【(不)誠実さ:嘘とつくとき】ネットフリックスで観たので備忘録

(不)誠実さ:嘘とつくとき 映画の感想
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本日も「Gallagher Note」をお読みいただきありがとうございます。
こんにちは、福山です。

ネットフリックスで「(不)誠実さ: 嘘をつくとき」というドキュメンタリー映画を観ました。行動経済学で有名なダン・アリエリー教授が様々な角度から人間の不誠実で不合理な行動を教えてくれます笑。ダン・アリエリー教授の本はなんども読んだことがあるので、新しい発見はそこまでありませんでしたが、とてもおもしろかったので、備忘録的に記事に残します。

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小さな嘘つきと大きな嘘つきの被害影響

「これくらいの小さな嘘ならいいか」

って思うことありませんか?

そう思う人は多くいます。ダン・アリエリー教授の実験でもそれが証明されました。4万人を対象とした実験です。短時間で簡単な問題を解いてもらい、その正解数の数だけ1ドルもらえるものです。ただ、正解数は自己申告で、問題用紙もその場でシュレッダーで破棄されます。しかし、シュレッダーで破棄したと見せかけて、こっそり問題用紙から正解数を数えます。

この結果、7割の人が小さいズルをしていたことがわかったのです。

じゃあ大きい嘘をつく人はどれくらいいるのでしょうか?

実験によると、大きい嘘をつく人は20人だけいて、彼らに計400ドル取られました。

しかし、小さい嘘をつく人は28000人おり、計5万ドルも取られたのです。

大きな嘘をつく人は稀にいるけど、その人たちが経済に与える被害は小さいです。だけど、小さい嘘をつく人は大勢おり、その人たちが経済に与える被害はとても大きいのです。現実をよく反映した実験結果となったことがわかりました。

それが真実だと自分に思い込ませる

  • 自分の運転はうまい
  • 自分は交通事故をしない
  • 自分は平均以上の能力がある
  • 自分は心臓発作にならない

などなど、自分を楽観的に見ている人が多くいます。このように自分をどんどん欺いていって嘘をつく原因になるのです。

でも嘘が悪いこととは言い切れません。

例えば子どもは嘘を考えることで想像力を高めます。

多くの生物は嘘をつくことで、相手を欺き生き残ってきたのです。そして嘘をつくことができる大きい脳を持った人間がこの世界を支配しているのも事実ですよね。

どしたら不正をなくせるのか

実験をする前に、紙に十戒を書かせることで不正は減ったそうです。そこには宗教や信仰は関係なく、不正が減ったのです。

道徳心を思い出しさえすれば、人は不正をしなくなるのです。

 

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