2017年4月17日の橋下羽鳥の番組が面白かったので、備忘録的に記事に残します。
シリア空爆と北朝鮮と保育園、政治とカネ問題
シリア空爆と国連憲章
まずはトランプ大統領のシリア空爆について話していました。
国連的には武力行使は禁止だけど、トランプ政権はやってしまいました。アメリカは「化学兵器の拡散の防止は自衛権だ!」ということで、武力行使はOKだいうことです。武力行使を禁止している国連憲章ですが、例外もあり、それが自衛権です。
アメリカと北朝鮮
原子力空母を北朝鮮の海付近に送り込んだアメリカ。
三浦瑠璃さん的には「核兵器を全部壊せる保証はないので、アメリカが北朝鮮を攻撃することはない。だから北朝鮮へのアメリカの圧力は中国に向けた外交的なもの。」と。
佐藤正久さんは「アメリカ本土にまで届くミサイルを北朝鮮が作る前に、叩いちゃうという選択肢がアメリカにはある。」
橋下さん「北朝鮮は最後にはミサイルのボタンを押す可能性、火の海にする可能性がある。かつて日本がアメリカに負けるということかわかってきておきながら、真珠湾攻撃をしたように。」
いやぁ〜、今は世紀末なの?ってくらいすごいニュースばかりです。なんで日本の国民はこれでもかってくらい無関心でいられるのか不思議。平和ボケってやつなんだろうな。
橋下さん「憲法9条ありきで育ってきた私たちには、アメリカ人のような考えはわからない。アメリカでは常に戦いで死者が出ている。」
北朝鮮を早めに叩いておかないと、これから一生つきまとう核ミサイルの問題。もう遅いのだろうけど。
保育園問題
続いて、待機児童の話になりました。
橋下さん的にはなんで保育園のことを国がやろうとしているのかわからないと。なんで、全国一律の基準で保育園を作らないといけないのか。
これって本当にそうだと思います。もっと地方自治体に任せればいいんだと思います。というか実際には待機児童問題は人口が密集している都会での場合がほとんどなので、地方はそこまで関係ない問題ですけど。
保育士を増やそうという話で、杉村たいぞうさんがトンチンカンなとこ言ってました笑。「公務員の保育士を増やすべき。民間経営だと利益追及になる。」
三浦さんと橋下さんに説教を食らっていました。「公務員絶対主義だね。公務員じゃないと安全じゃないと思っているの?」
杉村さん「民間だったら給料が少ないので、公務員の地位と待遇があれば保育士は増える。」
おぉ〜・・・マジでこんな人が政治家だったと考えると怖いですねぇ。税金の無駄遣いが増えるわけですわ。財政がそもそも厳しいから問題なのに、この発想ってアホとしか言いようがないです。
やっばりこの番組はわざとバカを演じているのかな?そう思うようにしよう。
橋下さん「国が地方自治体を自立させた方がいい。地方自治体は住民税も固定資産税もあげる権限があるんだから。消費税の一部を自治体にあげるのではなくて、責任と権限を渡して、待機児童を全員受け入れる法律を作ればいい。一日で解決するから。」
やっぱり地方自治体が自分で考えていくしかないですよね。これによってなくなる地方自治体があっても仕方ないと考えるしかないです。良いサービスを作るなら競争原理を働かせるしかありませんよね。
政治とカネ問題はどうなったのか?
続いて政治とカネのお話。
舛添さんの一件以来、東京都政はかなり変わってて、情報公開が徹底されたらしいです。昔は公用車を使うのに、用件の欄に『政務』でよかったのが、詳しく書くようになったらしいです。例えば、『どこどこで誰々と会う』みたいに。
橋下さんが怒っているのが、『文章通信交通滞在費』というやつで、給料とは別に月に100万円支給されます。これはなんと領収書不要で、公開義務もないのです。
国民が役所から要求されるようなことを政治家も要求されるべきで、国民は領収書抜きの経費なんてないでしょ?税務署も認めないでしょ?ということです。
政治資金は総務省の権限であり、あまり調査能力がないので、これを最強の調査能力を持つ税務署に手伝ってもらってください、ということです。
でもこれは政治家的には嫌な話だから、政治家は変える気が無いので、国民の皆さんが怒ってください!と橋下さんは叫んでました。
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