Appleの空間オーディオで映画の迫力がアップ【AirPods Pro専用だけれど】

AirPods
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iOS14でAirPodsは大きな進化を遂げました。(特にAirPods Pro)

  • Appleデバイス間で自動で接続が切り替わるように(macOSは未対応)
  • 空間オーディオ機能が追加(AirPods Proのみ)

この2つについて、この記事にて書いていきます。(AirPodsのアップデート方法は、ケースにしまって充電しながらiPhoneのそばに置いておくだけです)

ちなみにこちらの機能は両方ともアップデートすると、デフォルトでONになっています。

(設定→Bluetooth→接続しているAirPodsの右のiマークをタップ、で変更できます)

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1 Appleデバイス間で自動で接続切り替え【AirPods】

まずはAppleデバイス間での自動接続切り替えについてから。

 

こちらの機能は「音楽をiPhoneから再生していたけど、今度はiPadの大きな画面で映画を観たい!AirPods Proの切り替えちょっとめんどくさい!」というような方には神機能となっています。

 

いままでは一度AirPodsをケースにしまってデバイスを切り替える、という操作が必要でした。これでもBluetooth接続の切り替えにおいてかなり便利な方なのですが、人間は欲深き生き物。この欲に応えてくれるのが、自動接続切り替え機能です。

 

使いたいiOSデバイスで、再生ボタンを押すだけです。これで切り替わります。まじで便利。macOSはまだ未対応ですが、次のアップデートで対応するでしょう。Appleユーザーが、AirPods以外のイヤホンを購入する理由がまた1つ減りました。

2 空間オーディオがまじでやばい【AirPods Pro】

AirPods Proのみの機能ですが、空間オーディオがすごいです。とんでもない進化です。空間オーディオとは、文字の通り、空間的に音が聴こえるようになる機能です。すっごくよく言えば、7.1chがAirPods Proで再現できております。つまり、映画の迫力が倍増されるわけです。

 

で、さらにおもしろいのが、頭の向きを変えても常に前方にスピーカーがあるかのように聞こえるところです。映画を見ている際に頭をグリングリンすることはないでしょうが、なかなかおもしろい機能だなーと。

2.1 空間オーディオを利用するのに必要なもの

  1. iOS /iPadOSの最新版
  2. AirPods Proのファームウェアの最新版
  3. Dolby Atmos, 5.1ch, 7.1chに対応したApple TVのビデオ

 

見落としがちなのが3つ目の、Dolby Atmos, 5.1ch, 7.1chに対応したApple TVのビデオです。つまり、Amazonプライムビデオやネットフリックスでは、空間オーディオ機能は使えません。はい、Appleの囲い込みってやつですね。まー、Appleが作った機能なので当然といえば当然ですね。

Dolby Atmosとは?【Apple TVを購入して思ったこと】

2.2 Appleで購入したビデオでさえ空間オーディオが使えないものは意外と多い

Appleで購入したビデオなら全てが空間オーディオに対応しているかというと、そうではありません。繰り返しになりますが、Dolby Atmos, 5.1ch, 7.1chに対応していないといけません。

 

持っているビデオ(Apple TVで購入)したものが、どれくらいDolby Atmos, 5.1ch, 7.1chに対応しているかを調べてみると↓

インターステラーはまさかの対応していません😱

 

ダークナイトも対応していません。

 

ジョーカーは対応していました。古いのは対応していないのですかね。

 

ファイトクラブも対応していません。

 

マトリックスは対応していました。嬉しい!

 

ターミネーター2は対応していませんでした。デジタル修復版で、最近のものなのに。

2.3 Appleのヘッドフォンが楽しみになる

家に5.1chや7.1chを導入しようと思ったことがある人なら分かるはずですが、めちゃくちゃ大変です。

  • お金はもちろんのこと
  • 部屋のスペース
  • 配線のごちゃごちゃ
  • 騒音問題

などなどと、考えることが色々とあります。そうなってくると「家に導入するの無理!」と諦めがちだったりします。だからこそ、空間オーディオが光るわけですね。

 

と言っても、AirPods Proはお世辞にも「音がいい!」とは言えません。映画を楽しむならちょっと非力です。そこで期待できるのが『Appleのヘッドフォン』なのです。AirPods Proに比べて音質が向上するのは間違いないでしょう。Apple傘下のBeatsの技術も導入し、普通にいい音のヘッドフォンに仕上がるはずです。

 

そして音質だけではなく、

  • Mac、iPhone、iPad、Apple TVの自動接続切り替え
  • 空間オーディオ

があるわけですから、アップル好きかつ映画好きならば購入しない理由が見つかりません。Appleのヘッドフォン楽しみですー☺️

 

いやはや、Appleの囲い込みはすごいですね。iPhoneとAirPodsとAppleミュージックで音楽環境を囲い込み、今度は映画・ドラマを囲い込んできました。まさかこのような方法でAmazonプライムビデオやNetflixに対抗してくるとは…。いやー、うまい。

 

参考までに。それでは!

 

*追記(2020/09/24)

TV+が独占しているわけではないようです!

 

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