ちょっとばかしゲームの深淵に踏み込むと、すぐさま
- fps
- Hz
というよく分からない単語が出てきます。
fps(フレームレート)とHz(リフレッシュレート)は似ているようでちょっと違います。そんなことを書いていきます。
まず最初にすっごく簡単に書いておくと、
- fps:1秒間に表示される画面の数を表す
- Hz:ゲーム界ではモニターによく使われる単位で、そのモニターが1秒間にどれくらいの画面を表示できるかを表す
って感じです。
最高を求めるならばfpsの数字は高い方がいいですし、Hzも高い方がいいのです。というかfpsが高くてもHzが低ければ、fpsが高い意味がありません。ってことを以下でももう少し具体的に書いていきます。
fpsはフレームレートのことで、1秒間に表示される画面の数を表す
fps(frames per second)はフレームレートのことで1秒間に表示される画面の数を表します。(画面と言えばいいのか、画像と言えばいいのか、コマと言えばいいのか、フレームと言えばいいのか、そのあたりのニュアンスが難しいので、ここでは『画面』としています)
たとえば、
- 60fpsであれば、1秒間に60枚の画面が表示
- 120fpsであれば、1秒間に120枚の画面が表示
というわけです。
当然ながらfpsの数字が高い方が映像がなめからに動いているように見えるわけです。高fpsであるほどヌルヌルなのです。
ちなみに、アニメとか映画は24fpsや30fpsが普通です。これくらいでも十分にヌルヌルですよね。アニメや映画を見て「あぁん?カクツキがヤバすぎてみられないわ!」と感じたことないと思います。
一方、銃をバンバンに撃ちまくるゲームなんかであれば、fpsが重要になってきます。弾一発の判断が重要になってくるんですわ。って、高いレベルを求めている人だけですけれど。普通にゲームを楽しむ分にはそこまで関係ありません。
Hzはリフレッシュレートのことで、モニターに1秒間に表示される画面の数を表す
Hzはモニターのリフレッシュレートのことで、1秒間に表示される画面の数を表します。
『1秒間に表示される画像の数を表す』という意味では、fpsもHzも同じです。ここがややこしいところです。
- fpsはゲーム機からモニターに出力するときに関係している
- Hzはモニターから私たちの目に映るときに関係している
たとえばゲーム機の性能では120fpsが出力されていたとしても、モニターの性能が60Hzであれば、120fpsの意味がないんですね。最終的に私たちの目に映るのは1秒間に60枚の画面の数でしかありません。
また、モニターの性能が120Hzなのにゲーム機の性能が60fpsだとしたら、やっぱり最終的に私たちの目に映るのは1秒間に60枚の画面の数でしかありません。
ヌルヌルを求めたければ高fpsを出せるゲーム機(ゲーミングPC)、高Hzを出せるモニターの両方を揃える
つまり、よりヌルヌルのゲーム環境を求めたければ、高fpsを出せるゲーム機(ゲーミングPC)、高Hzを出せるモニターの両方を揃えなければならないのです。どちらかが低ければ、低い方に合わせられてしまいます。
繰り返しになりますが、
- 120fps、60Hzのモニター→結局、1秒間に60枚の画面しか表示されない
- 60fps、120Hzのモニター→結局、1秒間に60枚の画面しか表示されない
となります。
1秒間に120枚の画面を表示させ、ヌルヌルゲームをしたければ、
- 120fps、120Hzのモニター→1秒間に120枚の画面が表示されるのでヌルヌルでゲームができる
と、ゲーム機もモニターもいいものを揃えないとダメなのです。
ちなみにですが、「より綺麗な画面で高いfpsを出したい!」となると、どんどんゲーム機(ゲーミングPC)の値段は上がっていきます。そりゃそうですよね。綺麗な映像をガンガンに出力したければより負荷がかかるのですから。(基本的に解像度を4Kとかに上げていくと、fpsは下がっていきます。fpsを維持したまま解像度を上げるのって高負荷なんですわな)
以上、fpsとHzの話でしたー。普通にゲームを楽しむだけならなんにも気にしなくてOKです。
参考までに。それでは!
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