*この記事は2018年から書き続けている、iPhone機種変更のリライト版です。
「クイックスタートがあるから1時間くらいで終わるでしょ」
そう思っていた私は甘かった。実際にかかった時間:約3時間。
複数の銀行系アプリと証券アプリ、eSIM+物理SIMなどを入れるようになって、予想以上に時間がかかっちゃいました。
特に格安SIMユーザーは要注意です。この記事では、日本通信SIM(eSIM)と楽天モバイル株主優待プラン(物理SIM)という環境で実際に遭遇したトラブルと解決策をすべて記録します。
✅今回の移行環境
- 旧機種→新機種:iPhone同士(iPhone13mini→新年セールで購入したiPhone16)
- 回線1:日本通信SIM(eSIM)
- 回線2:楽天モバイル株主優待プラン(物理SIM)
✅作業前の必須チェックリスト
後で泣かないために、必ず確認してください↓
- [ ] 新旧両方のiPhoneが十分に充電されている(50%以上推奨)
- [ ] Wi-Fi環境がある(格安SIMのプロファイルダウンロードに必須)
- [ ] 銀行アプリのログイン情報を確認済み
- [ ] LINEのアカウント引き継ぎ設定をONにした
- [ ] 作業時間は最低2〜3時間確保(焦ると失敗します)
第1章:クイックスタートは本当に楽だった
手順(5分)
- 新しいiPhoneの電源を入れる
- 古いiPhoneを隣に置く
- 「新しいiPhoneを設定」が表示されたら「続ける」
- 青いモヤモヤのアニメーションをカメラで読み取る
- 放置(私はお風呂に入って戻ってきたら終わっていました)
嬉しい誤算:Google Authenticatorの引き継ぎが自動で移行された
Google Authenticatorの設定が自動で移行されたのは感動しました。以前は手動エクスポートが必要だったのに、今は何もしなくてOK。技術の進歩を実感。
第2章:銀行アプリの再認証地獄
ここからが本番です。データは移っても、金融系アプリはすべてログアウト状態になります。
いちいち口座番号とか入力しないといけないので、そこが鬼めんどくさいです😱
⚠️ 超重要な鉄則
銀行アプリの移行が完全に終わるまで、古いiPhoneは絶対に初期化しないこと。
理由:承認操作で古い端末が必要になる場合があるから。
三井住友銀行

新端末でログインする際、旧端末での承認が必要でした。
承認したからといって、旧端末から新端末に完全移行できる訳ではありませんでした。
セーフティパスの移行をするためには、
- 旧端末でセーフティパスを解除
- 新端末でセーフティパスを登録
が必要でした。
セーフティパスの解除方法:旧端末で三井住友銀行アプリを開き、メニューのセキュリティ設定から「SMBCセーフティパスの解除」をタップでセーフティパスの解除は完了。
そのあとは新端末で同じ操作でセーフティパスを登録するだけです。(SMS認証が必要です)
詳しくは公式サイトをご確認ください↓
SBI系
FIDO(スマート認証NEO)採用のため、単純なログインはできませんでした。
ですからFIDOの再設定が必要でした。
PayPay銀行(所要時間:20分)
トークンアプリが必要なため、単純なログインはできませんでした。
ですからトークンアプリの再設定が必要でした。
楽天銀行(所要時間:3分)
拍子抜けするほど簡単でした。
IDとパスワードでログインするだけ。セキュリティ通知は来たが、特別な再設定は不要でした。
教訓
銀行ごとにセキュリティ方式が違うので、「全部同じ手順」と思い込むと痛い目に遭います。時間に余裕を持って、1つずつ丁寧に。
第3章:格安SIMの壁(約60分)
大手キャリアなら自動転送されるSIM情報。しかし格安SIMは完全に手動作業です。
日本通信SIM(eSIM)の再発行
良いニュース
現在は1年に3回まで再発行手数料が無料!(以前は有料だった)
手順
- マイページから「eSIM再発行」を申請
- メールが届くので確認
- メールの指示通りにタップしていく
💀 ここでトラブル発生

メール通りにしたのに、ネットに繋がらない。
エラー:「PDP認証に失敗しました」
解決策:APN構成プロファイルをもう一度入れたらネットに繋がった
- Wi-Fiに接続(重要!)
- 日本通信の公式サイトへアクセス
- 「APN構成プロファイル」をダウンロード
- 設定→プロファイルからインストール
→ 一瞬でアンテナが立ちました。
楽天モバイル(株主優待プラン・物理SIM)
私は物理SIMだったので簡単でした。
- SIMカードを新しいiPhoneに差し替え
- Rakuten Link Office(通常のLinkではない!)で電話番号認証
これだけ。5分で完了。
🚨【超重要】株主優待でeSIMを使っている人へ
機種変更は慎重に!
通常の楽天モバイルと違い、株主優待eSIMは:
- アプリからの即時再発行ができない
- 専用サイトでの手続きが必要
- 再発行完了まで数日〜数週間かかる場合がある
- その間、電話が使えなくなるリスクあり
株主優待でeSIMを使っている方は、機種変更のタイミングに十分注意してください。
第4章:忘れがちな移行項目(約30分)
交通系IC
Suicaなどの交通系ICは「1つの端末にしか存在できない」ため、手動移行が必要です。
手順
- 旧iPhone:ウォレットアプリでSuicaを「削除」(サーバーに退避される)
- 新iPhone:ウォレットアプリで「以前ご利用のカード」から追加
Apple Watchを使っている場合も、一度ペアリングを解除してから再設定が必要です。
LINE
定番ですが忘れずに。
- 旧iPhone:設定→アカウント引き継ぎをON
- トーク履歴をバックアップ
- 新iPhone:ログイン→電話番号認証
第5章:古いiPhoneの初期化(売却前の準備)
すべてのアプリ(特に銀行!)にログインできることを確認してから実行してください。
手順
- Apple Watchのペアリング解除(Watchアプリから)
- 「iPhoneを探す」をオフ(設定→自分の名前→探す)
- iCloudからサインアウト
- すべてのコンテンツと設定を消去(設定→一般→転送またはiPhoneをリセット)
これで工場出荷状態に戻ります。
まとめ:3時間の戦いから学んだ教訓
やって良かったこと
- Wi-Fi環境が整った自宅で作業した
- 時間に余裕を持った(休日の午前中スタート)
- 古いiPhoneをすぐに初期化せず、1日様子を見た
失敗しそうだったこと
- 日本通信のプロファイルインストールを知らなかった(危なかった)
- 銀行アプリの移行を甘く見ていた
- 交通系ICのことを忘れるところだった
これから機種変更する格安SIMユーザーへ
「クイックスタートがあるから簡単」は半分だけ本当です。
データ転送は簡単。でも、その後の各種ログインと設定が本番。特にeSIMと銀行アプリは、確実にWi-Fi環境で、時間のあるときに。
焦らず、1つずつ確認しながら進めれば大丈夫です。頑張ってください!
参考までに。それでは!


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