UltraStudio Recorder 3GでPS4をMacのOBSに映す方法|認識しない時の原因と対処法

UltraStudio Recorder 3GがMacで認識しない時の対処法を説明するアイキャッチ画像 PC周辺機器
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PS4やPS4 ProのゲームをMacで録画したくて、Blackmagic DesignのUltraStudio Recorder 3Gを使ってみました。

結論から言うと、ちゃんと動かすことができました。ただ、普通のUSBキャプチャーボードとは勝手が違うところが多く、特にMacで認識しない問題でかなり詰まりました。同じところで詰まっている人の参考になれば、と思ってまとめます。

M1 Mac miniでは問題なく使えていたのに、Macを買い替えたり、macOSアップデートしたりすると、Desktop Video SetupにUltraStudio Recorder 3Gが表示されなくなる問題が度々発生し悩まされていました。この問題はだいたいBlackmagicのDriver Extensionを確認し、Desktop Videoを再インストールすることで解決しました。

この記事では、UltraStudio Recorder 3Gの基本的な使い方として、PS4をMacのOBSに映す手順と、認識しない時の対処法をまとめます。


この記事でわかること

  • UltraStudio Recorder 3GをMacに接続してOBSに映すまでの手順
  • 「認識しない」「Desktop Video Setupに出ない」「OBSに映らない」それぞれの原因と対処法
  • M4 Mac+macOS Sequoiaで表示されなくなった時に解決した方法
  • PS4 Proで映らない時に確認したい1080p出力・HDCP・OBS設定

トラブルで来た方へ。UltraStudio Recorder 3Gがうまく使えない場合は、認識できていない段階によってやるべきことが変わります。どこで詰まっているかの確認方法は、後半の「UltraStudio Recorder 3GがMacで認識しない時の対処法」にまとめています。


使った環境

機材・ソフト詳細
MacM1 Mac mini / M4 Mac(macOS Sequoia)
ゲーム機PS4 Pro
キャプチャー機器Blackmagic Design UltraStudio Recorder 3G
HDMIスプリッターKanaaN HDMIスプリッター
ケーブルThunderbolt 3ケーブル、HDMIケーブル
ソフトOBS、Blackmagic Desktop Video

はじめに:UltraStudio Recorder 3GはUSBキャプチャーボードとは少し違う

最初に知っておくと混乱が少ないのが、これです。

UltraStudio Recorder 3GはUSBキャプチャーボードではありません。

端子の形はUSB-Cに見えますが、接続方式はThunderbolt 3です。手持ちのUSB-Cケーブルをそのまま使っても、まず認識しません。

また、Macで使うにはBlackmagic DesignのDesktop Videoというドライバーソフトをインストールして、macOS側でも拡張機能の許可をする必要があります。挿せばすぐ使える、というタイプの機材ではないです。

この2点を頭に入れておくだけで、あとの手順がだいぶわかりやすくなります。

UltraStudio Recorder 3Gの外観↓

UltraStudio Recorder 3Gの外箱の写真

こんな箱に入っています。

UltraStudio Recorder 3Gの本体の写真

本体はこんなの。手のひらサイズです。

UltraStudio Recorder 3Gの本体のサンダーボルトポートの写真

Thunderbolt3を差し込むところがあります。

UltraStudio Recorder 3Gの本体のHDMIポートの写真

反対側にはHDMIとSDIを差し込むところがあります。(SDIはプロ仕様)


よく似た名前の製品に注意

Blackmagic Designには「UltraStudio Monitor 3G」という似た名前の製品があります。

製品名役割
UltraStudio Recorder 3GHDMI/SDIの映像をMacに取り込む(入力)
UltraStudio Monitor 3GMacの映像をHDMI/SDIへ出す(出力)

PS4の映像をMacに取り込みたい場合は「Recorder 3G」です。中古で買う場合は特に注意してください。


接続の全体像

PS4とHDMIスプリッターとUltraStudio Recorder 3GとMacとOBSの接続の流れを示した図

私の環境での接続はこうなっています。

PS4 Pro
  ↓ HDMI
KanaaN HDMIスプリッター
  ├─ HDMI → プレイ用モニター
  └─ HDMI → UltraStudio Recorder 3G
                      ↓ Thunderbolt 3
                     Mac
                      ↓
                     OBS

