リカードの比較優位は世界が絶対的に平和な時という条件が必要

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リカードの比較優位の穴

前にリカードの比較優位について書きました→(貿易の前提になっているリカードの比較優位ってなに?

各国が自国の得意分野(優位にある)製品に特化し、互いに輸出し合うことで、メリットが最大化されるというものです。
でもこれが完全に成り立つかといえば、そうではないんですね。

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世界は平和じゃないから比較優位は満たされない

リカードの比較優位が成り立つのは『世界が完全に平和な時』だけです。

だって、外国はあくまで外国で、いつ戦争になるか分からないからです。

「俺の国はさ、工業製品作るのが得意だから任して!でも食料を作るのは苦手だから他の国に任せるよ!」と言って、食料の生産を全て外国に任せたらどうなると思いますか?

他国に依存しすぎると、その国と戦争になるとあっという間に敗戦してしまいます(´・ω・)

世界が永遠に平和という脳内がお花畑状態になるのであれば、リカードの比較優位は完全に成り立ちます。
でも、世界ってそんなに平和じゃないよね?

ということでした!
今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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