人見知りは欠点だらけではない。人見知りをするという能力。

哲学・宗教
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人見知りを改善したいという人を多く見かけます。誰とでも気軽に喋れて、すぐ仲良くなれる人を見ると羨ましく感じますもんね。でも何事も一長一短であり、実を言うと「人見知り」の長所もあるんです。今回はそんな人見知りのいいところを書いてる記事になります。

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人見知り?コミュ症?を改善するには

確かに、今の時代は「人見知り」にとって生きづらい世の中でしょう。友達関係でも仕事関係でも、人見知りだと制限されることが多いと思います。

だからこそ、人見知りを改善したいという人を多く見かけますが、これってなかなか難しいです。改善するとしてもかなりの荒療治になるでしょう。

人見知りの人って極端に人と触れ合うことを拒みます。例えば、ハイタッチすることや、相手の方をポンっと触ることです。これができる人は極度の人見知りではないので安心してください。

武道をする

人と強制的に触れ合う武道を行うと、人見知りがかなり改善されます。よくスポーツをして仲良くなったとか聞きますよね?これと同じで、スポーツというよりは、肌が触れ合うような武道をすることがオススメになります。

私の甥っ子は人見知りでしたが、合気道をやるうちにどんどん社交的になっていき、友達もどんどん増えていました。極度の人見知りの人は学生時代にスポーツや武道をしてなかった人が多いとも経験的に思います。

ただ、社会人になってから人見知りを改善するとなると、やはり強制的にでも武道やスポーツをしたほうがいいですね。ですが、人見知りの人はその場に行けないということが問題なので、やはり荒療治になってしまします・・・。

ペットを飼う

ペットを飼って触ることで「オキシトシン」が分泌されます。オキシトシンとは別名「幸せホルモン」とも呼ばれており、人が幸せを感じる時に脳から分泌されるホルモンです。

オキシトシンは良好な対人関係が築かれているときに分泌され、闘争欲や遁走欲、恐怖心を減少させる。オキシトシンをヒトに投与する実験が行われたが、鼻からの吸引によるこの実験では金銭取引において相手への信頼が増すことが判明。盲目的に信頼したといえ、損害を蒙ってもオキシトシンが再投与されれば再び相手を信頼し、不利な取引契約を締結してしまう[2]。

参照:ウィキペディア

人見知りの本質的な問題は、相手を信用できないことです。だからこそオキシトシンを増加させることで、心のバリヤを緩和することができるんですね。

ペットとしては犬が最も良いとされています。

人見知りの長所

人見知りとは、自分と相手が合っているかどうかを選んでいることです。ですから、人見知りの能力を持っている人は、気に入った相手を大切にするので、幸せな結婚をする傾向があります。社会で多くの人と関わっていくには、人見知りがあると困難なことも多いでしょうが、身近な人と親密な関係を持続させるには、良い能力なんですね。

大切な友達や、愛する人と、深く長く付き合えることほど羨ましいことってないんじゃないかな。私の友達にほとんど人見知りしない人がいます。私から見ればすごく楽しい人生を過ごしているように見えますが、この前こんなことをぼやいていました。「たまに孤独を感じて、辛い」と。

その時あることに気づきました。その友達は、孤独を紛らわすためにいろいろな場所に出かけ、人と知り合い、友達を作っているんじゃないかと。歳を取ると同時にどんどんと人付き合いは変わっていきます。人見知りでなく元気ハツラツな人は、その歳とともに変わっていく人付き合いの難しさに孤独を感じるのかもしれません。人見知りな人は、人付き合いの変化がもともと少ないですからね。

場所や環境によって友達を変えるのもありだとは思いますが、場所や環境によっても変わらない友達を持つことこそが、心の平穏を保つのかもしれませんね。