医療機関で処方される市販薬と同じ成分の花粉症治療薬が、保険適用外になり全額自己負担になるかもとのことです。
企業の健康保険組合で構成する健康保険組合連合会(健保連)は22日、医療機関で処方される市販薬と同じ成分の花粉症治療薬について、医療保険の適用から除外し全額自己負担にすべきだとの提言を取りまとめた。
時事ドットコム
医療費が財政を圧迫するのですから、どこかを切っていくしかないのは当然のこと。基本的に賛成です。でも、花粉症の薬か・・・という感じ。だって杉の木をバンバン植えたのって政府でしょ?自己負担を増やすのであれば、もっと自己責任の割合が強いところではないでしょうか。
花粉症の薬に限らずドンドン保険適用外にしていこう
花粉症の薬をターゲットにするなら、
- 目薬
- 湿布
- 痛み止め
などなども適用外にしていかないとですねー。
薬局で購入できる薬を、わざわざ病院で処方するのはやめたほうがいいです。だって病院に行く人が増えるから。ちきりんさんのツイートが参考になります。
これ何が起こってるかというと、働いてて忙しい人は病院にいく時間がないから薬局で市販薬を買い、ヒマな高齢者は「安いから」病院で処方してもらってる。それを働いてる人が払ってる健康保険料で補填してるわけで、どう考えても不公平。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) August 23, 2019
こちらの耳鼻科医さんのツイートも参考になります。
アレルギー性鼻炎のような病気を保険でカバーするべきか?という議論。
極端に言えば、
500億円かけて1000人(平均80歳)の寿命を3ヶ月延長する抗癌剤と、500億円かけて100万人(平均35歳)のQOLを改善する薬(無くても死なない)のどっちが必要か、という話になります。皆さんどう思いますか?
— ひまみみ👂耳鼻科 (@ent_univ_) August 24, 2019
わたし的にはある一定の年齢を超えて、高額の治療を受けたいのであれば、それ相応の負担をする必要があると思います。だってどうせ人って死ぬのですもん。限界まで長く生きたいのであれば、自分のお金でどうぞっていうのが普通だと思うんですよね。『死ぬこと=悪』と思っている人が多すぎます。それが生物なのですよ。
例えば、65歳を超えて、最先端の治療を使って長生きしたいのであれば、自分のお金でやるべきだと思っています。だって「ワイ65歳。2000万円の高級車欲しいんや。」という人がいたら「自分の金でどうぞ」ってなりますよね?それなのに「ワイ65歳。2000万円の医療を受けたいんや。」ってなったら、税金がたっぷり投入されるんですよね。これっておかしいでしょうに。
>【若者こそ知っておこう】高額療養制度の自己負担率が8月1日から変わったぞー
ただ・・・この医療利権とも呼ぶべき分厚い壁をどうすればいいのかは分かりません。
- 医者、金たっぷり持ってる
- そのお金を使って政治家とコソコソ
- 政治家は医療業界にメリットあるように動く(あと高齢者にメリットがあるようにも動く)
- WIN-WINの関係
という構造ができあがっているのですね。難しい話です😱
コメント