恥ずかしながら私、
「〜になります」を誤用
していました。
「〜になります」を丁寧な表現だと思って、よく使っていたのですね😱恥ずかしい限りです。
以下では「〜になります」の正しい使い方について書いていきます。あぁ・・・恥ずかしい・・・。
「〜になります」は変化・移行・結果の時に使う
「〜になります」は、
- 成る
- 為る
の丁寧語表現です。
ですから、「成る」「為る」のように、変化を表すときに使える丁寧な表現が「〜になります」です。
NHK放送文化研究所のこちらの記事が参考になります↓
まず、動詞「なる」を見てみましょう。これは多義語(意味がたくさんあることば)ですが、助詞「に」を付けて「~になる」と言った場合には、おおよそ次のような意味が生まれます(ほかにもいろいろな用法がありますが)。
変化・移行した結果が出現する。
[例] 大人になる。冬になる。中止になる。合計すると二千円になる。
結果として一定の役割を果たす。
[例] 番組制作の参考になる。励みになる。引用:https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/term/074.html
「〜になります」を使う時に気をつけるべきポイントは、
- 変化
- 移行
- 結果
の3つに注意しておけばいいかと思います。
「〜になります」の使い方
まずは正しい使い方からみていきましょう。
- 来年から社会人になります。
- この職業についてから10年になります。
- お世話になります。
- 水は冷えると氷になります。
「〜になります」の間違った例
それでは「〜になります」の間違った使い方についてみていきます。間違いは「です」「ございます」に訂正しています。
- お手洗いはあちらになります。→お手洗いはあちらです。(ございます。)
- こちらが商品になります。→こちらが商品です。(ございます。)
- こちらがコーヒーになります。→こちらがコーヒーです。(ございます。)
- 会議室は2Fになります。→会議室は2Fです。(ございます。)
おわりに:言葉は難しい
「〜になります」の使い方を間違い続けてきた私・・・。恥ずかしい限りです。間違った人の使い方を真似てきたのですね😱
「〜になります」問題は根が深い気がします。正しく使えている人の方が少ないのではないでしょうか。
ということで、みなさま、気をつけていきましょう!それでは!
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