HDMIスプリッターを使っている理由は、OBSのプレビューには遅延があるからです。

UltraStudio Recorder 3GとHDMIスプリッターの写真

UltraStudio Recorder 3GにはHDMIパススルー出力がないため、スプリッターなしだと映像の確認がOBSプレビューだけになります。アクションゲームやFPSは遅延が気になるので、プレイ用モニターにも映像を出す構成にしました。RPGなど操作の精度をあまり問わないゲームなら、環境によってはスプリッターなしでも使えるかもしれません。

なお、HDMIスプリッターはゲームとキャプチャーに映像を分けるために使っています。HDCPを回避する目的では使っていません。ゲーム画面を録画する場合は、PS4側でHDCPをオフにします。


手順1:PS4側の設定を先に確認する

機材をつなぐ前に、PS4側で2つ確認しておきます。

HDCPをオフにする

PS4のゲーム画面を外部機器に取り込むには、HDCP(著作権保護)をオフにする必要があります。

設定 → システム → 「HDCPを有効にする」のチェックを外す

これをしないと、キャプチャー機器側に映像が来ません。

ただし、Blu-rayや動画配信サービスの映像はHDCPをオフにしても取り込めません。UltraStudio Recorder 3GもHDCPで保護された映像には対応していないので、あくまでゲーム画面の録画が目的です。

PS4 Proは1080p出力に固定する

PS4 Proを4K対応モニターやスプリッターにつないでいると、PS4側が自動的に2160p(4K)で出力することがあります。

UltraStudio Recorder 3Gは4Kキャプチャー用の機材ではないため、4Kで出力されると映像が取り込めません。

設定 → サウンドとスクリーン → 映像出力設定 → 解像度 → 1080p

HDRやDeep Colorをオンにしていると映らないこともあります。トラブルが起きたときはまず1080p・SDR・HDRオフの状態で試してみてください。


手順2:Thunderbolt 3/4ケーブルで接続する

UltraStudio Recorder 3GとMacをつなぐには、Thunderbolt 3またはThunderbolt 4対応のケーブルが必要です。

USB-CケーブルはThunderboltとは別物です。見た目が同じでも、充電用のUSB-Cケーブルや低速のUSBケーブルでは認識しません。

できればケーブルにThunderboltのロゴ(⚡マーク)があるものを使ってください。また、最初の接続確認ではUSB-CハブやドックをはさまずMac本体に直挿しするのがおすすめです。

Apple純正のThunderbolt3を購入するのもいいですが、安いAnker製でいいのではないでしょうか。私はAnker製を使っております。


手順3:Blackmagic Desktop Video(ドライバー)をインストールする

UltraStudio Recorder 3GをMacで使うには、Blackmagic Desktop Videoというドライバーソフトが必要です。

Blackmagic Designの公式サイトからDesktop Videoをダウンロードしてインストールします。

Blackmagic Desktop Videoのインストールを示すスクリーンショット

インストール後の流れはこうなります。

  1. Desktop Videoをインストールする
  2. Macを再起動する
  3. macOS側でBlackmagic関連のDriver Extension(機能拡張)を許可する
  4. もう一度Macを再起動する
  5. UltraStudio Recorder 3Gを接続する

許可したあとに必ず再起動が必要です。再起動なしでは拡張機能が有効にならないことがあります。

インストール後に使えるようになるのは主にこの2つです。

  • Desktop Video Setup:デバイスの認識確認と入力切り替え
  • Blackmagic Media Express:映像の確認用(OBSとは別に、切り分けにも使えます)

OBSで録画する場合でも、Desktop Videoは必要です。


手順4:macOSでDriver Extensionを許可する

ここが一番ハマりやすいポイントです。

macOSはBlackmagicのDriver Extension(ドライバー拡張機能)をデフォルトで無効にしていることがあります。許可しないとDesktop Video SetupにUltraStudio Recorder 3Gが表示されません。

