない方はAppleCare+ for Headphonesは不要なんじゃないかなぁとぼんやりと思ったりしますが、3730円で安心を買えるという意味ではつけておいてもいいかもですね。

参考までに。それでは!

ちなみに2020年10月前に製造されたAirPods Proは問題のある個体もあるみたいなので、「なんか音が変だぞ!」と感じられている方はAppleCare+ for HeadphonesをつけていなくてもAppleに問い合わせてみてください。たぶん無償交換されるはずです。

ごく一部の AirPods Pro に音の問題が起きる可能性があることが判明しました。この問題が確認されているのは、2020 年 10 月より前に製造された AirPods Pro です。対象となる AirPods Pro には以下の症状 (いずれかまたは両方) が見られることがあります。AirPods Pro から異音 (「パチパチ」という音など) がして、周囲の騒音が大きい時、運動中、または通話中にそれが大きくなる。アクティブノイズキャンセリングが正常に機能しない。たとえば、低音が欠落したり、背景音 (街頭や飛行機の騒音等) が大きくなるなど。Apple や Apple 正規サービスプロバイダでは、対象となる AirPods Pro (左右のいずれか、または両方) の無償修理サービスを実施いたします。

https://support.apple.com/ja-jp/airpods-pro-service-program-sound-issues

交換品のAirPods Proを使ってみて、「音がちょっと良くなってるような。ノイキャンも強くなってるような」と思いました。前のAirPods Proでは一度だけパチパチ音がしたことがありまして、初期化したらパチパチ音がなくなったのでそのまま使っていたのですが、もしかしたら私のAirPods Proも不具合のものだったかもしれません。

ってことで、2020年10月前のAirPods Proを使っていて一度でもパチパチ音を聞いたことがある方は、Appleのサポートに連絡してみてもいいかもしれませんね。

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