ホームレスに無償でアパートを提供するハウジング・ファーストの効果

ホームレスに アパートを無償提供 するとどうなる?
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路上生活をしているホームレスの方々に、無償でアパートを提供するとどうなると思います?
税金の無駄遣いでしょうか?
ということで今回の記事も『フリーマネー』の記事に引き続き、ルドガー・ブレグマンさんの『隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと1日3時間労働』を参考にしています。

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無償でアパートを提供する威力

ユタ州のホームレス対策委員会の会長を務めるロイド・ペンドルトンさんは、2000年の初めにホームレスに無償でアパートを提供し始めました。
実験的にまずは最も悲惨なホームレス17人から始めます。
そしてこの無償アパート提供キャンペーンを徐々に拡大させていきます。

犯罪歴があっても、薬物中毒者でも、山のように借金を抱えていても、ユタ州では住む場所を持つ権利を与えられたのでした。
結果は、ユタ州では慢性的なホームレスが74%減少するという大成功を収めました。

お金はどうしたのか?

アパートを無償で提供するといっても、そのお金はどうしたのでしょうか?

ユタ州の経済学者の考えによると、路上生活者がユタ州政府の社会福祉課、警察、法廷等々に与える費用は年間に一人当たり1万6670ドルと試算しました。
これに対して、路上生活者にアパート代とカウンセリング代を合計しても5670ドルということがわかりました。

つまり路上生活者にアパートを与えた方が1万1000ドルもユタ州にとってプラスになるのです!
これを知ってロイドさんはホームレスにアパートを無償提供することを決めたのです。
そして結果はホームレスが減り、なおかつ税金を節約することができたのでした。

アパートの無償提供は世界に広まっていて、2005年にオランダでも行われました。
オランダでのアパートの無償提供も大成功し、大都市の路上生活者は65%も減り、なおかつ薬物使用は半減したとのことです。
公園のベンチは空っぽになり、住民にもプラスの影響を与えました。

さらに、ホームレスが路上からいなくなったことによる経済的利益は、投入した金額の2倍に登りました。

貧困を解決することは財政を健全化する

一般的な考えでは、ホームレスの人などに税金を投入することは無意味でもったいないことだと脳裏に刻まれているかもしれません。
しかし、適切な方法で貧困者を救うことは、双方にとってメリットがあるのです!
公務員を大量に使って、貧困者の対応にあたらせるより、アパートを提供したり、フリーマネーを与える方がコスト的に良いのです。

つまりは、ベーシックインカムの話につながっていくわけです!

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回の記事ではアパート無償提供の効果について書いてきました。
ヨーロッパでは空き家はホームレスの2倍あり、アメリカでは一人に対して空き家が5件あります。
日本も少子化ですから、どんどんと空き家は増えていってるんですね。
この空き家を有効に使えることができれば、もっと日本経済は良くなるはずです。
貧困を解決することで、僕たちにとってもプラスの影響が出るということは、人によっては衝撃な事実かもしれません。
しかし、事実なんですね。

ルドガーさんの『隷属への道』を是非読んでみてください!

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