確認場所はmacOSのバージョンによって変わりますが、macOS Sequoiaでは以下です。

システム設定 → 一般 → ログイン項目と機能拡張 → 機能拡張

Desktop Videoインストール直後に、以下に通知が来ることもあります。

システム設定 → プライバシーとセキュリティ

私の環境では、以下のような項目が表示されました。

Blackmagic Desktop Video Driver Extension.app
com.blackmagic-design.desktopvideo.Network.DExt
com.blackmagic-design.BlackmagicIO.DExt

表示名はDesktop VideoやmacOSのバージョンによって変わる可能性があります。完全に同じ名前でなくても、Blackmagic Design関連の項目をすべてオンにしてください。

許可したら必ずMacを再起動します。


手順5:Desktop Video SetupでHDMI入力に切り替える

再起動してUltraStudio Recorder 3Gを接続したら、Desktop Video Setupを開きます。

デバイスが認識されていれば画面に表示されます。ここで確認するのは1つだけです。

Video InputがHDMIになっているか

デフォルトがSDIになっていることがあります。PS4をHDMIで接続しているなら、HDMIに変更してSaveを押してください。

Desktop Video Setupのアプリのスクリーンショット

黄色の円で囲んでいるところをクリックします。

Desktop Video Setupのアプリの設定方法そ示すスクリーンショット

SDIではなくて『HDMI』を選んで、右下にある『Save』をクリックします。


手順6:OBSにBlackmagicデバイスとして追加する

OBSでは、ソースを追加する時に「映像キャプチャデバイス」ではなく「Blackmagicデバイス」を選ぶのがポイントです。

OBSでBlackmagicデバイスを追加するスクリーンショット

『ソース』の下にある『+』をクリックします。

OBSでBlackmagicデバイスを追加するスクリーンショット2

『Blackmagicデバイス』があるので、これを選択します。

OBSでBlackmagicデバイスを追加するスクリーンショット3

名前はなんでもいいので『OK』をクリックします。

OBSでBlackmagicデバイスを追加するスクリーンショット4

赤字の『デバイス』の右にある黄色で囲んでいる部分をクリックします。

『デバイス』を『UltraStudio Recorder 3G』にすると、自動でいろいろなところが埋まります。

ただ、『映像接続』が『SDI』になっているのでここを変えます。

OBSでBlackmagicデバイスを追加するスクリーンショット5

『SDI』を『HDMI』に変更し、右下の『OK』をクリックします。

設定の目安はこのとおりです。

項目設定値
DeviceUltraStudio Recorder 3G
ConnectionHDMI
解像度1080p
フレームレート59.94fps または 60fps

フレームレートは59.94と60の両方を試してみてください。PS4は厳密には59.94Hz系で出力することがあるため、OBS側の設定が合っていないと黒画面になることがあります。

録画設定の目安はこちらです。

項目目安
基本解像度1920×1080
フレームレート60fps
録画形式mkv推奨
エンコーダApple VT H.264 / HEVC

ゲーム録画は容量が大きくなるので、保存先のストレージ空き容量も確認しておくと安心です。

録画の保存場所の変更方法は↓

OBSで保存場所の変更を示すスクリーンショット

『録画開始』の2つ下にある『設定』をクリックします。

OBSで保存場所の変更を示すスクリーンショット2

左の『出力』をクリックし、『録画ファイルのパス』を外付けHDDにするだけです。

*OBS関連記事
【Mac】OBSを使ってYouTubeのライブ配信を行う方法


UltraStudio Recorder 3GがMacで認識しない時の対処法

UltraStudio Recorder 3Gが認識しない時にシステムレポート、Desktop Video Setup、OBSの順で確認する図

ここからは、認識トラブルの対処法です。

私の環境では、M1 Mac miniでは使えていたUltraStudio Recorder 3Gが、M4 Mac+macOS SequoiaではDesktop Video Setupに表示されない状態になりました。その時、Desktop Video Setupには以下のように表示されていました。

No Desktop Video Device Detected.

