私が集めている数少ないマンガ『ベイビーステップ』。
テニス好きにとっては、どハマりするであろう漫画です。
それが・・・あと数話で連載終了とのことです・゜・(ノД`)
ベイビーステップの続編頼むよ・・・
単行本で購入しててマガジンの方では読んでないので、クリシュナとの戦いがどうなったかは分からないのですが、「ここで終わるの??」と驚いています。
確かに、これからATPのランキングあげて、4大大会に挑戦して・・・いつかはウィンブルドン優勝するストーリーを描くのはきついのかもしれません。
それを連載するとしたらかな〜〜〜〜〜り長くなりそうなので、ここで一旦連載終了して次からは第二章が始まって欲しいですね(`・ω・´)”
ランキング50位くらいからのスタートだと、また新しい展開でネタも尽きなそうですし。
何はともあれ、勝木光先生、お疲れ様でした!
幾度となくベイビーステップで勇気をもらいました!!
身長や筋力など身体的アドバンテージが全くない丸尾が(動体視力は抜群にいいけど)、分析力を駆使して戦うところには胸を打たれました!
- 観察
- 分析
- 実践(行動)
- 修正
の繰り返しは、テニスだけでなくどこでも使える『技』です。
ベイビーステップにはテニスの面白さだけでなく、生き方を教えてもらいましたね( ´∀`)
今思えば、前に書いた記事は、まさにベイビーステップの重要性を説いた記事だったんだなぁとしみじみ思ったり。→→→自分を変えるのは大きな変化ではなく小さな変化!
丸尾は大きな目標を持つと同時に、小さいたくさんの目標を立てていました。
それで、大きい目標で方向性を見失わず、小さい目標をこなし着実にレベルアップしていったのです。
よくありがちな主人公の成長物語と思うかもしれませんが、全然そんなことなくて、ここまで目標を具体的にして成長していった主人公っていないのでは?と思います。
試合中には欠かさずノートを開き、球の軌跡を記し、そこから弱点と対策を練ります。
家に帰れば試合の結果はどうあれ、ノートにその日の試合の復習を書き込みます。
そして『今後の課題』を見つけて、それも記入。
そりゃ、成長するわなってな徹底ぶりです笑。
無理かどうかはやってみて再検討
ベイビーステップで私がもっとも心に残っている場面は3巻で、タクマが丸尾をボコボコにしたところです。
タクマは幼少時よりテニスをしているテニスエリート。
対する丸尾は高校から趣味感覚でテニスを始めた初心者。
そんな丸尾がテニスの楽しさにのめり込み「強くなりたい」と思うようになった時に、コーチがタクマと試合をやってみろ!と言いました。
案の定ボコボコにされた丸尾。
試合後丸尾は、タクマに質問をぶつけます。
- テニスはいつからやってるのか?
- 週にどれくらいやってるのか?
- 何時間くらい練習するのか?
- 筋トレやランニングはどれくらいするのか?
タクマからそれを聞いた丸尾は、タクマに近づくためのスケジュールを立てました。
それを見たタクマは「こんなスケジュールを立てたって、俺には勝てない」と。
しかし丸尾はそんなこと気にせずにこう言います。
「今まではタクマさんが強すぎてどれだけ遠くにいるかわからなかった。でも、今日試合ができてそれが分かったからよかった。だからとりあえず限界のスケジュールでやってみて、タクマさんに近づけるのが無理なのかどうかはそのあと再検討します。」と。
これを聞いたときにしびれました。
高校生から何かスポーツを始めたら、「やっぱり昔からやってるやつは強いなー。追いつけないわー。」とすぐに諦めると思います。
でも丸尾はそんなこと気にせずに、その人と同じ練習量をいまからでもやってみよう!とポジティブに捉えたわけです。
「そんなの漫画だからだよ!」、確かにそうかもしれません。
でも、丸尾の考えって今の時代すごーく重要だと思うんですね。
変化の激しい時代、身につけたスキルが数年で陳腐化する今、何歳からでも新しいことにチャレンジしてみようと思える気持ち、それが大切なんじゃないかなぁと私は思うわけです。
先日読んだ、2chを作ったひろゆきさんの本『無敵の思考』にも同じようなことが書いていました。
「スキルを手に入れるためのスキルが重要」だと。→→→『ひろゆきさんの『無敵の思考』を読んで』
これから必要なのは『スキル』ではありません。(もちろんスキルも重要なのですが)
必要なのは『スキルを手に入れる力』なのです。
『新しいことに挑戦する力』とでも言えるでしょうか。
「いまからプログラミング学ぶのやだなー」とか「いまからWebデザインやるのはちょっとー」とか、そんなことを言っていては、いつまで経っても新しいスキルは身につきません。
重い腰をあげて、新しいスキルを学びに行こうとする力が大切で、私はそれをベイビーステップから学びました。
自分より突き抜けた能力がある人を見ると「この人、化け物や。どれだけ努力しても近づけないわ・・・」と私たちは思う『クセ』があります。
でもそんなんじゃダメで、丸尾のように「限界のスケジュールでやってみて、近づけるかどうかは後で再検討します」という思考が大切なんです!!
まとめ
ベイビーステップ最高ーーーーー!!!!!
47巻がたぶん最終巻になるのでしょうね。
ファンとしては悲しいですが、今までありがとおおおお!!!!
勝木光先生、さいこおおおおおおお!!!!(`・ω・´)”
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