実家にある超古いエアコン。(1995年製でしたので、2018年現在から考えると23年前w)
これって使えるの・・・?
急遽、その部屋のエアコンが必要になりまして、フィルターは掃除したものの果たして使えるのか!?
結論から言うと、「使えました!」
このページでは、古いエアコンを使うまでに考えたことなどをまとめていきたいと思います。
古いエアコンはハチに注意!
使ってないエアコンの室外機はハチさんが好むようでして、巣を作るみたいです。
ミツバチなら可愛いものですが、どうやらスズメバチも巣を作るようなんですね・・・。古いエアコンを使う前に、ハチの存在にお気をつけください。
室外機ってハチが巣を作るんや・・・。
調べてみてびっくりだったよ。私の場合、幸いなことに蜂の巣はなかったよ。
スズメバチ対策は専門の業者を
スズメバチの巣を素人が駆除しようとなると、かなり危険が伴います。
命に関わる可能性もあるので、「節約・・・」の気持ちは捨ててください。
古いエアコンを使う前に考えたいこと
買い替えvs電気代
古いエアコンは電気代が高いと言われます。その通りです。
でも、
エアコンの買い替えを考慮すると、どちらが安くなるかと言われたら微妙なところ・・・。
- 1日にエアコンをどのくらい稼働させるのか?
- 部屋の広さは?
- 温度はどのくらいの設定で稼働させるのか?
などで料金は変わってきます。
エアコンヘビーユーザーなら古いエアコンを使うよりは、新しいのを使った方がいいでしょうね。
ポイントは冬にどれくらいエアコンを使うかどうか
私が思う、エアコンの買い替えポイントは、
「冬にどれくらいエアコンを使うのか?」
です。
というのも、夏と冬でエアコンを使う場合、冬の方がお金がかかるんですね。
例えば、
- 夏:気温36度、冷房温度26度
- 冬:気温5度、暖房温度22度
で比べた場合、室外と室内の気温差は、
- 夏10度
- 冬17度
になります。
つまり、外の温度との気温差が大きい冬の方が、エアコンが頑張らないといけないんですね^^;
そのため冬にエアコンをガンガン使う人はお金がかかってしまいます。
暖房は空気が乾燥するから、ワイはあんまり使わないわー。
私も。だから古いエアコンでも『買い替えない』という判断をしたよ。
古いエアコンが使えるかどうかの判断
「買い替えない!」を選択したのであれば、まずはエアコンが使えるかのチェックをしましょう。
- フィルターのホコリをお掃除する
- コンセントのホコリもお掃除する
- 室外機の周りに物がないかチェック(ハチに注意)
- ブレーカーが入っていることをチェック
- エアコンのコンセントを入れる
- リモコンに電池を入れ、リモコンが動くかの判断をする
- まずは『送風』をつけて10分ほどエアコンを起動させてみる
- 異音がしないかチェック
- 冷房にしてみて、冷えた空気が出るかどうかチェック
- エアコンから水漏れしてないかチェック
ですね。
これでエアコンが正常に動くのであれば、冷媒ガスが漏れていることもなさそうなので、『使えるエアコン』と言うことになります。
ガスが漏れている場合は・・・業者を呼んで修理する必要があります。が、古いエアコンなら買い替えた方がいいかと。
業者を呼んでガス補充にかかるお金はこちらの記事を参考にしてみてください↓↓↓
嫌な臭いを取るために冷房をフル稼働させよう
古いエアコンはどうしてもニオイがち・・・。
あの嫌なニオイを軽減させる方法があります。
その方法とは、
- 部屋の窓を全開にして喚起する
- エアコンを冷房にし、最低温度で起動させる
- 1時間付けっ放しにする
エアコンを低い温度で稼働させると、暖かい空気がエアコン内部の熱交換器で冷やされ、結露がおきます。そうなると、臭いニオイの元になる成分が結露の水分に溶け込み、それが洗い流されて『ニオイが消える』というわけです!
知らなかった!使える知識やね!
でもデメリットが1つだけあります。それは・・・「電気代がかかること」です。気温差が大きくなる真夏の前にやっておきましょう。
使えるエアコン知識
室外機に直接日光を当てない
室外機に直接日光が当たると、冷房の効きが悪くなります。ですから室外機が直射日光が当たるような場所にある場合、室外機用の『日よけ』を取り付けるのがいいです。
室外機の周囲はスペースを確保
冷房を使うときは、室外機は熱を逃がそうとします。室外機の近くにモノがたくさんあると、熱を逃がすのを邪魔しちゃいます。
エアコンを長く使いたいなら、モノはどけておきましょう。
エアコン専用の洗浄スプレーを使う
古いエアコンの内部はカビだらけです^^;
それを洗浄するためには『エアコン専用の洗浄スプレー』を使うのがいいのです。ただ・・・数年使い続けた頑固な汚れが、スプレーだけで落ちるのかは疑問なところ。
「ニオイを取る!」という意味では、このスプレーでも効果ありでしょう。エアコンの下には新聞紙かぞうきんなどを敷いてから使用しましょう。
もうちょっと本格的にお掃除したい場合はこちもいいですね。
ガチでエアコンを洗浄するなら
ガチで個人でエアコンを綺麗にやっちゃおう!と思うのであれば、こちらを揃えておくと、毎年綺麗なエアコン環境を作れるでしょう。
全部買っても1万円しないくらいですし、やる気のある人なら買ってもいいですね。
こちらの動画が参考になります。
参考になりますね〜。ありがたい。
エアコンファンとフィンの違い
エアコンファンとは空気が出てくるところでして、古いエアコンはそこにびっしりとカビが生えているはずです。
フィンとはエアコンの外蓋をパカっと開けて、フィルターを取ったらら見える鉄っぽいところのことです。ここは冷却フィンやら熱交換器と呼ばれる“アルミ”の部分です。
アルミですから強い力で触ると簡単に曲がってしまうので、お掃除のも注意が必要です。
『エアコンの洗浄』とは、
- エアコンファン
- フィン(熱交換器)
の2つを洗浄することです。
私のイメージ的には、
- エアコンファンの掃除→ニオイがきれいになる
- フィン(熱交換器)の掃除→冷却・暖房効果が高くなる
という感じです。実際はどちらも相互作用があるでしょうが。
エアコンのカビを防ぐためには?
カビが生える原因は
湿気
です。
冷房を切ると、空気中の水分が冷えたエアコンないで結露します。そうなるとカビ菌はワンサカと増殖してしまいます。
これお防ぐためには
送風
でエアコン内を乾燥状態にします。これで驚くほどカビの繁殖を防ぐことができます。
最近のエアコンは冷房を切った後に自動で冷房が働きますね。うちの母親は「これ、切れてないやん!」といって、電源オフにしてましたけど・・・。無知って怖い。
古いタイプのエアコンは自動で送風には切り替わりませんので、冷房の後は1時間ほど送風モードにしてあげてください。
おわりに
古いエアコンはどうしてもカビが繁殖してますので、健康上よろしくありません。
古いエアコンをガチで使うのであれば、業者に頼むor自分でガチで洗浄するしかないのかなーと。(ただ、業者を呼ぶくらいなら買い替えてもいい気がします・・・)
私の場合、安いスプレータイプのでお掃除しただけですので、ニオイはなくなりましたがカビは完全除去できてはいません。とりあえずこのまま使ってみて、我慢できなくなったらガチで洗浄してみようかと思います!
今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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