対処を始める前に大事なのが、「どの段階で詰まっているか」を先に確認することです。症状によってやるべきことがまったく変わります。

症状原因の可能性
システムレポートのThunderbolt欄に出ないケーブル・ポートの問題
システムレポートには出るがDesktop Video Setupに出ないDriver Extension・Desktop Videoの問題
Desktop Video Setupには出るがOBSに映らないHDMI入力・PS4設定・OBS設定の問題

上から順に確認していくのが効率的です。


ステップ1:Thunderbolt機器として認識されているか確認する

まず以下を開きます。

Appleメニュー → このMacについて → 詳細情報 → システムレポート → Thunderbolt / USB4

ここにUltraStudio Recorder 3Gが表示されているか確認します。

表示されていない場合、OBSやDesktop Video以前の問題です。以下を確認してください。

  • Thunderbolt 3/4対応ケーブルを使っているか
  • USB-Cハブやドックを外してMac本体に直挿ししているか
  • 別のThunderboltポートで試したか
  • Macを再起動したか
  • 別のThunderboltケーブルで試したか

本体のランプが点いていても、Thunderbolt機器として認識されているとは限りません。必ずシステムレポートで確認してください。


ステップ2:Desktop Video Setupに表示されない場合

システムレポートには出ているのにDesktop Video Setupに出ない場合、BlackmagicのDriver Extensionが正しく有効になっていない可能性が高いです。

次の順番で試してください。

  1. Desktop Video Setup・OBS・QuickTimeなど映像系アプリをすべて終了する
  2. UltraStudio Recorder 3GをMacから抜く
  3. Macを再起動する
  4. システム設定でBlackmagic関連のDriver ExtensionをすべてONにする
  5. もう一度Macを再起動する
  6. UltraStudio Recorder 3Gを接続する
  7. Desktop Video Setupを開く

「Driver ExtensionをONにする → 再起動」の順番が重要です。ONにしただけでは反映されないことがあります。


ステップ2補足:Driver Extensionのエラーが出る場合

私の環境では、Driver ExtensionをONにしようとした時にこんなエラーが出ました。

com.blackmagic-design.desktopvideo.Network.DExt を有効にできませんでした。
terminating_for_disable_but_still_running not in state to be enabled

これはドライバーが「無効化処理の途中」のような中途半端な状態で止まっているサインです。再起動せずにON/OFFを繰り返していると起きやすいようです。

対処法はシンプルで、UltraStudio Recorder 3Gを抜いた状態でMacを再起動してから、改めてDriver ExtensionをONにするだけです。

  1. UltraStudio Recorder 3GをMacから抜く
  2. 映像系アプリをすべて終了する
  3. Macを再起動する
  4. UltraStudioを挿さない状態でDriver ExtensionをONにする
  5. ONにできたらMacを再起動する
  6. UltraStudio Recorder 3Gを接続する

これで解消しない場合は、次のDesktop Videoの再インストールを試します。


ステップ3:Desktop Videoを再インストールする

上記を試してもDesktop Video Setupに出ない場合は、Desktop Videoの再インストールを試します。

私のM4 Mac+macOS Sequoiaでの症状はまさにこれで、最終的にDesktop Videoを再インストールすることで解決しました。

手順はこうです。

  1. UltraStudio Recorder 3GをMacから抜く
  2. Desktop Videoをアンインストールする
  3. Macを再起動する
  4. Blackmagic公式サイトからDesktop Videoをダウンロードする
  5. インストールする
  6. Macを再起動する
  7. システム設定でBlackmagic関連のDriver ExtensionをすべてONにする
  8. もう一度Macを再起動する
  9. UltraStudio Recorder 3Gを接続する
  10. Desktop Video Setupを開く

私の場合、ケーブルもUltraStudio Recorder 3G本体も壊れていませんでした。原因はmacOS側でDriver Extensionがうまく有効化されていなかったことでした。


Apple Silicon Macで「低セキュリティ」は必要?

古いバージョンのDesktop Videoを使っていた時期は、Apple Silicon Macで起動セキュリティユーティリティの「低セキュリティ」設定が必要なケースがありました。

ただし、現在のDesktop VideoではDriver Extensionとして許可できるケースが多いので、いきなり低セキュリティを試すのはおすすめしません。まずはDesktop Videoを最新版または安定版に入れ直してDriver Extensionを許可する手順を試してください。

