2022年4月にElgatoよりキャプチャーボードのHD60S+の後継機『HD60X』が発売されました。
HD60SやHD60S+との違いが気になったので、この記事にてまとめていきたいと思います。
端的にHD60Xの特筆すべき点を書くと↓
- 録画可能:最大4K30fps、WQHDやフルHDなら60fps
- パススルー:最大4K60fps HDR10、WQHDなら120fps、そしてフルHDなら240fps
- VRR(可変リフレッシュレート)パススルーに対応
とまぁ、より綺麗に録画でき、より高フレームレートでパススルーが可能になりました。フツーの人からすると前の世代で十分なスペックですが、「今ある最高なものを!」的な思想な人にはいい商品かと思います。
(関連記事:ゲームのfps(フレームレート)とHz(リフレッシュレート)の違いについて)
Elgato HD60XとHD60S+、HD60Sの違いについて
Elgato HD60XとHD60S、HD60S+を簡単に比較し、表にまとめてみます。
HD60X | HD60S+ | HD60S | |
HDR10パススルーとキャプチャ | ○ | ○ | × |
4K 60 パススルー | ○ | ○ | × |
VRR(可変リフレッシュレート)パススルー | ○ | × | × |
4K 60 キャプチャ | × | × | × |
1440p 60 キャプチャ | ○ | × | × |
1080p 60 キャプチャ | ○ | ○ | ○ |
対応OS | Windows, Mac | Windows, Mac | Windows, Mac |
インスタントゲームビュー | ○ | ○ | ○ |
接続方式 | USB 3.0 | USB 3.0 | USB 3.0 |
最大ビットレート | ? | 60 Mbps | 40 Mbps |
エンコードタイプ | ソフトウェアエンコード | ソフトウェアエンコード | ソフトウェアエンコード |
HD60Xと言えども、まだこの価格帯では4K 60でのキャプチャができないのは注意ですね。って、そこまで求める方はほとんどいないと思いますけれど。
現実的に考えて、1440p 60でキャプチャできるんなら十分かなーと思います。
HD60Xは高フレームレートのパススルーが欲しい人にはうってつけ
HD60Xはパススルー機能が優れています。
4Kだと60fps HDR10、1440pだと120fps、1080p だと240fpsに対応します。またG-SyncやFreeSyncといった可変リフレッシュレート(VRR)にも対応しています。
高フレームレートのゲームをしていて、なおかつ高リフレッシュレートのモニターを持っている方はHD60Xが魅力的かもですね。
参考までに。それでは!
*参考にしたサイト
- https://www.elgato.com/ja/game-capture-hd60-x
- https://getnavi.jp/digital/723451/
- https://gamingsym.in/jp/elgato-game-capture-hd60-xが発表され、vrrパススルーサポートが導入さ/
- https://www.4gamer.net/games/467/G046777/20220420024/
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