全国民の代表と言われている国会議員についてまとめてみました。
私も含めてですが、私の周りの友達は政治というものに本当に無知でした。理系ということもあるのでしょうが、それを言い訳にはできないくらい無知でした・・・。
ということで、今回の記事では『国会議員』について書いていきます。
国会議員ってなにもの?
そもそも国会議員は何をしているのでしょうか?
国会議員は法律を作る
国会議員という言葉を分解してみると『国会』の『議員』なわけです。
国会は法案を審議するための機関です。
つまり国会議員は国会で法律を決めています。(予算の議決、内閣総理大臣の氏名、条約の承認などもあります。)
国民の暮らしをより良くするための法律を決めているんですね〜。でもここで疑問が出てきます。
法律を作るって・・・?難しそうじゃない??
実際には国会で審議する法案は、内閣が提出するものと国会議員が提出するものの2パターンがあります。(内閣では各省庁で立案され、内閣総理大臣名で提出。国会議員では衆議院では議員20人以上、参議院では10人以上の署名を受け提出)
法案作成には専門的知識が必要
多くの場合、法案の多くは内閣から提出されているようです。
また内閣と言っても、実際は各省庁の官僚から、つまりは公務員の方が作成しています。
「ということは国会議員じゃなくて、官僚が国を動かしてるんじゃないの?」
そんな反論も過去にはあったようです。
「国会議員の知識量では法案作れないぞ!」という反省から国会議員は“政策秘書”を雇うことができるようになりました。
国費で政策秘書を雇うだと・・・?
国会議員が雇う秘書
国会議員は仕事をサポートしてくれる秘書がいます。
秘書になる人達の多くは、国会議員の身内、国会議員を目指す人、議員を支援する企業から派遣された社員です。
また、秘書と言っても2つの種類があります。
公設秘書
公設秘書は国の税金で雇う秘書のことで、第一秘書と第二秘書がいます。
さらに希望すれば、政策秘書を雇うことができます。
私設秘書
私設秘書は議員のお金で雇う人たちです。
国会議員1人にかかるお金
国会議員の給料を下げろ下げろと良く耳にしますが、本当のところどれくらいもらっているのでしょうか?
国会議員の年収は約1800万円だそうです。なかなかの金額じゃないですか。
さらに文章・交通費として毎月100万円。
つまり年間1200万円。
だけどまだまだあります。
国会議員が所属している党に議員一人当たり月65万円の立法調査費。
つまり年間780万円。
だけどまだまだあります。
公設秘書2人、政策秘書1人分の給料が支払われます。
大体年間で2000万円。
その他・・・移動費や議員宿舎、海外視察代などなどです。
合計すると、議員一人当たりに年間約6000万円の税金が使われているのです。
一般のサラリーマンの年収が600万円だとしてもその10倍。そして国会議員の数としては、衆議院475人、参議院242人の合計で717人。
6000万円×717人=430億円
役職がついてない国会議員で計算したので、実際はもっと上でしょうね。
どんな感じにお金が使われているのか・・・これはもっと詳しい内訳を公開して欲しいですね(´・ω・)
まとめ
- 国会議員は国民の代表として、国民の暮らしを良くするために法律を国会で決めている
- 国会議員1人あたりにかかる税金がとんでもない額
参考にしたサイト
- https://shinsho.shueisha.co.jp/column/toranomaki/030129/
- https://www.sangiin.go.jp/japanese/kids/html/himitsu/index.html
参考にした本