ちきりんさんのツイートを見て、クローズアップ現代を見てみました。
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ホストにハマって、お金のために体を売る女性を特集した番組でした。
「馬鹿な女だな」で片付けられちゃう話かもしれませんが、ホスト側は「女性の脳をハックする仕組み」の知見を溜め込んだりしているので、ひどい話だなーと思ったりしました。(あとこんな番組を作るNHKは、なぜにホストで有名な人をこれとは違う番組ですが起用していんだろうなーとか思いました)
この辺りの現代の闇の話は漫画で描かれていたりもしますので、知ってる方も多い話っすな。
番組で学んだことをちょっくらメモしていきます。
NHKのホストの闇のメモ
学んだことを箇条書きしていきます。
- 歌舞伎町では5年間で約200店のホストクラブが開業
- 路上で買春している女性35人を警視庁が摘発すると、4割がホストのツケ(売掛金)の返済のためだった
- ホストにハマる女性は家庭環境などが複雑なこともあり、ホストだけが自分の居場所だと思ったりする
- 「ホストは自分の全部を受け入れてくれる」から生きがいなんだとか
- ホストは初めは優しいが、支払いの遅延が出てくると性風俗の仕事を促してくるようになる
- ツケ(売掛金)はホストが店側に借金しているため、ツケを回収できるかできないかはホスト次第
- つまり、店側が必ず儲かるようになっている
- 推しのホストに迷惑はかけたくはない、という理由から性風俗店で働いてもお金を返そうとする
- ホストクラブのマニュアル
- マッチングアプリを使った集客
- プロフィールの職業は飲食・イベント系にし、ホストや大学名は書かない
- アイコンは動物と一緒の写真を選び、ホストだとわからないようにする
- マッチングした際の定型分がある
- 仲良くなった頃合いでホストを打ち明ける
- 「こういう夢があってホストをしている」みたいな話をする
- ホストにハマりやすい女性の特徴は、服に無頓着で自分にあまりお金を使っていない、若くて社会経験がなく世の中のことを知らない女の子がど真ん中。地方出身者だと「東京ってこういうもんだよ」と言ってしまえば納得してもらえるのでコントロールしやすい
- また客をコントロールするために、孤立する環境を意図的に作る。友達とのラインを消させたり、家の鍵を押さえたり、自分が契約した家に住まわせたり。
- 集客の段階から性風俗店で働かせたらどれくらいまで稼げるのかを考えている
- ホストのみんな風俗を始めてほしいと思っているので、女の子を性風俗店に落とすことに罪悪感を持っていない
- 性風俗店とホストは結託しているので、女性が「お金を稼いだからもうやめるわ」って言わないように、ホストにお金を使わせるように仕向けている(ホストにお金のバックもある)
- 性風俗店で1日に何人ものお客を相手にするのは神経がもたないので、最後は薬物につけるしかない
- 「犯罪集団としての意識はあるのか?」という質問に対しては、「捕まることは怖くはない」
- 対策としては、警視庁は売春防止法・職業安定法違反で検挙に努めるとのこと。去年は全国で40人のホストを逮捕した
- 歌舞伎町のホストクラブは自主規制を始めて、「20歳未満の入店禁止」「売掛金廃止」を目指すとのこと
- ただ売掛金が禁止となると、客がその場でお金を払わないといけなくなるので、消費者金融にお金を借りるという問題が出てくる
いやはや、恐ろしいなーと思うばかり。お子さんをお持ちの方はお気をつけください。
こーゆー話に興味がある方にオススメの漫画です↓
性風俗に限らず、若い女性は疑似恋愛やパパ活などでお金を稼ぎやすい時代です。そんな女性たちを描いた漫画です。
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