痛ましい事件が起こりました。
京都アニメーションのスタジオに男が放火し、33人が死亡、35人が重軽傷を負いました。犯人の身柄は確保されましたが、犯人自身も重い火傷を負ったようです。
18日、京都市の「京都アニメーション」のスタジオが男に放火された事件は33人が死亡し、35人が重軽傷を負う大惨事になりました。警察は犠牲者の身元の確認を急ぐとともに消防と合同で現場を検証して火災の状況を詳しく調べることにしています。一方、放火した男は身柄を確保されましたが、みずからも重いやけどを負って治療を受けているということで、警察は男の回復を待って、放火の疑いで、詳しい経緯や動機について調べる方針です。
引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190719/k10011998291000.html?utm_int=news_contents_news-main_001
「設備がどうなってんだ!」みたいな意見もあるようですが、ガソリンが放火されたとなると、スプリンクラーなどでは対応が難しいようです。
テレビの人たちにもこのまとめが届いてほしい。/京アニ放火事件で防火・消火設備や体制を疑問視する声が上がる→専門家「ガソリン火災じゃ役に立たない」 https://t.co/dSIUSwp8GR
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) July 18, 2019
- そもそも建物はガソリンが撒かれることを想定していない
- ガソリンは気化し、気化したガソリンの火災は普通の火災とは違う
- スプリンクラーでは対処できない
- 個人ができることは逃げて消防署に連絡すること
ガソリンが燃える動画を調べて見ました。
ちょっとしかガソリンを撒いていないのに、めちゃめちゃ勢いよく燃えております。今回の犯人はガソリンを40リットル撒いたそうなので、この動画の火どころではありません・・・。
さらに「通常の火災は室内の温度が1000度以上は上がらないが、ガソリンは場合によって1500度まで上昇する。これは鉄が溶けるような熱さで火炎を浴びただけで息ができなくなる。爆発現象が起きた1階では、状況が分からないまま人々が火炎に包まれ、2階と3階にいた人たちは爆発音は聞いていると思うが、何がなんだかわからないまま炎と煙に襲われて、逃げ場を失ったと思われる」と現場の状況を推定していました。
そして「ガソリンは着火と同時に火炎が数メートル上がるなど、通常とは比較にならないスピードで炎が広がるので、おそらく火災報知器が鳴る時間も、防火扉が作動する時間もないぐらい勢いよく燃え広がったと思われる。火が出てからでは逃げるのは困難で、建物内の入退室の管理や荷物のチェックなどのセキュリティー強化が必要だ」と指摘しています。
引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190718/k10011997831000.html
なんとも辛すぎるニュース。
亡くなった方々のご冥福をお祈りします。また負傷された方々の
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