節約の意識が強すぎると日本は経済成長しないよね

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MOTTAINAIとか節約ってなんとなく、美しくていい言葉な気がします。

私もこの言葉は好きだし、実践してます。ずっと同じかばんを使ってるし、靴なんかにしてもずっと同じのはいてる。もちろん手入れをしてできるだけ長持ちさせようとしてるからなんだけど。

節約やMOTTAINAは素晴らしい言葉ということを前提に置き、節約をしすぎた時の欠点について今回は見ていきたいと思います。

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節約しすぎるとどうなるか?

目的達成のための節約

みなさん、節約したらどうしますか?

あれがほしい、これがほしい、外国に行きたい、とか経験にお金をつかいたい、なにか目的があってそのために節約する人は、当然ながら目的を達成させるためにお金を貯めているのです。これは短期的に見ると節約ですが、長期的にみると節約ではありませんね。

節約が目的

老後のためにとか、いざというときのためにという節約もあります。今の高齢者たちがそうで、たっぷりと貯金を持っています。その貯金はタンス預金でない限り、銀行に預けているはずです。

企業は銀行からそのお金を借り、設備投資などを行います。設備投資を行う理由は消費者にどんどん購入してもらうためなのです。

しかしです。国民全体が「節約が目的」になっていたとすると、設備投資してモノをどんどん作っても売れません。そうなると、

企業「設備投資しても意味ないじゃん。銀行からお金を借りなくてもいいわ〜。」

となり、

銀行「おいおい、企業がお金借りないよ。やばい!。」

と、お金を貸してその利子で利益を出している銀行としてはお金を貸さないとヤバイのです。

そこで、

銀行「よし、国債買うべ!」

ってなるのです。

国債を買うってことは、つまり国(政府)にお金がいきます。しかし、政府というものは利益を出すのが得意ではないため、どんどん借りたお金は返せなくなります。これをさらに繰り返し、

政府「やば!積もり積もって1000兆円の赤字国債や!増税したろ!増税して返済資金にあてたろ!」

ってのが今の現状。

「節約=増税」という公式は成り立ちませんが、節約が行きすぎると、結果的に税金が高くなるのかもしれません。

国債を買うことは国(政府)にお金を渡していることなのです。普通お金を貸す場合は、相手がきちんと返済能力があるかを確かめるはずなのですが、銀行側からしても相手が国だから信用するのが普通ですね。

銀行に預けることと株式に投資すること

今までの流れでいうと、銀行に預けることは国に投資しているよなものです。

そうならば株式に投資してもいいんじゃない?と私は思います。株式に投資するということは、民間にお金を送ることです。

国にお金を送るのか、民間にお金を送るのか。民間は利益優先なので適当にお金をつかうことはないです。しかし国の場合ムダに道路作ったり、建物建てたり、補助金ばらまいたり、天下り資金に使ったりとかとかあります。(もちろん大部分は国民のために使用してます)

赤字国債は1000兆円を超えました。それでもなんとなくで、私たちは生活をおくっています。1000兆円の借金で何が起こるかなんて経済学者ですらわからないのです。いつ爆発するのか、それとも爆発しないままなのか。

まとめ

節約が目的になってしまうと、銀行に預けたお金は政府に流れてしまう。もちろん政府にお金が流れるのは悪いことではない。ただ、政府がどういったお金の使い方をしているのか、私たちがきちんと知っておく必要がある。

ですからやっぱり政治に関心を持つことは必要なのです。多くの人が政治に関心を持ってくれるようにと、微力ですがこのブログを通して私は叫んでいます。

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