Sonyのヘッドホンやら、Beatsのポータブルスピーカーやらやらで『音』の勉強をしていたら、まぁまぁ詳しくなってきました。ということで、この記事ではBluetoothとコーデックについて書いていきます。
1 コーデックとは?
Bluetoothイヤホン・ヘッドホンの話において、外せないのが『コーデック』です。
Bluetoothは無線通信なので、ケーブルを使う有線接続と比べるとどうしても一度に送信できるデータの大きさに制限がかかります。ですから、音楽を再生する側でデータを小さく(圧縮)してデータを送信し、イヤホン・ヘッドホン側でデータを戻すという作業が、Bluetooth機器では行われます。
データを小さくしたり、戻したりする圧縮技術のことを『コーデック』と言います。
1.1 コーデックの種類
データを小さくしたり、戻したりするコーデックにはいくつか種類があります。このあたりがややこしくなるポイントですね😅
Bluetoothの標準コーデックが『SBC』です。これが進化して、より圧縮効率が高くなりたくさんのデータを送信できるようになったのがAACです。高音質なコーデックを並べますと↓
- SBC(標準的なコーデック。商品に特に記載がない場合、SBCと考えてOK)
- AAC(一般的)
- aptX(一般的)
- aptX HD
- LDAC
LDAC(エルダック)はソニーが開発した音声圧縮コーデックです。Bluetooth接続でありながら、ハイレゾ音源並の音質を楽しむことができるってやつですね。Bluetooth接続で最高の音質を楽しみたいのなら、LDAC対応製品がいいでしょう。
1.2 イヤホン・ヘッドホンだけがすごくても意味がない
値段の高いイヤホン・ヘッドホンを購入するだけでは、最高の音質は楽しめません。というのも、どれだけイヤホン・ヘッドホンが高音質なコーデックに対応していたとしても、音楽を送る側の再生機がショボかったら意味がないからです。
イヤホン・ヘッドホンがaptXやLDACに対応しているのであれば、再生機もaptX・LDAC対応のものを選びましょう。そうでないと標準コーデックのSBCやAACの音質になります。
1.3 Bluetooth接続でハイレゾ音源を楽しみたいならLDAC
Bluetooth接続でハイレゾ音源を楽しみたいのであれば、
- LDAC対応のヘッドホン
- LDAC対応の再生機器
- ハイレゾ音源の曲
を手に入れる必要があります。
なかなかめんどくさいですね。「詳しいことはよく分からないけれど、ハイレゾ音源をBluetoothで楽しみたい!」という方は、ソニー製品で固めるといいかと思います。
ノイズキャンセンリグが最高!と言われているヘッドホンですね。3万円もするヘッドフォンですので、もちろんLDACに対応しております。私はこれの旧型を持っております。
LDAC対応の再生器は、こちらのウォークマンが良いのではないでしょうか。
あとはハイレゾ音源の入手だけです。ハイレゾ音源を提供しているサイトはいくつかありますが、こちらがいいのではないでしょうか↓
ハイレゾ音源探すなら!日本最大級の配信サイトe-onkyo music!>ハイレゾ音源とは?ハイレゾを聴くために必要なものを調べてまとめてみた
おわりに
Bluetoothとコーデックについての話を書いてきました。音質にこだわりりがなければ、AACやapt-Xで十分です。私の耳は、その音質で十分に満足できる耳なので、お金がかからなくてすんでいます笑。
それでは!
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