『#59 ゲストに古市憲寿氏を迎えて小泉大臣の育休についてほろ酔いトーク』をみていたら、すごく勉強になることがありましたのでメモ。
玉木雄一郎さんのツイートに、橋下さんが反発しておりました。ツイート↓
これは違う。憲法を守れ!と強く言っているひとたちが何を言う!国民への身体的強制を伴うものは法の根拠が必要だ。国会議員が徹夜して法律を作ればいいだけ。今の国会は何をしている!法律もないのにこんなことができるなら中国人観光客の入国も保留できるでしょ? https://t.co/UqfO40cVtl
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) January 30, 2020
チャーター機を無料にするから検査を義務化したら?という玉木さんのツイートなのですが、これって人権を侵害しているんですよね。普段は憲法を守れ!と言っている人が、人命のためなら簡単に人権を侵害する行為を正当化しちゃうわけです。それって恐ろしいですね。
番組で橋下さんはこのようなことを言っております。
「元財務官僚の人たちは、国民に対して身体的検査を強制することの怖さを全然感じてないんだな、と思った。」
弁護士の世界では刑事訴訟法で、身体的検査のことはガチガチに固められているそうです。例えば、覚せい剤の尿検査をやる時でさえすごく大変だそうです。(令状がなく、任意でやろうとすると違法捜査になるから)
橋下さんは続けて言います。
「もしそういうことをやるのであれば、国会で話し合ってルール(法律)を作るべき(法的根拠があれば全然あり)。検査を受ける義務を徹夜でつくればいい。今の国会は何もしてないのに、国民に勝手に検査を強制するようなことをしている。そして国民も同調してそれをやれやれと言っている、それは恐ろしいことだ。」
ゲストの古市さんはこのようなことを言っておりました。
「人命のために人権をどこまで制限できるのかを、本当はしっかりと議論していかなければならない。その議論をすっ飛ばしたら、例えば戦争とかも人命のためなら人権を制限してもいいんですか?という話になる。」
とても勉強になる回でした。
日本という国は、有事の際に全体主義的な方向にすぐ向いてしまうのかもしれません。歴史からもっと学ばなければですね・・・。それでは!
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