融資・出資の違いとは?→返済の必要性が違う

本サイトはプロモーションが含まれています
スポンサーリンク

融資と出資ってどう違うのかな?

そんな疑問に答えます。

融資から理解すると分かりやすいかと思います。融資は銀行などからのお金を貸してもらうことで、金利をつけて返済する必要があります。しかし、出資は言ってしまえば『返さなくていいお金』になります。

以下ではもう少し具体的に融資と出資について書いていきます。

スポンサーリンク

融資とは?→返済が前提にある

融資とは、一般的に言えば、会社が金融機関からお金を借りることを意味します。悪いニュアンスで言えば借金です。

また個人であれば、マイホームや車を購入する際のローンも金融機関からの融資にあたりますので、融資は意外と身近なものです。そして金融機関から借りたお金ですので、ご存知の通り、

 

利子をつけてお金は返さなくてはいけない

 

のが世の道理になります。。借りたお金は利子をつけて返すのが当たり前です。しかし・・・出資は違います。

金融機関が融資をするリスク

事業が破綻した場合、お金を貸した相手が返済不能になります。そうなると貸したお金の回収は難しいですし、自己破産をされたら回収ができなくなります。

出資とは?

言ってしまえば、出資は返さなくていいお金のことです。その事業の成長に期待してお金を出すのが出資になります。

 

例えば株が出資の代表例です。「この会社伸びるぞ!この会社の株価を買っておこう!(=出資)」と株式を購入しても、その会社が伸びるかどうかは分かりませんので、儲かるかどうかは不明です。ですが人は大きなリターンを求めてお金を出すのです。

出資を受けることのメリット

企業側からしたら、出資は融資と違って『返済の必要のないお金』を受け取ることができます。融資であれば利子をつけてお金を返さなくてはいけないので、出資を受けることのメリットは大きいと言えるでしょう。

出資を受けることのデメリット

「出資ってめっちゃいいやん!返さなくてもいいんやろ?」と思うかもしれませんが、実を言うとメリットだらけではありません。むしろデメリットの方が大きいのでは?とも言われていたりします。

 

株式を購入する投資家は、出資(株式の購入)に応じて、当然のことながら持っている株を増やすことができます。仮に、経営権を握るはずの社長よりたくさんの株を持つ投資家が現れたとすると、

 

会社の経営権を社長ではなくて投資家が握る

 

ことになります。経営権を握られないまでも、大株主は経営に口を出せるようになりますので、自分の思うような経営をできない可能性が出てきます。これが会社の経営者が出資を受けることのデメリットになります。

 

以上、簡単にですが融資と出資の違いについての説明でした。それでは!

コメント