大量の古着はどこへ行くのでしょうか?
こちらの記事がめちゃめちゃ面白かったです。
海を渡る大量の古着、あとを追ってみると…行き着いた先で見た驚きの「古着経済」:朝日新聞GLOBE+
グローバルな「古着経済」を追う古着といえば古き良き時代の「ビンテージ」と思っていたが、最近は「こんなものまで」というあり...
- 古着は仕分け拠点にいく
- 古着として使えるものは再輸出(アフリカなど)、使えないものは工業用途などへ
- 古着が運ばれた国では、古着にアイロンをかける職人、ほころびを修繕する職人、仕立て直しをする職人がいて、古着が雇用を生んでいる
- 現地の服より、先進国の古着の方が質がいいんじゃね?みたいな風潮がる
- アフリカでは先進国で不要になった服に依存する状況を変えたいという動きがある
- 古着の関税を引き上げよう
- 世界一の古着輸出大国のアメリカが反対
- 「4万人の雇用が脅かされる」とのことで、関税引き上げを断念
- 唯一関税を引き上げたのがルワンダ
- 古着1キロあたり0.2ドルから2.5ドルに引き上げた
- これにより仕入れが減り、給料が減った人もいる・・・
- 一方、国内でファッションブランドを立ち上げようとする人も出てきている
とのことです。いやー、おもしろいですね。
古着のおかげで生計を立てる人もいる一方、依存してしまい国内産業が育たないってやつですな。
- 先進国の異常なまでの服消費問題
- いらないものはアフリカへという問題
- でも、それが雇用を生んでるじゃんという考え
- そこから生まれる関税問題
「古着がどこへ行くのか?」ということから、このような一連の流れが見えてきます。興味深い話であると同時に、先進国のおさがりっぽいので雇用を生んでいくというのは、やはり違和感を感じますなぁ。
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