2018年10月30日に新しいMacBook Air(2018)が発表されました。少し軽くなっただけで、「MacBook Proでよくね?」と思っていました。
ですが、もしかしたら不必要になるのはMacBook Proなのでは・・・?と思うようになってきました。というのも、Blackmagic eGPU Proがちゃっかりと発売されていたからです。
Blackmagic eGPU Proとは?
Blackmagic eGPUとは、クリエイティブ・ソフトや3DゲームなどをするときにMacのお手伝いをしてくれるものです。デザイナーさんとか写真家さんには重宝するものかと思います。
そんなBlackmagic eGPUがPro版としてちゃっかりと発売されておりました。
概要をアップル の公式サイトより引用します。
Thunderbolt 3を搭載したすべてのMacが、ワークステーションクラスのグラフィックス性能を発揮できるようになります。Blackmagic Designのラインナップに、8GB HBM2メモリを持つRadeon RX Vega 56グラフィックプロセッサを採用した新しいBlackmagic eGPU Proが加わりました。これまではiMac Proだけでしかできなかった、グラフィックスへの負荷が圧倒的に高い作業ができるようになります。Blackmagic eGPU同様のオールインワン型アルミニウム製筐体に収められたBlackmagic eGPU ProはDisplayPortコネクタを搭載しているので、あなたのワークステーション環境にDisplayPortを持つディスプレイを接続することができます。eGPUは8GBのHBM2メモリ、2つのThunderbolt 3ポート、4つのUSB 3ポート、HDMI 2.0ポートとDisplayPort 1.4ポートを1つずつ持ち、同時にあなたのMacBook Proに85Wの電力を供給できます。
新しいBlackmagic eGPU Proを使うと、グラフィックスへの負荷が高いプロ用アプリケーションのワークフローの高速化、驚くほどなめらかなゲームプレイ、VR体験やVRコンテンツの制作ができます。しかも複数のアクセサリに対応するので、究極のワークステーション環境が作れます。
macOS Mojaveでは、Thunderbolt 3を搭載したすべてのMacの内蔵ディスプレイ上で、eGPUを使って対応するアプリケーションを高速化できるようになりました。
Blackmagic eGPU Proの使用条件
Blackmagic eGPU Proを使うためには、Thunderbolt3搭載のMacが必要になります。
つまり、今回発売されたMacBook AirでもBlackmagic eGPU Proがつかえるというわけです!
Blackmagic eGPU Proの仕様
- Thunderbolt 3を搭載したすべてのMacに対応
- Radeon RX Vega 56グラフィックプロセッサ(8GB HBM2メモリ搭載)
- Thunderbolt 3ポート x 2
- USB 3ポート x 4
- HDMI 2.0ポート
- DisplayPort 1.4ポート
- 85Wの電力供給
重い作業はどうせ家でやるじゃん?
どうせ画像や動画を編集するような重い作業は家でやります。大きなディスプレイに表示しながら編集作業をするはずです。
であるならば、外出先では非力MacBook Airでも、家でBlackmagic eGPU Proに繋げばMacBook Airでも十分に動画処理ができるのではないでしょうか。
つまり、家と外出時でMacを使い分けなくてもいいんじゃね?ということです。
MacBook AirにはThunderbolt3端子が2つあります。片方はBlackmagic eGPU Proにつなぎ、片方は5kディスプレイにも繋げるってわけです。
おわりに
ガチで動画編集などをする人にとっては、iMac ProとかMac miniを最高までカスタマイズするのがいいと思います。(MacBook Proでもきついはず)
でも、「そこまでは・・・」という人にとっては、MacBook AirとBlackmagic eGPU Proの組み合わせが高コスパなのかもしれません。家でも作業するし、外出先でもMacが必要だしという人はこの方法が選択肢の1つになるんですかねぇ。
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