アンソニー・ロビンズ あなたが運命を変える

アンソニー・ロビンズ 映画の感想
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本日も「Gallagher Note」をお読みいただきありがとうございます。
こんにちは、福山です。

ネットフリックスでアンソニー・ロビンズのドキュメンタリー映画「あなたが運命を変える」を観ました。私は知らなかったのですが、アンソニー・ロビンズは自己啓発セミナー業界ではトップの人みたいで、年間3000万ドルを稼いでいるとか。自己啓発セミナーには参加したことないのですが、最高峰の人がどんなことをやっているのか、この映画を観ることでわかりました。「自己啓発セミナー=怪しいもの」と思っていた私にとっては、考え方を変えるようなものであり、トップの人はやっぱりすげぇって思える作品でした。結局のところどんな業界でもすごい人はすごいし、怪しい人は怪しいんだね。

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アンソニー・ロビンズ

アンソニー・ロビンズは10代の終わりにビル掃除のアルバイトをしながら、独学で心理学や成功哲学を学び、世界的に有名な自己啓発セミナー講師になりました。大統領、俳優、スポーツ選手などなど各界の著名人も彼から学んでいるのです。

セミナーは30年以上続いており、彼のセミナー受講者は累計5000万人以上にのぼるそうです。そんなアンソニー・ロビンズが毎年行なっている高額セミナーの「デート・ウィズ・ディスティニー」に初めてカメラが入り、撮影したものがネットフリックスで公開されました。

  • デート・ウィズ・ディスティニーの意義とは?

「私たちを支配する力と向き合う場所だから、あらゆる価値観が一瞬にして変わるんだ。ここで一度立ち止まり振り回されることなく自分の手に人生を取り戻して欲しい。人々が人生を取り戻す瞬間を見たいんだ。長年のパターンから抜け出す姿をね。」

と本作で語られていました。

アンソニー・ロビンズが見せる人とのやり方はとても印象的です。

  • 子供の頃、両親のどちらの愛を求めた?どちらが好きではなく、どちらの愛を求めた?
  • お父さんを愛している自分が嫌いなんだろう?
  • 君の父はゲス野郎だ。何もせずとも愛されると教えたんだ。父親は君の望むものすべてを与えた。それが君をダメにした。自分を特別だと思い、そう扱われないと不機嫌になるようになった。

自己啓発系のセミナーってのは相手をすべて肯定するのかと思っていたのですが、アンソニー・ロビンズは相手を否定していたのがとても印象的でした。なぜ挑発的な言葉をかけるのか?というインタビュアーの質問に対して、以下のように語っていました。

「挑発して現実に引き戻して初めて変化が起きる。」

なるほどね。飴と鞭をうまく使い分けてるんだね。

この映画は幸せ満点な人が見ても「こいつら気持ち悪い」と思うだけでしょうが、人生に不満を抱えながら生きるのに精一杯な人はきっと思うものが出てくるはずです。(日本人には受け入れられないド派手なパフォーマンスもあるけど)

最後に、この映画をみて記憶に残った言葉を書いて終わります。

  • 君たちのいちばんの問題はなんだと思う?問題があってはいけないと思っていることだ。人は問題があるから成長する。
  • 過去があるから私は強靭な心を得た
  • 君には経験があるから人を思いやる気持ちがある
  • 人は成長するもの、だから人に与えられる

過去があるから、今の自分がある。ニーチェやアドラーの思想に近いものを感じました。

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