Amazonプライムビデオで『スカイ・クロラ』を観ました。
ひとことで言えば、「スッゲー退屈」な映画でした。でもこの映画、たぶんわざと退屈に作っているんだと思います。なぜかというと主人公は「いつもの道で何が悪い」的な発言をしていたからです。(最後らへんで)
何の変哲もない日常を生き続けることこそ、人生じゃね?的なことを問いかけているような感想を抱きました。
ただ、この映画のテーマはそれだけではありません。人工的に作られ、歳を取らない高校生くらいの少年と少女たちが、命がけで戦闘機に乗って戦うという設定があります。
戦争中といえばそうなのですが、戦争というのも人工的につくられた、いわばゲームみたいなものです。なんでそんなことするの?という話ですが、それは戦争の悲惨さと命の大切さを失わないために、『あえて戦争を続けている』らしいのです。
平和な時代、人々はショーとしての戦争を求め、それがビジネスとして成り立つようになっていた。カンナミ・ユーイチは、戦争請負会社ロストック社に所属する戦闘機のパイロット。前線基地「兎離洲(ウリス)」に配属されてきた彼には、それ以前の記憶がない。彼にわかっているのは、自分が《キルドレ》であることと、戦闘機の操縦の仕方だけ。空で戦うこと――それがユーイチの全てだった。(C)2008 森 博嗣/『スカイ・クロラ』製作委員会
子どもたちは、なぜ自分たちが戦闘機に乗って戦うのか知りません。「仕事でしょ」と割り切っている子もいれば、葛藤をする子もいます。
じゃあここで問題なのですが、子どもたちは真実を知るべきなのでしょうか?「君たちは人工的に作られて、人間が戦争の悲惨さを忘れないために、人工的につくられた戦争というゲームに参加させられているんだよ」と、伝えるべきなのでしょうか?
この問いは、僕たちにも当てはまります。
- 人って結局死ぬのに、なんで生まれてこなきゃいけないの?
- なんのために勉強するの?どうせ死ぬのに
- お金稼いでどうするの?どうせ死ぬのに
- 苦しい思いして働く意味あるの?どうせ死ぬのに
- どうせ死ぬのに結婚して子ども産んでどうするの?
この映画に出てくる子どもたちと僕たちは、そんなに変わりません。なんとなく生まれてきて、誰かに与えられた課題をやり続け、日常を送り続けていきます。
そんな日常って悪いのかな?
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