私は岡山県民です。晴れの国岡山に生まれました。
他県の友達からは「岡山って本当に雨降らないね」と何度言われたことか。
そんなこともあり「岡山は雨・災害が少ない地域なんやなー」なんて思っていました。
しかし、今回の様な大災害に襲われてしまいました。幸い私は倉敷市真備町在住ではないので、まったくと言っていいほど被害はありませんでした。
真備町に知り合いはいないのであそこまでひどいことになっている知人はいませんが、上水道が止まって水の確保に困っている人は身近にいます。(ちなみにその知人は消防士なんです・・・)
ここで、「岡山は安全や」と慢心している人の姿を見てしまいました。
東日本大震災以降、「これを教訓にしなくては」と思い、私は災害用のリュックを家においています。災害の多い日本でこれは当たり前のことだと思います。しかし、あの大災害を「他人事」でしか見れない人は大勢います。
私の両親もそうです。
東日本大震災があり、熊本地震があり、今年に入っても大阪で地震、そして今回の大雨です。
私はなんども両親に、
- 「タンスにストッパーした方がいいよ」
- 「保存用の水はおいていた方がいいよ」
- 「保存用の缶詰も用意していた方がいいよ」
と、最低限のことを言っています。
しかし、両親はまったく何もやっていません。
今回は地元の岡山県で災害が発生しました。さすがに危機感が出てきただろうと思って「水は用意した?」と聞いてみたら、「まぁこんなことは当分起こらないだろう」と。
上水道に問題が発生し、水に困っている知人を知っているのにです・・・。呆れるというのはこういうことか・・・と。
さてさて、前置きは置いといて、ちきりんさんがこんなツイートをしていました。
倉敷市真備町のハザードマップを見ると、大雨の際に浸水するエリアについては、ほぼ正確に予測できてたとわかる。問題は「予測できてるのに人的被害さえ防げないこと」https://t.co/MgmCrWa1GK
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2018年7月9日
問題はハザードマップって、やたらとダウンロードが重いし、表示も複雑でわかりにくいこと。もっと素人にわかりやすく作れよ!(←専門家へのメッセージ)と思った。で、いろいろ見てみたところ、とりあえず楽天の本社は水没エリアなんだなと理解できた。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2018年7月9日
ハザードマップによると浸水するエリアが分かっていたとのことです。
「ハザードマップ作ってみた」
で、終わってるんですね。
リンク先のハザードマップを見てもらえるとわかりますが、すっごく分かりにくいです。パソコンで見ると字が細かすぎて分かりません・・・。
もちろん、ハザードマップを見る努力をしなくてはなりませんが、これは伝える努力の問題もあるかと。
ハザードマップは小学6年生が見て分かるくらいにしなきゃダメなんじゃないの?
どの年齢を基準に作られているか分からないね。少なくとも、小学生や高齢者は理解できなそうだよ。
今回の問題を見る限り、まだまだ
- 個人の対策不足
- 市が出している情報の認知不足
が否めないと思います。
まずはできるとこから始めましょう。私は相変わらず、家族には「災害対策の準備」を呼びかけようと思います。
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