著作権のダウンロードが問題になっているけれど、ダウンロードしたかどうかなんてネット上の記録で分かるものなの?
そんな疑問に答えます。
結論から言うと、サイトを開いた時点でそもそもダウンロードしています。それがインターネットです。
少し分かりづらいと思いますので、以下でもう少し具体的に説明します。
ネットを使う=ダウンロードしてる
そもそもの話ですが、インターネットというのはネットワーク上にあるサーバー(でっかいパソコンみたいなもの)から自分のパソコンにデータを受信するシステムになります。データというものは、文字やら画像やら動画でして、
データの受信=ダウンロード
なのです。
一般的に使われるダウンロードは『パソコンやスマホに画像や動画を保存する』という意味になっていますが、保存ボタンを押さなくてもそもそも一時的にダウンロードしています。
全てのデータはパソコンやスマホのキャッシュというところに一時的に保存
されるので、インターネットを使う以上は、開いたサイトのデータをダウンロードしているわけです。なぜ一時的に保存するかというと、そうすることで同じデータをネット上からダウンロードする手間を省き、動画などをスムーズに再生するためです。
違法ダウンロードの曖昧さ
違法ダウンロードの曖昧さがここにあります。
- キャッシュへのダウンロードはセーフ
- ネット上の作品をパソコンやスマホにダウンロードして残すのはNG
というわけです。つまり、パソコンやスマホに保存しなければ、ネット上でだったら見てもいいんじゃね?みたいな超グレーゾーンな話になっています。
いやはや、これはもうどうしようもないです。著作権というものが時代に合わなくなっております。というか、「全ての情報を整理してやる!」みたいな思想を持つグーグルさんが著作権違法の権化みたいなものですからねぇ。
いやー、「違法ダウンロード反対!」と頑張っている人は、ネットをどのように使っているのが気になるところです。全てのデータをキャッシュへ一時的にダウンロードしているわけですから、情報に接する前に「これは著作権を無視しているのかしていないのか」を判断するのは無理ゲー。難しい問題です。それでは!
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