出口治明さんのビジネスに効く最強の「読書」を読みました。これで出口さんの本を読むのは3冊目。
この本は出口さんのオススメの本を教えてくれるもので、「読みたいなー」と思う本がいくつもありました。忘れる前に記事にてリストアップしようと思います。
少しでも出口さんに近づくために
恥ずかしながら私は20歳くらいになるまで、全くと言っていいほど本を読みませんでした。それで大学生になっていたのだから恥ずかしいものです。
100冊ほど本を読み終えると、如実に思考に変化が現れました。人の思考や発言というものが気になり、「なんでこの人はこんなこと言うのだろう・行動したのだろう?」ということが脳内を駆け巡るようになりました。本を読む前と比べて、より人の言動に注意できるようになったのですね。
人の言動に注意しながら生きていくと、「この人、すげーや」って感じる人が現れてきます。そう感じる人ほど、当たり前かもしれませんが多くの本を読んでいます。
出口治明さんもまさにその一人で、
- 頭のキレ
- 深み
- 響く言葉
が文章中から滲み出ております。大量の本を血肉としているのがまるわかりなのです。
私は本の虫です。
冒頭から↑の言葉で始まるくらいですからね笑。
そんな人の思考に少しでも近づきたく、出口さんが紹介する本を読もうと思いました。読んだことのある本もあったのですが、読んだことのない本の方が多かったです。時間が足りませんね😱
リーダーシップを磨く上で役に立つ本
プルターク英雄伝
ローマとギリシャの代表的な英雄を退避させ、人物像をつぶさに紹介していきます。
君主論
キツネとライオンのどちらがいいか、あるいは愛されるのと恐れられるのとどちらがいいか、1つの組織を率いていくとはどういうことか、などリーダーシップの太い骨格が「君主論」にはほとんど網羅されていると私は思います。
君主論の簡単版は読んだことあるけど、原本はまだです😅
人間力を高めたいと思うあなたに相応しい本
韓非子
中国の歴史の中で一番面白いのは、春秋戦国時代だと思います。「韓非子」は、まさに百家争鳴の時代に生きた天才・韓非が描いた物語です。
チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷
大成する作家は処女作が一番素晴らしいとか、あるいは処女作の中に全てがあるとかいう人がいますが、私自身もそう思います。この作品に、塩野さんの良いところが全て凝縮されていると思います。
ローマは1日にしてならずで有名な塩野さんの本ですね。読んでみたいと思います。
仕事上の意思決定に悩んだ時に背中を押してくれる本
脳には妙なクセがある
実は、この脳というのは厄介で、妙な癖がいっぱいある。悩みの根元に迫るには、それこそ頭を抱えて考える前に、悩んでいる主体である脳の癖を正しく理解することが欠かせません。
興味がすごくあるのでアマゾンで早速ポチりました。
貞観政要(じょうがんせいよう)
歴史上の偉人も同じように悩んでいた!
