【Mac】OBSを使ってYouTubeのライブ配信を行う方法

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Macユーザーです。 ZOOMミーティングをYouTubeライブに配信できないかな?と思いまして、いろいろやってみたらできましたので、試行錯誤の結果を備忘録的に残します。 まず先に言っておくと、Macだと大変です笑。安いWindowsを購入する方が早く配信できるかもしれません。 で、結論を書いておくと、2つの方法があります↓
  1. アプリかオーディオインターフェースにお金を払えば簡単に配信できる(1〜2時間くらいで設定できると思います)
  2. 無料アプリだけでやろうとすると、すごく大変(macOSのバージョンに依存するので、macOSをアップデートするたびに無料アプリが使えなくなる可能性が高いです)
「MacでOBSのライブ配信をしたい!」という強い要望があるのであれば、『お金を払う』方法をオススメします。
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1. MacでOBSを使うのが大変な理由

まずは、『なぜMacでOBSを使ってライブ配信をするのが難しいのかの理由』について書いていきます。 端的にいえば、Macだと『映像は配信できるけれど音声が配信できない』のです。音声についてもう少し具体的にいうと、『マイクの音は配信できるけれど、Mac内で流れている音を配信できない』のです。 ライブ配信などする場合、マイクの音とMac内で流れる音を合わせなければならないのですが、Macにはマイクの音とMac内の音を合わせる『音声ミキサー』アプリが標準搭載されていません。 ですから、MacユーザーがOBSを使ってYouTube等で配信するのであれば、音声ミキサーを導入する必要があります。 逆に言うと、音声ミキサーのアプリかハードを持っていれば簡単にOBSで配信できます

2. 無料アプリでMacでOBSを使ってYouTubeライブ配信をする方法はオススメできない

まずは無料アプリで行う方法について書いていきます。 以下の2つのアプリが必要です。(仮想オーディオデバイスと呼ばれたりします)
  1. Soundflower
  2. Ladiocast
この2つのアプリ、私も以前は使っていました。この2つのアプリを使うことで、マイクの音声とMac内で流れる音声をミックスできます。とても便利なアプリです。 でも、いまは使っていません。というのも、macOSをアップデートするたびに『使えなくなる』問題が高確率で発生するからです。その煩わしさにいまは使うのをやめています。 「どうしても無料アプリがいいんや!」という方は、2つの無料アプリをMacにインストールした後、以下の記事を参考にしてみてください↓ >Macから流れる音と自分の声を録音(録画)する方法

3. Loopbackアプリかオーディオインターフェースを使うと簡単

ではここからがオススメの方法です。 結論から言うと、次の2つのどちらかを購入してください↓
  • Loopbackアプリ
  • ループバックが使えるオーディオインターフェース(オススメはUR22c)

3.1. Loopbackアプリは1万円くらい

Loopback - Cable-free audio routing for Mac
Get all the power of a high-end studio mixing board, right inside your Mac!
Loopbackアプリは1万円くらいします。このアプリを使えば、Mac内の音を取り込めるようになります。つまり、『マイクの音+Mac内の音をミックス』できるようになるわけです

3.2. オーディオインターフェースUR22Cをオススメする

Loopbackアプリでもいいのですが、私はオーディオインターフェースUR22Cをオススメします。 2万円弱するのでLoopbackアプリより高いのですが、後々のことを考えるとこちらの方がいいのではないかなー、と思っています。 オーディオインターフェースUR22Cを使うメリットをあげますと↓ など、オーディオインターフェースを持っておくとイロイロと使えます。 デメリットもあげますと↓
  • 出費が増える
  • 場所を取る
  • 専用アプリ等のインストールが必要なため、再起動が4回ほど必要になる。(専用アプリをインストール、再起動を含めて1時間ほどかかるはずです)
と、めんどうなことも結構あります笑

3.3. Loopbackアプリとオーディオインターフェースはどちらがいいのか?

では、Loopbackアプリとオーディオインターフェースはどちらがいいのか?と言いますと、
  • 面倒なことは嫌な人→Loopbackアプリ
  • 多少面倒でも今後のことを考える人→オーディオインターフェース
かな、と思います。

4. OBSを使ってYouTubeでライブ配信するための設定

Loopbackアプリか、オーディオインターフェースUR22Cのどちらかを購入したことを前提に、話を進めていきます。

4.1. OBSの音声設定

OBSをインストールしたら、音声設定をします。 OBSを開くと右下に『設定』があるので、これをクリックします。 左側の『音声』をクリックするとこんな画面になりますので、『デスクトップ音声』と『マイク音声』を選択していきます。私はUR44C(UR22Cの上位版)を使っていますので、画像のような設定になっております。

4.2. 配信したい映像の設定

続いて、配信したい映像を設定します。 『ソース』の下に+マークがあるので、これをクリックします。 すると、『どこからの映像を取り込むのか』の選択ができるようになります。どれでもいいのですが、分かりやすいのは『ウィンドウキャプチャ』です。 いろいろ選んで触ってみると、直感的に「あー、こういうことね」と分かるはずなので、適当にぽちぽちと触ってみてください。

4.3. YouTubeと連携させる

音声と映像の設定ができたら、続いてOBSをYouTubeと連携させます。 まずは、YouTubeでライブ配信画面にいきます。(YouTubeのアカウントで初期設定ができてない人は、そこから初めてください)。 YouTubeのライブ配信画面への行き方は、次の通りです↓
  1. YouTubeを開く
  2. YouTube Studioをクリック
  3. ライブ配信開始をクリック
するとこんな画面が表示されるはずです。そうしたら、ストリームキーをコピーします。コピーしたらOBSに戻ります。 OBSの設定で『配信』をクリックします。
  • サービスをYoutube
  • サーバーをPrimary YouTube
  • ストリームキーを『先ほどコピーしたもの』
に設定します。 これで準備OKです。あとは右下の『配信開始』をクリックするだけで、YouTubeに配信できます。

おわりに

以上、MacユーザーのためのOBSで映像を配信する方法でした。 はじめて配信をやろうとすると大変ですよね。「なんでマイクの音は拾えて、Macの音は拾えないんだよ!!ちくしょう!!」という問題に苦しむはずなんです。私も数年前にこれで長いこと苦しみました。 その問題はSoundflowerとLadioCastをインストールすることによって解決したのですが、今度はmacOSのアップデートでSoundflowerが使えなくなったり…と、まぁイライラしたわけです笑。というわけで、今はオーディオインターフェースに落ち着いております。 同じようなお悩みを抱えた方の参考になれば幸いです。参考までに。それでは! *関連記事 >【Macの使い方】Mac歴10年のワイが気になったところまとめ

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