昨年観た映画『ジョーカー』が最高だったので、デジタル版で購入しました。監督による音声解説が最高でしたね。解説を聞きながら映画を見ているとさらなる発見があり、よりジョーカーを楽しめるようになるかと。
>【映画ジョーカー】孤独を経験した人にしか分からないおもしろさ
アーサーからジョーカーになるまで
善良に生きようとしていたアーサーがジョーカーになるまでの変化を、監督の音声解説を聞いているとさらによくわかりました。
たとえば、アーサーが日記を書いているシーンに、ジョーカーの顔が出ているところが描写されています。(監督の解説なしに気がつく人なんていないと思われます。)
アーサーはカウンセラーに日記を書くように言われています。で、日記を書いているのですが、ペンを握る手は右手です。しかし日記のジョークのオチを書くときには、ペンを左手に持ち替えています。これがなにを表しているのかというと、ジョーカーの顔が出てきている、ということです。アメコミに詳しくない私たちとしては、ジョーカーは左利きという設定なんて知りませんよね。日記を書くシーンで、『アーサーからジョーカーへ』が描かれていたりします。解説なしで、ジョーカーの片鱗が出てきていことに気がつく人なんていないでしょう笑。
これを知って映画を見直してみると、右と左が使い分けられています。たとえば、コメディを観に行ってメモをしているときは右手を使っています。
左手を使っている時はどういうときかというと、電車の中で三人組のサラリーマンを撃つ時です。厳密に言えば、最初の1発目は両手で銃を握って撃っています(アーサーとジョーカーが混じり合っているのでしょう)。マレーを撃つときももちろん左手です。
ただ・・・ランドルをハサミで殺すときは右手を使っているという、気になる矛盾点も見つけてしまいましたが🤔
アーサーは黒人女性と子供を殺したのか?
アーサーは黒人女性(ソフィー)と子供を殺したのでしょうか?映画では描写されておらず、「どうなったの?」と思わずにはいられないシーンでした。
監督によると「彼は2人を殺してない。」とのことでした。ヨカッタ。なぜ殺さなかったのか?という疑問も残るところですが、とにかく殺してないとのこと。ソフィーは新しい職と彼氏を見つけたという設定になっているようです。
おわりに
ということでジョーカーをさらに楽しみたい方は、監督の音声解説をどうぞです。私はAppleで購入しました。というのも、なぜか映画はAppleで購入しているからです。Amazonに統一するべきだったなーと後から後悔しています😱
それでは!
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