宋名臣言行録
「貞観政要」と違って、立派な王様と立派な家来の組み合わせだけではなく、アホな王様と立派な家来という組み合わせがあるなど、色々なパターンが出てきます。
戦争論
戦争について人間がどう考えてきたか、その最高の古典の一つは、クラウゼヴィッツの「戦争論上・下」です。
自分の頭で未来を予測する時にヒントになる本
2052 今後40年のクローバル予測
「2052」は、およそ考えられる悲観論の全てのポイントをほぼ網羅しています。この本さえ読んでおけば、今後40年間に起こりうる事象を見逃すことはないでしょう。
この本もすぐさまアマゾンでポチりました。
ユートピア
古典の世界の未来予測といえば、これはもう絶対に外せません。
聞いたことはあるけど読んでなかった本の1つです。
一九八四年
近未来小説として描かれたSF小説の金字塔。徹底した思想管理社会への警鐘。
すばらしい新世界
こうした「力」による思想統制とは正反対の世界を描いている作品に、「すばらしい新世界」があります。
国家と政治を理解するために押さえるべき本
田中角栄 戦後日本の悲しき自画像
55年体制を象徴する政治家、田中角栄元首相の番記者だった早野さんが、55年体制とはどういうシステムだったのかを、田中角栄の個人誌を通じて解き明かした本です。
首相支配ー日本政治の変貌
田中角栄がなくなってからもう20年以上が経ちました。細川護煕、小沢一郎両氏が手がけた小選挙区制度は、日本の政治の大きな分水領だったという気がしています。その変化をわかりやすく整理したのが、「首相支配ー日本政治の変貌」だと思います。
小選挙区は政治家のための制度という認識がありました。興味があるので読みたいと思います。
職業としての政治
すべての政治家・政治家志望者が読むべき古典。政治家の心構え、必要とされる考え方。
人間の条件
公とは何か、私とは何か。それが、国家や経済の発展、技術革新とともに変化し、「私」の領域だった活動がどのように「公」の領域を侵食していくか。そういったことを、実に緻密に論じています。
ハンナ・アーレントの本はまだ1つも読んだことがないです。読みたい読みたいと思って、今に至る・・・。
政治思想論集
とりわけ「権力ならびに権力者への道についての対話」では、権力がなぜ成り立ち、どのように大きくなったのか、人々はなぜ征服されるのか、といった基本的な問いに対する深い洞察が対話を通じて展開されています。
グローバリゼーションに対する理解を深めてくれる本
近代世界システム1
本書は16世紀のヨーロッパの構造をひもとき、現在に至る世界経済の仕組みの出発点について実証的に分析したものです。
クアトロ・ラガッツィ
16世紀の終わり頃、日本がグローバル社会に開かれていた時代に、夢と希望に溢れて世界に出ていった九州出身の4人の少年たちの物語です。
ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る
こうした著名な学者が近年のグローバリゼーションをどう見ているのか、さらりと知っておくのも面白いと思います。
想像の共同体で有名な著者ですね。
想像の共同体
国民とは何か、ナショナリズム研究の新古典。社会学科・文学研究の必読書。
社会心理学講義
社会を支える「同一性と変化」の原理を軸に、人間と人間が作る社会をラディカルに捉え直す。
老いを実感したあなたが勇気付けられる本
生物学的文明論
あらゆる生き物には存在する意味がる。生物学的発想で社会を見つめ直す。
老い
あらゆる文献や研究をたどり、老い生を対比して捉えた本
哲学者サルトルの事実上の妻であるボーヴォワールの本です。これもいつかは読みたいと思っていた本。
第二の性
女とは何か。女と男はどう違うのか。様々な学術的見地から論じた女性論の古典。
ブッダのことば スッタニパータ
ブッタの時代から、老いは人生の大きな悩みの一つだったわけです。ブッダの言葉を記した仏教典は星の数ほどありますが、その中で一番古くて、ブッダの言葉に近いと言われているのがこのスッタニパータです。
ブッダの言葉いいよね。スッタニパータも読んでみようかしら。
生と死の接点
この本の面白さの1つは、冒頭のボーヴォワールに通じる部分もありますが、ボーヴォワールが「老い」をめぐる内面や環境、歴史文化などに着目して横断的に分析したのに対し、河合は「人の生死」について、童話や神話、宗教や生活習慣の歴史などを素材に、1つの「ライフサイクル」として縦断的に心理学の切り口から様々に検討しているところです。
5ファイブ
「5年後、あたなはどこにいるのだろう?」。そして、先延ばしの人生を今日で終えよう、とテンション高く呼びかけます。
生きることに迷った時に傍に置く本
アラン幸福論とラッセル幸福論
幸福論のど定番ですね。
ニコマコス倫理学
この本は、幸福とは何か、よく生きるとはどういうことかということについて、徹底的に思考を尽くして書かれた古典中の古典です。
まとめ
私なりに読みたい本をまとめてみました。ただし、ビジネスに効く最強の「読書」は108冊を紹介していますので、ここでまとめたものは一部です。
というか108冊って、なぜに煩悩の数と合わせたのでしょう。気になりますね。
もっともっと読みたいと思うあなたは、実際にこの本を手にとってみてください!それでは!
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