大前研一さんの記事が興味深かったです。
大前研一"ついに失われた30年になった" なぜ平成という時代は失敗したのか
平成が終わる。大前研一氏は新刊『日本の論点2019~20』(プレジデント社)で、平成という時代についてこう述べた。「30...
大前氏曰く「平成は失敗した」とのことです。なにも進まなかったそうな。失われた20年が30年になってしまったんですと。
- 物価上昇2%を目標!→一向に目標に達成しない→達成目標が日銀のレポートから消える
- 財政赤字は政治家の怠慢→歴史的にみても経済を膨らませて借金を返そうとするのは不可能→そんな無謀な政治家を選ぶ国民が怠慢→ドイツを見習え→国民が甘っちょろい議論を許さないからドイツは健全
- この20年で欧米の給料は平均で2倍になっているのに、日本はフラット→主要7カ国と比較して日本だけが2000年の賃金水準を下回る→デフレでモノが安くなっているから生活できる→デフレ脱却したら国民の生活は厳しくなる
- 給料は増えないのに税金や年金は増加→少子高齢化なのだからそもそも制度を保つことが不可能→メスを入れるしかないけど、それをできる政治家がいない
- 小選挙区が問題なのでは?→国家を語らず地元を語る政治家ばかりになって大きな構造改革ができない→選挙制度を変えるしかない
という感じでした。
用語については下の記事でまとめております。
結果を出せなかった人は退場せよ
平成の世を動かしたのは昭和の政治家たち。どーにもできなかったんだから、早いところ退場してもらわないとですね。その人たちが居座ってたら若手の政治家がなんにもできません。
他にも、この30年間で政治家&官僚組織が肥大化したのではないでしょうか。民間からお金を取り上げて、景気対策と称して官僚の裁量権をアップ。そして公共投資を拡大→失敗。
なんにもできなかった政治家&官僚さんには潔く認めてもらいたいですな。「失敗しました」と。そして、その失敗を活かして小さな政府を目指してもらいたいなーと個人的には思います。
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