それでも公式の案内で「低セキュリティが必要」と明示されている場合のみ、AppleとBlackmagicの案内に従って変更するのが安全です。

一応、過去記事の例をそのまま残しておきます↓

「おっしゃ、早速インストールして使ったるで!」と思ってインストールしようとすると、 下の画像のように表示されてインストールできないはずです。

Macの拡張機能がブロックされたところを示すスクリーンショット

というわけで、拡張機能を有効にするために『システム環境設定』より『セキュリティとプライバシー』をいじります。

Macのセキュリティーとプライバシーから「許可」を選ぼうとするスクショ

左下にある『変更するにはカギをクリックします」をクリックしてロックを解除し、右の『許可』をクリックします。

ところがここでもインストールできません。(macOSが古い人はインストールできると思います)

Desktop Videoをインストールするには、Macのセキュリティレベルを下げなくてはなりません。

Macのセキュリティの下げ方は↓

  1. Macの電源を落とす
  2. 電源ボタンを押したまま起動させ、「起動オプションを読み込み中」と表示されるまで、電源ボタンを押したままにする
  3. 『オプション』をクリックする
  4. 左上にある『ユーティリティ』をクリックする
  5. 『起動セキュリティユーティリティ』をクリックする
  6. セキュリティレベルを下げたいシステムを選択する
  7. 『完全なセキュリティ』のチェックを『低セキュリティ』に変える
  8. Macを再起動

ここまでできたら、もう一度システム環境設定からセキュリティとプライバシーより『許可』を与えてDesktop Videoをインストールしてください。

Desktop Videoのインストール完了を示すスクショ

Macのセキュリティレベルの下げ方の詳細についてはこちら↓

AppleシリコンMacの起動セキュリティユーティリティの変更方法


Desktop Video Setupに出るのにOBSに映らない場合

Desktop Video SetupにUltraStudio Recorder 3Gが表示されているなら、Mac側の認識は問題ありません。この場合、HDMI入力・PS4の設定・OBS設定のどこかに原因があります。

以下を順番に確認してください。

Desktop Video SetupのVideo InputがHDMIになっているか

SDIになっていると、HDMIで接続しても映像が来ません。HDMIに変更してSaveを押します。

PS4のHDCPがオフになっているか

設定 → システム → 「HDCPを有効にする」のチェックを外す

動画配信サービスやBlu-rayなど、HDCPで保護された映像は取り込めません。

PS4 Proが4K出力になっていないか

設定 → サウンドとスクリーン → 映像出力設定 → 解像度 → 1080p

PS4 Proが2160pで出力していると、UltraStudio Recorder 3Gでは映像が取り込めません。

OBSのBlackmagicデバイス設定でフレームレートを変えてみる

1080p59.94と1080p60を切り替えて試します。入力信号とOBS側の設定が合っていないと黒画面になることがあります。

HDMIスプリッターの接続向きが合っているか

スプリッターは「1入力→2出力」です。PS4はINPUT側に、モニターとUltraStudio Recorder 3GはOUTPUT側に接続します。逆にすると映りません。電源が必要なタイプは電源が入っているかも確認してください。

Blackmagic Media Expressでも確認してみる

OBSだけで映らない場合は、Desktop Videoに付属のBlackmagic Media Expressでも映像を確認してみてください。原因の切り分けに役立ちます。

  • Media Expressでも映らない
    → HDMI入力・PS4設定・HDCP・解像度の問題
  • Media Expressでは映るがOBSでは映らない
    → OBSのBlackmagicデバイス設定の問題

OBSでPS4の音が出ない時

OBSでPS4の音が出ない時に音声メーターやモニタリング設定を確認するイラスト

映像は出ているのに音が聞こえない場合は、まずOBSの音声ミキサーを見てください。

音声メーターが動いている場合

録音自体はできています。聞こえないのはモニタリング設定の問題です。

OBS → 音声ミキサー → 対象ソースの歯車アイコン → オーディオの詳細プロパティ → 音声モニタリング → 「モニターと出力」にする

OBSの設定でモニタリングデバイスも確認してください。

OBS設定 → 音声 → 詳細設定 → モニタリングデバイス

設定を変えてもわからない場合は、短いテスト録画をして録画ファイルに音が入っているか確認するのが確実です。

音声メーターが動いていない場合

PS4側で音声がHDMIではなくコントローラーのヘッドフォン端子に出ている可能性があります。コントローラーにヘッドセットを挿している場合は特に注意です。

PS4の音声出力設定でHDMIに出るようになっているか確認してください。あわせて、OBSのBlackmagicデバイス設定で音声入力が無効になっていないかも確認します。

それでも原因が分からない場合は、まず10秒ほどテスト録画して、録画ファイルに音が入っているか確認してください。録画ファイルにも音が入っていない場合はPS4側の音声出力やOBS側の入力設定、録画ファイルには音が入っている場合はモニタリング設定を中心に見直すと切り分けしやすくなります。


よくある質問

UltraStudio Recorder 3GはMacで使えますか?

