1年間でどれくらいの食品が廃棄されているのかなぁ?
そんな疑問に答えます。
消費者庁のサイトを参考にすると、日本では1年間のうちに643万トンもの食べられる食品が廃棄されています。
日本では、年間2,759万トン(※)の食品廃棄物等が出されています。このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は643万トン(※)。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成29年で年間約380万トン)の1.7倍に相当します。
また、食品ロスを国民一人当たりに換算すると”お茶腕約1杯分(約139g)の食べもの”が毎日捨てられていることになるのです。「もったいない」と思いませんか?
食品ロスについて知る・学ぶ | 消費者庁
家庭から出る食品ロスが291万トン
また、その内訳を見ると、
- 家庭:291万トン
- 事業者:352万トン
と、家庭でもかなりの食品ロスが出ていることがわかります。
家庭で発生する食品ロスは、大きく3つに分類されます。
- 食べ残し
- 賞味期限切れによる廃棄
- 食べられる部分まで包丁で除去
の3つです。
私は食べ残しはしませんし、賞味期限を切らすようなこともしません。考えられるのは、可食部まで包丁を入れてしまうことです😅
玉ねぎを切るときなんか、多めに切っているような気がしてきました。そこから改善していこうかと思います。
食品ロスの643万トンを国民1人あたりになおすと、
- 国民一人当たり、年間に50kg
の食品ロスを生み出していることになります。
(ざっくりとした計算式→6530000000kg÷120000000人)
ついでに家庭から出る国民一人当たりの計算もやっちゃいましょう。
- 家庭から出る食品ロスの割合は、291÷643=0.45
- これを50kgにかけてやるので、50×0.45=22.6
つまり、家庭から出る食品ロスは、1年間に国民一人当たり22.6kgを廃棄、というわけですね。
月に換算してみましょう。22.6÷12=1.89kg。日に換算してみると、1.89÷30=0.06kg。つまり、毎日60gの食品ロスをしているわけです。これぐらいは普通にやってそうですね😱
食品ロスの問題点
食品ロスの何が問題かというと↓
- 食品を処理するためにコスト(お金や時間)がかかる
- 可燃ゴミとして燃やすと、環境に負荷がかかる
- 多くの食品を輸入しているのに、それを食べずに捨てるという無駄
- 食品ロスがある一方、満足に食事ができない家庭がある
などです。
チリも積もれば山となる感じですね。1人がこれくらいはいいや、と思ってもそれを国家単位で考えると膨大な量になります。みなさまもできる範囲で食品ロス対策をしていきましょう。それでは!
*記事の内容を簡単に動画でまとめています↓↓↓
ちなみに世界ですと、約13億トンもの食料が廃棄されています。
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