本日も「Gallagher Note」をお読みいただきありがとうございます。
こんにちは、福山です。
So-netが提供する格安SIMの中に、500MB未満まで無料で使える0SIMがあります。これを半年間利用してみたので、メリット・デメリットについて評価したいと思います。0SIMにしようかとお考えの方に参考になればと記事に残します。
0SIMとは?
公式サイト→https://mobile.nuro.jp/0sim/
まず最初に知っておかなければならないことが、
- 毎月500MBまでならば0円
- 0円なのはデータ通信専用のみ
- docomo系MVNO
の3点です。
0円で利用できるなんてお得!と思うかもしれませんが、それはデータ専用プランかつ500MBまでのみです。
プランとしては
- データ専用プラン
- データ+SMSプラン
- データ+音声プラン
の3つです。
同一名義で複数のプランを契約することはできません。
0 SIMの料金表
- データ専用プランは0円〜1600円
- データ+SMSプランは150円〜1750円
- データ+音声プランは700円〜2300円
になります。(税抜き)
500MB未満までは無料で利用でき、そこから2GBまでは100MBにつき100円+税が加算されます。2GBを超えると5GBまでは定額になります。5GBを超えた場合は通信速度に制限がかかるようになります。
0SIMをお勧めする人・お勧めしない人
500MB以降では、そこから2GBまでは100MBにつき100円+税がかかると先ほど書きました。これってなかなかクセが強くて、0SIMを使ってお得になる人は限られてしまいます。
端的に言って、0SIMをお勧めできる人は、
毎月スマホをあまりいじらない人、いじっても1GBまでの人
です。
私の場合はというと、自分の母親に0SIMをお勧めしました。今を生きる若者なら、0SIMはあんまりお勧めできません。
So-net以外の格安SIMと比較すると、1GBまでの料金ならばいい勝負をするのですが、1GBを超えていくと、他の格安SIMが絶対良いです。
気をつけないといけない0SIM
交換手数料
先ほども書きましたが、おひとり様1枚までとなります。
だから最初にデータ専用プランで契約しておいて、やっぱりデータ+音声プランにしようと思うのならば、SIMを交換しないといけません。SIMの交換手数料は3000円(税抜き)です。
また、SIMカードのサイズは種類があり、
- 標準SIM
- MicroSIM
- nanoSIM
上の3つがあります。スマホを変えた時にSIMのサイズが変わってしまうと、SIMを交換する必要があります。それにも手数料として3000円かかります。
ちなみに、SIMは返却する必要がります。
ご利用していたSIMカードは、解約後、お客さまにて返却用伝票をご用意の上、宅配便にて下記までご返却ください。
ご返却いただけなかった場合、もしくはご返却いただいたSIMカードに(割れている、カットされているなど)破損や切断などの異常が見つかった場合は、SIMカード損害金を請求させていただく場合があります。
なお、ご返却時の送料はお客さまの負担になります。
■SIMカードご返却先住所
〒338-0824 埼玉県さいたま市桜区上大久保303-1
So-net 物流センター SIM返却係 宛
と、なかなかめんどくさかったりします。
まったく使わないと自動的に解約
500MBまで無料なんだからとりあえず持っておこう!という考えですと、自動的に解約されてしまいます。
3ヶ月間データ通信がないと自動的に解約されるのです。
逆に言えば少しでもデータ通信があれば、解約されません。
音声通話プランは最低利用期間と解約金がある
音声通話プランは12ヶ月使うという縛りがあります。12ヶ月未満の解約ならば解約金として5200円(税抜き)が必要になります。
MNP転出手数料高すぎ
0SIMから他社へ番号そのままで乗り換える場合は、
MNP転出手数料として7000円(税抜き)が必要
です。
これ・・・高すぎですよね。もし12ヶ月未満で乗り換える場合は解約金がプラスされるので超高いです。音声通話プランを契約したならば少なくとも1年は使ってあげましょう。
通信速度の制限解除はぼったくり価格
5GBまでが高速通信が可能となっています。データ量が5GBを超え、その解除をしようと思うならば・・・100MBで500円かかります。スーパーぼったくり価格が発動します。
まとめ
0SIMは誰にでもお勧めできるものではありません。
月の通信料が1GBを超える人は絶対に他の格安SIMにするべきです。
データ通信のみならば最低維持費用が0円というのは、とっても魅力的ですよね。でも自分のデータ使用量を考えて契約しましょうね〜。
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