使えます。私の環境では、M1 Mac miniとM4 Mac+macOS Sequoiaで使用できました。ただし、Desktop Videoのインストール、Driver Extensionの許可、Thunderbolt 3/4ケーブルが必要です。

UltraStudio Recorder 3GはWindowsでも使えますか?

Windowsでも使えます。ただし、この記事ではMacでの接続方法と認識トラブルを中心に解説しています。Windowsで使う場合も、Blackmagic Desktop VideoをインストールしてからOBSなどで設定します。

USB-Cケーブルでは使えませんか?

基本的には使えません。UltraStudio Recorder 3GはUSB-C形状の端子ですが、接続方式はThunderbolt 3です。Thunderbolt 3またはThunderbolt 4対応ケーブルを使ってください。

Desktop Video Setupに表示されない時は?

まず、MacのシステムレポートのThunderbolt / USB4に表示されているか確認します。表示されていない場合はケーブルやポートの問題、表示されているのにDesktop Video Setupに出ない場合はDriver ExtensionやDesktop Videoの問題である可能性が高いです。

OBSではどのソースを選べばいいですか?

OBSでUltraStudio Recorder 3GをBlackmagicデバイスとして追加する設定イメージ

「映像キャプチャデバイス」ではなく「Blackmagicデバイス」を選びます。DeviceにUltraStudio Recorder 3Gを選び、接続をHDMIにします。

PS4 Proの4K録画はできますか?

UltraStudio Recorder 3Gは4Kキャプチャー向けの機材ではないので、おすすめしません。PS4 Proを使う場合でも、Macに取り込む際は1080p出力にするのが安全です。

KanaaN HDMIスプリッターなしでも録画できますか?

環境によっては可能です。ただし、UltraStudio Recorder 3GにはHDMIパススルーがないため、スプリッターなしだとOBSのプレビューを見ながらプレイすることになります。遅延が気になるゲームでは、HDMIスプリッターを使う構成がおすすめです。

UltraStudio Recorder 3Gを中古で買う時の注意点は?

中古で買う場合は、UltraStudio Recorder 3GとUltraStudio Monitor 3Gを間違えないように注意してください。PS4やカメラの映像をMacに取り込みたい場合は、入力用のUltraStudio Recorder 3Gを選びます。

また、Thunderbolt 3/4ケーブルが付属していないこともあります。普通のUSB-Cケーブルでは代用できないので、ケーブルの有無も確認しておくと安心です。


まとめ

UltraStudio Recorder 3Gを使えば、PS4やPS4 Proのゲーム画面をMacのOBSに取り込んで録画できます。ただし、普通のUSBキャプチャーボードとは違い、いくつか押さえておくべきポイントがあります。

まず、MacとはUSB-CケーブルではなくThunderbolt 3/4ケーブルで接続します。そのうえで、Blackmagic Desktop Videoをインストールし、macOS側でDriver Extensionを許可します。Desktop Video SetupではVideo InputをHDMIに変更し、OBSでは「映像キャプチャデバイス」ではなく「Blackmagicデバイス」として追加します。

PS4側では、ゲーム画面を録画するためにHDCPをオフにします。PS4 Proを使っている場合は、4K出力ではなく1080p出力に固定しておくとトラブルを減らせます。

私の場合、M4 Mac+macOS Sequoiaでの認識トラブルはDesktop Videoの再インストールとDriver Extensionの許可で解決しました。

ランプが点いているのにMacで認識しない・Desktop Video Setupに出ない、という症状の場合、まずシステムレポートで表示されているかを確認してください。システムレポートには出ているのにDesktop Video Setupに出ない場合は、ケーブルよりもDriver ExtensionやDesktop Video側を疑うのがおすすめです。


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