ピアノ初心者のアラサー男です。
ピアノ弾けたら楽しそうだなーと思って10年くらい経ちました。「弾きたいと思ってるだけでは一生弾けない!」と思い立ちピアノを購入することにしました。
購入したピアノは前々から目をつけていた『カシオ(CASIO)電子ピアノ Privia PX-S1000』の新型です。Privia PX-S1000は電子ピアノ界ではかなりの高評価だったので目をつけていたとこ、ちょうどよく新型が発売されましたので購入しました。
んで、購入してからほぼ毎日15分練習しました。そして7ヶ月が経ちました。
継続は力なり。まさにその通りで、毎日少しずつでも継続してピアノを練習することで、ずっと弾きたいと思っていたFF10の名曲『ザナルカンドにて』が、ある程度弾けるようになりました。うれしい!!
この記事では前半で、私がやったピアノの練習方法、後半でPrivia PX-S1100のレビューをしたいと思います。
ピアノ初心者がPrivia PX-S1100を購入して7ヶ月練習してみた結果
まだまだ拙いですが、まずはこちらの動画をご覧ください(ハズカシイー)↓
音の録音はShure MV88+というマイクを使っています。
ここまで弾けるようになったなんて、自分でも感慨深いです。ピアノを始めた最初の1ヵ月なんて両手の指は全く動きませんでしたから笑
継続は力なりとは、まさに言葉の通りですね。全く弾けなかった自分が1曲をある程度弾けるようになったのは、ほぼ毎日15分は練習していたからです。
指の練習はこの動画を見た
ピアノの練習にあたってまず何から始めればいいのか全くわからなかったので、YouTubeのこちらの動画を見ていました↓
両手で同じように鍵盤を弾く練習です。「ドミファソラソファミ、レファソラシラソファ、ミソラシドシラソ…」というよう弾いていきます。
簡単そうなんだけど、これがまぁ難しいです。私は右利きなので、左手がいうこと全く聞きませんでした😅
ピアノを始めて7ヶ月経った今も、この指の練習はピアノを弾く前に必ずやっています。
ピアノの初心者用の教本は全く見ていない
いわゆるピアノ初心者向けの教本というやつはほとんど見ていません。6冊ほど評価の高いものをパラパラと見たのですが、選曲されているのが基本的にクラシックなものなので、私のモチベーションアップにはなりませんでした。
やっぱり自分の好きな曲を練習したいっていう気持ちが大事だと思うんですよね。ピアノ上達のためには教本通りに練習していくのがもちろん良いことだと思いますが、 アラサーの男がプロを目指すわけでもないので、教科書通りに学んでいかなくてもいいんじゃないかなと思いい、独学というかYouTubeで自分の好きな曲が参考動画として挙げられていないかを探していました。
(小さい頃から本格的にピアノを学んでいくのであれば、変な癖をつけないためにも教本通りにするのがいいと思います。でもプロを目指すわけではない、難曲を弾きたいわけでもないアラサー男なので、少々変な癖がついてもいい、とりあえず自分の弾きたいと思える曲を1曲弾けたらいいんだというモチベーションのもとピアノ練習しています)
ザナルカンドにての参考動画
「ザナルカンドにて」を練習しようと思い、まずこちらの動画を見ていました↓
【楽譜付き】ザナルカンドにて – Final Fantasy X【ピアノ簡単超ゆっくり・初心者練習用】 yuppiano
楽譜もありますし、ゆっくりですし、何より簡単バージョンになっているので練習しやすいです。
ピアノ練習し始めてから3ヶ月ぐらいは、この動画を見ながらピアノ練習をしていました。簡単そうに見えますがピアノ初心者からすると、2ヶ月たってもなかなかうまく弾けませんでした。
上の動画が弾けるようになってからは、こちらの動画を練習するになりました↓
「ザナルカンドにて」ファイナルファンタジーX 植松伸夫【初心者でも絶対弾ける!ピアノの弾き方】レベル☆☆
楽譜ありバージョンがこちら↓
「ザナルカンドにて」ファイナルファンタジーX 植松伸夫【初心者向け楽譜ありデモ演奏】レベル☆☆
後はしこたま練習していきました。
指が覚えるという感覚をつかむ
同じ曲を数ヶ月も練習していると、楽譜なしで弾けるようになりました。これがいわゆる「指が覚える」というやつなんだと思います。
でも「指が覚える」にも欠点がありまして、いちど間違えたら「最初から引き直さないとダメ」という状態になってしまいました。 指が覚えているのは最初からの一連の流れなので、「この部分から弾く」というのができないんですよね。
これは私だけかもしれませんが、たぶん初心者の方は全員が通る道なんじゃないかと思います。
Privia PX-S1100のレビュー
