本日も「Gallagher Note」をお読みいただきありがとうございます。
こんにちは、福山です。
先日、地元の岡山で地震がありました。震源地は鳥取だったのですが、改めて地震の恐ろしさを実感しました。もしもの時に備えての知識と準備は必要ですよね。ということで、地震対策としてやるべきこと・やってはいけないことをまとめます。南海トラフ地震があることは予測されているので、必ず対策はしておきましょう。
地震が起きる前に
地震が起きる前の対策方法について記します。想定としては震度6〜を考えています。震度6以上は人が立っていることが困難になるレベルです。
脱出ルート
地震により家が変形すると、玄関が開かない場合があるので、自宅から外への避難経路は複数考えておきましょう。大きな地震があった後、ずっと家にいるのは倒壊の危険性があるので素早く脱出しなければなりません。
- 脱出通路には障害になるものを置かないようにすること
- 就寝時にはスリッパ・懐中電灯を用意しておくこと
- 2階からの脱出のために避難梯子を用意しておくこと
- 視力が悪い人はメガネは必ず手元に置くこと
避難経路の確認
地震で怖いのは津波です。前もって避難所までのルートを把握しておきましょう。さらに自宅から避難所まで一度歩いてみることも必要です。
家族の安否確認の事前話し合い
連絡がつかない場合を想定して、災害用伝言ダイヤル(171)や災害用伝言板を使用するなど、事前に家族間で連絡のつけ方を決めておきましょう。
備蓄品などの備え
- 最低限3日程度の水や食料は備蓄
- 賞味期限などを定期的にチェック
- 玄関や寝室など持ち出しやすいところに保管
- リュックなどにまとめて置く
火災対策
電気機器からの発火
家電製品の近くに花瓶や水槽などの水の入ったものは置かないようにしてください。それらが地震で倒れると、コンセント部分から発火する恐れがあります。
ガス機器からの発火
自動的にガスの供給を停止するガス漏れ遮断機が、ほとんどの家庭に設置されていますが、一応確認してください。
さらに、ガスコンロ周辺には燃えやすいものが落ちてこないようにしておいてください。
灯油機器からの発火
石油ストーブなどの給油口から灯油が漏れないように、給油口をしっかりと閉める習慣をつけておいてください。それと、石油ストーブのそばに燃えやすいものを置かないような習慣もつけておきましょう。
家具対策
家具の転倒防止
- タンスや棚はL型金具で固定
- 引き出しにはストッパーをつけて中身が飛び出さないように
- ガラス飛散防止フィルムを貼って、ガラス拡散防止
地方自治体によっては家具転倒防止器具の取り付けを無料で実施してたり、補助が出る場合があるそうなので、地方自治体に問い合わせをしてみましょう。
家具の転倒・落下防止
- 大型テレビなどをテレビ台の上に置いている場合は、本体と台を固定
- 吊り下げ式の照明器具はチェーンなどで天井に固定
- 蛍光灯や電球は割れても飛び散りにくい、飛散防止が施されたものを購入
地震の揺れが収まったら
出口の確保
転倒した家具や飛び散ったガラス等で怪我をする恐れがあるので、まずはスリッパを履きましょう。その後、窓や戸を開け、出口の確保を行います。
避難勧告等の情報把握
テレビやラジオで避難の必要があるか?の情報を把握しましょう。役場から避難の指示・勧告が出たらそれに従います。
もし、役場からの指示・勧告などが出ていなくても、身の危険を感じたら迷わず避難をしてください。
火災が発生した場合
煙が発生した場合は、ハンカチやタオルで口と鼻をしっかりと覆い、煙を吸わないように姿勢を低くして避難してください。煙は上に上がるので、地面付近は煙が少ないです。
家を出る時に
- 電気のブレーカーをオフ
- ガスの元栓を閉める
避難方法
車などを使うと、消防・救急活動などに支障をきたすので、原則として徒歩で避難します。
普段歩いている道でも変形したりして歩きにくい場合があるので、こけても大丈夫なように両手は使えるようにしておきましょう。スマホをいじりながら歩くのは危険なので絶対にやめてください。
津波対策
津波の伝わる速さは時速100kmになる場合があります。津波が見えてから逃げても間に合いません。地震を感じたら津波警報が発令される前に、直ちに海岸付近から離れてください。
津波から逃げる時の原則は、「より遠く」ではなく「より高く」です。できるだけ頑丈で高い建物の上に避難しましょう。
津波は1回だけではなく、2回、3回と繰り返し襲ってくる場合が多く、1波よりも第2波、第3波の方が強い場合もあるので、1回目が終わったからと安心してはダメです。
地震でやってはいけないこと
- 救助活動の邪魔(道路を塞ぐ行為は絶対にやめてください、避難する時の原則は徒歩です)。
- 緊急時以外の電話(本当に必要な人が電話を使いたいのです)。
- ライターなどで火をつける(ガスが漏れている場合があります)。
- エレベーターの使用(閉じ込められる危険性があります)。
- 海岸に近づく(津波が来る可能性があります)。
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