最近、世の中に対してムカついてます?
「いやー、世の中便利になりましたわー」だけじゃなくて「なんでこんなことなってるんだよ!!」と苛立ったりしてますか?
これって1つの能力なんですよね。先日、『統計学が最強の学問である』で有名な西内先生がこんなことを呟いておられました。
「世の中にムカつけるかどうか」って、新しいことやる上での重要な能力の1つではないか。先進国全般既に有史以来最高レベルに安全で、民主的で、知的で、健康で、食べ物美味しいし娯楽も充実してるのに、それでもムカつける人はそれだけで視点が未来の「もっと恵まれてる世界」目線な可能性がある。
— 西内啓 Hiromu Nishiuchi (@philomyu) 2018年6月23日
本当にその通りだと思います。
ムカつくってエネルギーが必要ですから。ムカつけるだけでエネルギーレベルの高い人だと思います。
そいえば、同じような言葉があって、19世紀イギリスの経済学者、ジョン・スチュアート・ミルがこんなことを言っていますね。
「満足な豚であるより、不満足な人間である方が良い。それと同じように、満足な愚者であるより、不満足なソクラテスである方が良い。」
身が引き締まりますなぁ。
さてさて、西内先生のつぶやきと同じ頃にサッカーの本田選手の言葉もありました。
人の悪いところを粗探しして優越感にひたろうとしている人。
悪口を言い合える仲間を見つけて安心する人。気持ちは分かるし、僕は味方ですからね。
僕も才能がなく祖父母からも「お前なんかがプロになれるか!」と言われて、コンプレックスだらけだったので。ありがとう!これからも宜しくです!
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) 2018年6月22日
不満足であり続けたからこそ、今の本田選手がいるのでしょうなぁ。いやー、カッコいいです。
んでわ、不満足であり続けながら、人生を前に進めていくためにはどうすればいいのでしょうか。これまた本田選手のつぶやきを参考にしてみます。
どんな決断においても難しいなーと思うのが、何をするかよりも、何をしないかを決めること。
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) 2018年6月11日
時間は有限。全てはトレードオフの関係。
つまり、「何かをする」と決めるのであれば「何かをしない」ことも決めないといけません。
運動習慣が続かない理由がこれ。普段通りの生活に無理やり「運動する時間」をいれちゃうから続かないんです。「運動する時間」を決めるのであれば、どこかの時間を諦めなくてはなりません。それを前もって決めておかないから「今日はこのテレビが観たいから運動はやめちゃおう」と妥協して、その妥協で習慣づけられなくなっちゃうんですなー。
それともう1つ。
優秀な人ほど「何かをしない」と決めなくてはなりません。なぜかというと、優秀な人は優秀であるがゆえ色々なことを頼まれちゃうからです。
人から頼みごとをされることは、「頼られてる!」って感じで悪い気はしません。しかしそれが落とし穴。
自分の時間がどんどんと削られていきます。
アップル創業者のスティーブ・ジョブズはこのようなことを言っております。
「あなたの時間は限られています。無駄に他人の人生を生きないこと。」
愛する人、子供、友人、その人たちに使う時間をおろそかにしてまで、仕事上の頼みごとを引き受けてはダメなんですなー。(程度にもよりますけども)
ってことで今回の記事はこのへんで〜。ばいちゃ!
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