国内第2位の健康保険組合が解散を決定したとのことです。
増えるだろうな
国内第2位の健康保険組合、解散を決定 51万人が加入(朝日新聞デジタル) – Y!ニュース https://t.co/MEXY1YXLuq— 為末 大 (@daijapan) September 22, 2018
なんで解散するかと言いますと、
加入者の高齢化と65歳以上の医療費を賄うための支出の重さから、今回解散を決めた。高齢者の医療費は健保組合の拠出金で一部を賄う仕組みになっていて、高齢化の進展に伴い拠出額は伸び続けている。
という当たり前の理由になります。
高齢者優遇も限界が見えてきております。だましだましやっていたことが、とうとう崩壊してきました。
解決策としては、
- 医療費負担率を上げる
- 予防医療を頑張ってる人にインセンティブを与える
- 年齢に応じて高額療養制度は使えなくする
ということくらいですかね。
医療費負担率は全員が3割でいいんじゃないでしょうか。
負担率が0割とか1割だと、「病院って安いー!行きまくったるぜ!」みたいな逆インセンティブが働くと言われております。
また、病気にもならずに健康的な体をキープしている人に恩恵がないのも、人々が健康を意識するきっかけを作りづらいところかと。運動器具買って、サプリメント買って、食生活を意識して、大量にお金を使っているのに、医療負担率は一緒・・・。
病気になったもん勝ちみたいなところがありますからねぇ。
健康診断をやってるんですから、その結果に応じてインセンティブを付与したほうがいいのなじゃいでしょうか。
最後に、高額療養制度の問題を変えるしかないですね。なぜか知らないですがいまの制度ですと、すっごくお金がかかる治療はその大部分を税金で支払ってくれます。
もちろん若い人ならばそれでいいかもしれませんが、高齢者にその治療をやる必要があるのかは疑問なところ。
スッゲー高額な治療をして長生きしたければ、若いうちに金貯めておこうよって話ですよね。
誰にでもその治療を提供する必要はないんじゃないでしょうか。
一人一人の命は大切です。しかし、私たちは生まれてきてる以上、絶対に死ぬのです。不老不死は無理なんですなー。
だとしたら、高齢者にスッゲー金かかる治療をして、寿命を5年くらい伸ばしてどうするんですか?って話なんですわな。いまの日本は六人に一人の子供が貧困状態。
どちらに税金を投入するべきかはわかりきったような話だと思うのですが・・・。
健康的に長生きしたければ、自分で健康を管理しろ!&最先端の治療を受けたければ金貯めろ!ってことですわな。
厳しい言い方ですけど、それしかないです。
人っていつか絶対死ぬんですもん。
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