ではここからPrivia PX-S1100のレビューしていきます。
まず結論を書いておくと、全く不満がありません。というか機能がありすぎて使いこなせていないです笑
まずはこちらのCASIOの動画を見ておくと、Privia PX-S1100の全体像が掴めます↓
光沢があって高級感がある
Privia PX-S1100は光沢があって高級感があります。
横に長いので全体像を映していないのですが、見た目はこんな感じです。
黄色の矢印で書いてるとこに電源ボタンがあり、そこを長押しすると起動します。だいたい弾こうと思ってから5秒あれば、鍵盤を叩けば音が鳴るようになります。
単三電池を6本用意すれば、コンセントに繋がなくても動く
Privia PX-S1100は単三電池6本でも起動します。
電源がないところでピアノの演奏をしたいと言う方には、素晴らしい機能と言えるかもしれません。
単三電池を入れるところはピアノの裏面にあります。
ピアノが重たいので、裏面に電池を入れるのは簡単ではありません😅
男の私でも一人で電池交換をするのに手こずるので、女性ですとかなり厳しいかと思います。
スピーカーの音質は良いけれど、正直なところそこまで
冒頭にあげた動画を見てもらえたらわかると思いますが、スピーカーの音は正直なところそこまで良くはありません。悪いとは言いませんが、「めちゃくちゃいい!」とは言えません。 値段相応のスピーカーといった感じではないでしょうか。(他の電子ピアノを知らないので詳しいことは何も言えないのですが)
私は普段ヘッドホンをつけて聴いているので(周りの騒音の迷惑にならないため)スピーカーの良し悪しはあまり気にしないのですが、スピーカーの音質を求める方は別にスピーカーを用意した方が良いでしょう。
(Privia PX-S1100の背面にPA機器や外部スピーカーに接続できるLINE出力端子があります)
Bluetoothでスマホに接続できる
備え付けられている部品(WU -BT10)を接続しますと、Bluetoothでスマホに繋げられます。
WU -BT10をPrivia PX-S1100に接続すると、弾いている音をスマホに録音できますし、逆にスマホで鳴っている音をPrivia PX-S1100鳴らすこともできます。(スマホの音よりは断然良いので、家にスピーカーを持ってない方にとっては、ピアノ兼スピーカーという使い方ができます)
WU -BT10の接続方法を箇条書きしますと↓
- Privia PX-S1100の電源を切る
- WU -BT10を接続する
- Privia PX-S1100の電源を入れる
- FUNCTIONを抑えたまま、C#1鍵盤(左から2番目の黒鍵)を押す
- ペアリング待機状態になるので、スマホのbluetooth設定から「WU-BT10 AUDIO」を選ぶ
これでスマホの接続ができたので、後はカシオのfor Pianoアプリをスマホにインストールするだけです。
(ただしBluetooth接続の為、そこまでいい音で録音できませんし、そこまでいい音で鳴らすこともできません。)
MIDIレコーダーとオーディオレコーダーもある
わざわざスマートフォンに接続して録音しなくても、
- Privia PX-S1100本体にデータを保存する「MIDIレコーダー」
- USBメモリーに保存する「オーディオレコーダー」
という録音方法もあります。良い音で録音したいならばこちらの方法を選ぶ方が良いでしょう。
(Privia PX-S1100の背面に、USB-AとUSB-Bの接続ポートがあります。欲を言えばUSB-Cポートが欲しかった…)
CASIO MUSIC SPACEアプリが便利
CASIO MUSIC SPACEというアプリがあるのですが、これがかなり便利です!(私は購入して半年以上経った後に知りました)
CASIO MUSIC SPACEアプリに ついては、こちらの動画が参考になります↓
このアプリはインストールしておいて損はないでしょう。Privia PX-S1100の魅力が発揮されます。
Privia PX-S1100がさらに詳しく分かる動画
Privia PX-S1100がさらに詳しく分かる動画を転載しておきます。
ジャズピアニストの方の動画なので、鍵盤や音質についてより詳しくわかります。
こちらの動画も参考になります。
こちらの動画では旧機種と比較してくれています。「新機種の機能は別にいらね!」という方は、旧機種の中古を選んでもいいかもしれませんね。
以上、Privia PX-S1100のレビューでした。参考までに。それでは!
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